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  3. 佐々木 なおこさんのレビュー一覧

佐々木 なおこさんのレビュー一覧

投稿者:佐々木 なおこ

1,066 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本ボクの音楽武者修行 改版

2024/04/17 19:44

世界的指揮者への道 若き日の小澤さんは

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

Eテレで放送中の「理想的本箱」君だけのブックガイド。
選書は幅允孝さんで、「勇気が欲しい時に読む本」として紹介された3冊のうちの一冊です。

『ボクの音楽武者修行』(小澤征爾、新潮文庫、1980)。

世界的な指揮者として名高い小澤征爾さんの若き日、彼が記したエッセイでその日々が鮮やかに蘇ります。
海外に行くこと自体が珍しかった当時、言葉はあまり通じなくても、彼の明るく、誠実で、
体当たりの行動が、世界的指揮者への道に続いてゆく。
家族へ宛てた手紙が、これまたよくて、ほろり。
表紙イラストは東君平さんでした。
なんか馴染みがあるなぁと思ったので、うれしかったです。

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紙の本くんちゃんのはたけしごと

2024/04/10 20:21

ほのぼの、ドギマギ、しっかり愛情のくんちゃんファミリー

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くんちゃんとお父さんとお母さんのシリーズ本。
くんちゃんファミリーのほのぼの、ドギマギ、しっかり愛情、
たまらない魅力がいっぱいの一冊です。


今回は、興味津々のくんちゃんが畑仕事に挑戦です。

くんちゃんのお父さんが畑仕事をしているところに、あらわれたくんちゃん。

「ぼくも はたけしごとの おてつだいしていい?」
「ああ いいとも」

くんちゃんはお父さんの言うことをしっかり聞いて
畑仕事のお手伝いをしているつもりが、
いつもなんだかお父さんの作業の邪魔ばかりをしているみたい。

「ちがう ちがう」お父さんは叫びました。

くんちゃんは畑の端に座って考えました。
そうして、お父さんのすることをしばらくじっと見ていました。

その後のくんちゃんの活躍ぶりをご想像ください。

最後のページでは、くんちゃんが畑で摘んだ花をお母さんにプレゼントしてましたよ。

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紙の本にっぽん桜めぐり

2024/03/18 15:41

この一冊で、日本の桜見物!

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今年も桜だよりが届くころになりました。

桜!
にっぽんの春の代名詞ですよね。

北海道から沖縄まで、
日本の津々浦々で咲く桜を写真家の深澤武さんが撮り集めました。

桜の遠景も、桜のさんぽ道も、お城の桜も、夜桜も!
この一冊で、日本の桜見物、
写真が美しく、ため息の連続、です。

プロローグで紹介されている奈良県吉野町の吉野山。
全山を覆うように咲くヤマザクラの見事なこと。
裏表紙の枝垂れ桜も忘れられない美しさ、です。

桜の咲く時期は別れと出会いの時期とも重なり、
いろんな思い出は胸にあふれかえってきますね。
巻末には紹介された桜の場所が一覧があります。

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自称「座頭市流フィールドワーカー」としての日々

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著者の広瀬さんは13歳の時に失明され、現在は
自称「座頭市流フィールドワーカー」として、多方面で活躍されています。
先日、こちらでレビュー投稿したばかりの点字付き絵本『音にさわる』の著者でもあります。
この一冊には広瀬さんが全国各地で講演会をされた時の内容や、
勤務先である国立民族学博物館でのこと
日々の出来事が綴られていました。


タイトルの触常者。
彼は視覚を使えない触常者は日常生活において種々の不利益を被ってきたが、
触文化(さわって知る物のおもしろさ、さわらなければわからない事実)の魅力を、
熟知するのも触常者なのであると、言います。

ははぁ、読んでいて未知の世界の扉がぐんとひらく感じです。

印象深いところ、ちょっと長いですが引いてみますね。

「講演会の帰路、桂浜に立ち寄った。
たくさんの観光客が雄大な太平洋の風景に目を奪われていた。
景色を見ることができないのは残念だが、
僕は波の音、風の流れで太平洋を楽しんだ。
健常者が見ているのも、所詮は太平洋のごく一部でしかない。
重要なのは部分から全体を思い描く想像力。」

活動の一つとして、広瀬さんは「キッズプラザ大阪」で、
子ども向けの暗闇体験イベントを担当されているそうです。
そのイベントで音読される自作の詩がこれまたとても素晴らしい。
タイトルは「 明けませんでおめでとう」。
最初のフレーズだけ、引いてみます。

明けませんでおめでとう
僕には明・暗がない
僕の目の前には闇が広がる
闇には前後・左右・上下がない


続きはぜひ本書で読んでいただきたいです。

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紙の本ゆめぎんこう

2024/02/22 12:05

夢を買って、夢のアメにして、それを売っています

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ゆめぎんこう、
ここはお客様の夢を買って、夢のアメに変えて、そしてそのアメを売るところです。

