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どうぶつの国 7 (講談社コミックスマガジン SHONEN MAGAZINE COMICS)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:6,617円(60pt)
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紙の本
クオウのノート
2021/05/23 11:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
よく少年漫画や戦う系の少女漫画などでは主人公がその身には到底大きすぎる理想や責任を背負ってしまいがちだけど、今回タロウザはその葛藤を経て手の届く範囲を守り抜くことが大事という気づきになるところが胸を打たれます。
ひとりひとりがそういうことをできていければ、いいのになと思わせてくれます。
ただ物語としては、そんなことも言ってられないのでまたここからの展開があるのでしょうけども。
紙の本
苦渋の決断
2015/08/21 14:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴリラが守る都市ジーン・グレイルで、タロウザは5人目の人間リエムと出会い、かつて、クオウという人間が残した、肉食動物も食べられる植物、永遠の実が存在していることを知る。しかし、ゴリラたちは、それが争いの種になることを恐れ、その楽園から実を持ち出すことを許さない。
そんな楽園に、どんな生物よりも強い力を持つキメラを従え、ギラーという人間がクオウの遺産を狙って襲い来る。そのキメラには、ゴリラの集団も全くかなわない。そんな時、タロウザの新しい能力が目を覚ます。
どうぶつの国になぜ5人しか人間がいないのか。彼らがどこから来たのか。そして人類はどうしていなくなってしまったのか。それらの謎がついに明かされる。
また、タロウザの描く理想、肉食動物も草食動物も手を取り合ってくさせる世界を実現させる手段も、現実に存在していることが示される。だがそれを実行した場合の、どうぶつの国が抱えるであろう痛みの大きさは計り知れない。
目の前に理想はある。それに手が届く。しかし、それをすれば犠牲になるものも現れる。身近な調和が失われるかも知れない。そんな相反する思いに引き裂かれそうになりながら、タロウザは苦渋の決断を迫られるのだ。