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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2001/04/16
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波現代文庫
  • サイズ:15cm/301,13p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-600049-9
文庫

紙の本

街並みの美学 (岩波現代文庫 学術)

著者 芦原 義信 (著)

【毎日出版文化賞(第33回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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街並みの美学 (岩波現代文庫 学術)

税込 1,540 14pt

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

実に重みと薀蓄のある著作で、21世紀に生かされるべき考え方を示す

2006/06/11 21:17

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 建築家にして東大教授を務めていた芦原義信氏の街並みに関する著作である。内容は街並みの美しさに関する考え方を述べたものである。本書には街並みのみならず、西洋と日本の建築の違いなどについても触れられていて、大変読みやすく説得力がある。専門書に近いのだが、構えて読む必要はなく、リラックスして読めるところに特徴がある。それというのも、作者がそれまで集めてきた世界中の写真や絵が豊富に使われているからでもある。
 本書はまず、建築の要素である天井、壁、床の話から始まる。人間が定住するための住居は、その気候、風土によって大きく左右されるという。その上で、日本の住居、海外各地の住居について解説してくれる。分かっていたつもりでも再び納得させられる。ここで強調されているのは空間の外部と内部という意識である。
 これが街並みの如何に大きく影響していると言うのである。街並みとはよく使われる言葉であるが、街並みは何によって構成されるのか。当然のこととして建築物、街路、広場などである。これらが街並みの要素であるが、この他に手段として掘り下げられた庭(サンクン・ガーデン)、建築物の街路からの見え方などの考察が披露される。
 広場は欧州、ことにイタリアの街ではよく見かけるが、わが国ではきわめて乏しい概念である。近年の再開発ではポケット・パークなるものが出現しているが、本書では嚆矢となるニューヨークのパレイ・パークやロックフェラー・センターにあるチャネル・ガーデンを取り上げている。
 街並みと直結するものに、街路に並ぶ建物に取り付けられている屋外広告看板(そで看板)がある。著者は銀座通りの街並みを規定する建物輪郭が、これらの広告看板で隠されて、ほとんど見えにくくなっていることを指摘する。これでは建物の輪郭線が見えてこないので、景観の豊かさが失われるという。
 最後に作者は、世界の街並みを論評している。イタリアのチステルニーノ、イランの古都イスファハン、インドでル・コルビュジェが設計したチャンディガール、ブラジルのブラジリアなど豊富な例が分析されている。
 本書は1979年に発刊されたものなので、もう四半世紀以上が過ぎているが、都市の成り立ちから始まって、様々な都市、建築、街並みに関する著者の思いが伝わってくる。都市や建物の外観をよくしようと主張する著者であるが、チャンディガールやフランスのユニテ・ダビタシオンのように住民の忍耐に依存するようなものは否定している。それにしてもわが国の無秩序な都市の外観(街並み)を何とか改善しようという意欲が溢れている。銀座通りや日比谷公園の具体的な提案もある。
 潤いのある街に住みたいものだが、居住者自身が意思を示し行動しなければならない。自治体だけを当てにしていたのでは、容易には実現しないであろう。著者は残念ながら3年前に亡くなったが、建築家からのこうした継続的な提案が人々を動かしていくのだと思う。

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紙の本

疑問の点はあるが興味はつきない

2008/07/09 20:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本の建物は靴をぬいで内部にはいるというところから,西欧の建築や街並みとのおおきなちがいが生じていると著者はいう.また,日本の建築が柱でささえられるのに対して西欧の建築が壁でささえられてきたことも対比している.靴をぬぐ習慣はいまもかわっていないが,日本の住宅もツーバイフォーのように壁でささえて厚い断熱材や二重窓などで外部から遮断するようになってきている.それをかんがえると,はたしてこのちがいが今後もうけつがれていくのかどうかは疑問におもえてくる.

著者はまた,ル・コルビュジエのような近代建築家が設計した都市は建築間の距離がとおいため徒歩には適さないことを指摘している.その例として,くるまをもたないひとがおおいインドのチャンディガールをあげている.著者はコルビュジエが現場にいくことをあまりこのまなかったことを指摘しているが,そのために人々の生活にあわない都市空間がつくられたのだろう.それでいて「今から数百年たった将来,もし今日の建築が存在するとしたら,おそらくコルビュジエの建築だけだろう」とも書いているが,現場をみずに設計した建築が将来は生活にあうようになるとはかんがえられないから,なぜコルビュジエの建築がのこるのか,わからない.

いろいろ疑問の点はあるが,著者の指摘に興味はつきない.

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2007/09/17 02:25

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2007/07/01 16:45

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2007/08/15 23:25

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2009/11/01 23:27

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