ゆめぎんこうの店内には、
色とりどりのアメが入ったガラス瓶がずらりと並んでいて、
それはそれは素敵です。

ゆめぎんこうの店主はペンギンのぺんぺん、
そうして夢を食べるバクのもぐもぐがいつも一緒です。

ゆめぎんこうは夢のアメを売るだけではなくて、
夢の買取もしてくれるのです。
ただし、それは一人一年に一回だけです。

ある日、夢の買取を依頼され、ぺんぺんともぐもぐは、
依頼主の家に出かけました。

そこで待っていたのは…。

色とりどりの夢のアメが美味しそうで、
思わずゴクリ。
表紙をじっくり見ていると、
あれ!ぺんぺんの横にはもぐもぐがちゃんといるではありませんか!
耳だけちょこんと見えてます。
ぺんぺんにとっては、そばにいてくれるだけで心強いもぐもぐの存在。
こんな二人の「ゆめぎんこう」。
何度も何度も出かけたくなります。

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尾道と猫、相性がいいですね

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尾道市立美術館の警備員さんと
そこに出入りしたくてたまらない猫のこと。
何度かニュースやネット動画で見かけて、ほのぼのしていましたが、
こんなすてきな本が誕生していたのですね。
写真とマンガでいろいろ楽しめます。

ケンちゃんとゴッちゃん、2匹の猫さん、
そうして2匹の猫さんにとって特別な存在の警備員さんとのやりとり。
「どうして入れないの?」と見上げるゴッちゃん、
何度も何度も抱きかかえられて不満だけど嬉しいそぶりのケンちゃん。
かわいすぎます。


尾道の風景に溶け込んだような猫たちの写真が
たくさんあります。
春夏秋冬、いろんな尾道の風景も楽しめます。
桜のじゅうたんでくつろぐゴッちゃん(28ページ)を
ぜひ見ていただきたい。

尾道と猫、
やっぱり相性がいいですね。

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紙の本ネコノテパンヤ

2024/02/21 08:13

霧の日、パン屋さんのお店番

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坂の町、
霧が出た日のことです。

坂の途中にあるネコテパンヤさん。
ネコの手のようにちいさな、お客さまが一人でちょうどいい大きさのパン屋さんでの
お話です。

「ちょっとだけ おみせばんを してくれる?」
急ぎの配達を頼まれたママから、お店番を頼まれたななえちゃん。

「うん、いいよ。」
ななえちゃんは張り切って返事をしました。

はて、さて、どんなお客さまがいらっしゃるのでしょうか。
ななえちゃんはドキドキです。

カラ~ン コロ~ン

店の戸を開く音が聞こえてきましたよ。

うれしそうにパンを見渡すお客さま。
「おすすめは どれですか」

ななえちゃんは嬉しくなって、自分が一番大好きなパンをおススメします。

そのお客さまの顔を見ると、なんと帽子の下から長く伸びた髭が見えました。

「えっ?もしかして ねこ…?」

ななえちゃんのお店番が、なんともかわいくて。
お客さまとのやりとりにも、にっこりでした。

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「さわらないとわからない」「さわらないと楽しくない」絵本

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とてもすてきな一冊に出合いました。

点字つきの触る絵本です。

主人公は表紙にご登場の緑色の「さわる」君。
全身が手で、杖を持って、音を探しにあちこちへ出かけます。

春には桜と出会い、
夏には木にとまったセミに、
秋には落ち葉のじゅうたん、
冬にちらちら降る雪に。

さわる君は言います。

目にみえない「手」で
音にさわろう。

そうです。
さわる君が持っている杖は、目が見えない人が用いる白杖から発想したもの。
この絵本の作者、広瀬浩二郎さんは目が見えない研究者で、
大阪の博物館で働いておられます。
広瀬さんは自らを21世紀版の耳なし芳一と言われ、あとがきで、
白杖を持つ日々のことを分かりやすく教えてくれます。
そして、目に見える人には、分からない世界、例えば、杖は目の代わりをしているだけではないことを、
それはまるで地面を白杖でたたくことが自分が打楽器奏者になって、地球の鳴らし方を工夫している、
そんな不思議な気持ちになるということを教えてくれました。
私はここのところを読んで静かに感動しました。

「さわる」君はとてもかわいいです。
そして春夏秋冬すべての季節の風景が、色も、登場する花や木や鳥たちも
思わずにっこりしてしまうようなすてきな絵で描かれていて、しかもそれが点字なのです。


「さわってわかる」「さわって楽しい」だけでなく
「さわらないとわからない」「さわらないと楽しくない」絵本を完成させるのが僕たちの目標だったと広瀬さんが言われてました。

なんかこう、自分の言葉が足りなさすぎで、もどかしいばかりですが、
この絵本を一人でも多くの人に知って欲しいと思いました。

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旅するわたしたちのこれまでとこれから

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なにしろスケールが大きい。
これは世界の見る目が変わりそうな絵本です。

「人の行くところに 道はできる」
から始まります。


「どんな旅も、はじめの一歩から。」
そう、わたしたちは裸足からはきものを履くようになったのです。


「歩くのはくたびれた?じゃあ、乗ろう!」
それから乗り物を発明して、遠くまで行けるようになる。
山を越え、海を越え、、。
世界のてっぺんも、海の一番深いところも、
さらには宇宙まで!

ページをめくっていると、ドキリとする表現に出あう。
「なにもかも急速に進むときは、自分をみうしなわないことが、たいせつ」
「国境って、へだてる線ではなくて、出あうための線かもしれない。」


「風や水は、なんて自由に旅をするんだろう。
境界なんて知らないし、止まることもないし。」

旅するわたしたちのこれまでと、これから。
とんでもない量の情報がぎっしり詰まっている一冊です。
色使いと細かく書き込まれた絵が魅力です。

「わたしの道は、ほかの旅人の道と交差する。
一人ひとりが、自分だけの物語をもっている。」

あっちにも、こっちにも、わくわくの種が見つかり、
次の世界が「おいで、おいで」と呼んでます。
自分の響くところを深く深く掘りたくなります。

ソフィア・ヤブロンスカ、ジャンヌ・バレについて知りたくなりました。

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シンプルな台所への道  まずは「ありがとう」容器を

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新年早々、台所まわりをすっきりさせようという気持ちが高まっています。
はい、例年通り。
以前、ドミニック・ローホーさんが書かれた『マイバック』が良かったよなぁと思い出し、
この本を手に取ってみました。

シンプルな台所で、ミニマム・クッキング!
タイトルからして心惹かれます。

具体的なアドバイス、
例えば、調理器具は食器の数をどうするか、
食材の買い方や保存方法、
さらには調理の仕方まで、
台所まわりのシンプル化への第一歩が簡単に踏み出せそうです。

で、そのシンプル台所へのアドバイスの合間、合間に、いろんな作家や俳人の引用、
はたまた一般人の方々の言葉が組み込まれています。

特に目を引くのが、松尾芭蕉の俳句です。

煮麺の下焚きたつる夜寒哉
(低温調理とは実際にどういうこと?  のところ)、

蛤の生けるかひあれ年の暮
(肉、魚用プレート  のところ)

なんだかとても楽しくなってきます。

そうして、私がまずこれを実行しようと思ったのは、こちらです。
メルシー(ありがとう)と命名した容器に、少しだけ残ってしまった料理を入れて、冷蔵庫に保存。
そして、この容器がからにならない限り、何も買わないし、作らないと決めているそうです。
ドミニックさんの友人話でした。

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紙の本わたしクリスマスツリー 新版

2023/12/13 15:49

わたし、クリスマスツリーに なるために うまれてきたの

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佐野洋子さん作・絵のクリスマス本です。

1990年に初版刊行『わたし クリスマスツリー』が

2006年に初版刊行『新装版 わたし クリスマスツリー』になり、
さらに、2023年に『わたし クリスマスツリー 新版』となりました。

没後10年以上になる佐野さん、
なんだかこの時期に新版が出るとは、まるでクリスマスプレゼントようです。

「わたしは  きれいな町で クリスマスツリーに なるの。」

山のふもとの雑木林で生まれ育ったもみの木は
そんな夢をずっと持ち続けていました。

ある時、町へ向かう列車に、たくさんのもみの木が乗せられていることを知った
雑木林で生まれ育ったもみの木は…。

もみの木の大胆な行動にビックリ。
夢見る心と、はやる心、もみの木の一生懸命さが画面いっぱいから伝わります。
そうして、
最後にもみの木をやさしく包み込んでくれた素敵な場所とは!

「わたし、クリスマスツリーに なるために うまれてきたの。」

森の仲間たちやずっと見守ってくれていた年取った木、大きな星たちに囲まれた
もみの木は、すばらしいクリスマスツリーになっていました。

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本を読む生活、 ただ生きるのではなく、何かに憧れつつ生きる。

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「読書は僕たちをグーグルマップにする」

著者の苫野さんは大学で学生によくこう話されるそうです。
そうして、

「とにかく大量の読書経験を積んでみてほしい。(中略)
そうすれば、ある日突然、自分がグーグルマップになって、
摩天楼群を真上から見下ろし、入り組んだ迷路の全体像がみえてくるから、」  

と、続きます。
なんて魅力的!

「大量の読書経験を積めば、世界の見え方がまるで変ってしまう、と。
『教養を積む』とは、そういうことです。」

このきっぱりの言い方にしびれます。

そうか、そうか、
本を読むことはこんなに魅力的なのか!
読書の効用から、
読書の方法、
読書後のまとめ方、読書ノートの作り方まで、
思わず書き留めたくなるワードがちりばめられ、分かりやすくまとめられた一冊です。

例えば、
クモの巣電流流し、
ヘウレーカ、
言葉をためる、
などなど。

私が読みながら大共感したのは、ここです。

「わたしたちが見ている世界などこの世のごくわずかです。
いまの自分にはとても見通せないけれど、
いつかは手が届くかもしれない世界があると知ることは、
わたしたちの人生をきっと豊かにしてくれるにちがいありません。」

そして、続きます。

「ただ生きるのではなく、何かに憧れつつ生きる。」

まさに、これ!
読書とは、本を読み、教養を積み、言葉をためることは
生き方を変えるのです。

このちくまQブックスは
中高生をはじめ若い人たち向けの本ではありますが、
どの世代にも響くと、私は思いました。

そして、一冊の本には、著者だけでなく、編集者さんの思いもまたたっぷり詰まっている。
このことも深く心に刻みながら、本を読もうと思うのでした。

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「自分の身体は、自分で面倒をみる。」 と五木さん。

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夜中に目が覚めた時にはラジオを聴きます。

深夜放送はいろいろありますが、ここ数年はNHKのラジオ深夜便です。
その放送で五木寛之さんの回を聴いたことがありました。
それがなんとも心に寄り添ってくれる感じで、聞き逃し放送でも数回聴いたほどです。

五木寛之さんのこの一冊。
亡き母の本棚に並んでいました。
読みやすそうだし…と読んでみたら、これが本当に面白くて役立つ本だった。

彼が日ごろ健康管理のために日々行っている自己法の養生法がイラストたっぷりに紹介してあります。
さまざまな養生法や健康法を何十年となく試されて、結果として残った五木さんにとっての選りすぐりです。
それが究極の五木メソッド55!なんです。


心つかまれる言葉がたくさんありました。

「自分の身体は、自分で面倒をみる。
それが私の夢です。
それは義務ではない。
必要、というわけでもない。
面白いからやる。
楽しみとしてやる。
そんな感じです。」


今は90歳を迎えていらっしゃる五木さん、
養生の原点についてはこう言われてました。

「生きている自分を、少しでも楽にしてあげよう。
そして大切にしなければ。」

そして、
「生きている自分というのはすごいなぁ、と驚きと感動をもって思ってみる」とも。

養生法は一人ひとりに合う方法があり、
「自分ひとり」の独自メソッドを編みだしていただければと、あとがき五木さんは言われてました。

そう、ゴキブリ体操をまねてみました。
これ、とても気持ちよく、覚えている限りは続けたいなぁと思っているところです。

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本当の名画とは?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

地元の美術館へ行きました。
いろんな名画を見て歩き、
はて今日見た名画の中で、自分の部屋に飾りたいのはどれかな?と思う。
はい、この本を読んだ影響です。

いわゆる名画について、赤瀬川さんはこう言います。

「要するに自分の目で見ることなのだ。
人の目や言葉ではなくて、自分の目で見て嬉しいものが本当の名画なのだ」

そして、続いて
「自分が金を持参して買うつもりで見ること。」とも。

赤瀬川さんの絵画に対す数々の感想、
ふんふんと大いにうなづくところもあれば、
えええ、ここまで仰るのですね、と読みながらドギマギするところもあり、
でも赤瀬川さんがこう感じられるなら、そうかもと、思う自分もいました。

いやー赤瀬川さん、私への影響力、大きすぎ!
しかしー
なんと言っても赤瀬川さんは「老人力」の師匠なので、それはそれで納得なんです。
私、本を読むときは著者との一対一と思っているので、沁み込む著者さんの場合は影響力大ですね。

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紙の本ひよこはにげます

2023/11/08 14:24

逃げて、逃げて、行きついた場所は

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幼児絵本シリーズ、
2才~4才むきの五味太郎さん絵本です。

表紙のひよこ、かわいくて、かわいくて。

最初のシーンはひよこが家から逃げるところ。
家の2階にはお父さん&お母さんらしひよこがいます。
1階には逃げるひよこの兄弟たちかな?玄関の所で見送っています。

次のページからは、ひたすら逃げるシーンです。
あれ、いつの間にか一緒に逃げる仲間のひよこが増えてます。

にげて、
にげて、
にげて、
にげて、

さて、さて、逃げて行きついた場所はどこでしょうか?

裏表紙のひよこ、「どうだ!」みたいな顔をしていて、
それが、またかわいいのです。

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