紙の本
戦車がツマになる
2010/11/08 08:28
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文春文庫の「丸かじり」シリーズが200万部を超えたそうです。
慶賀!
文春文庫の親ともいえる単行本があるわけで、これはこれでたくさん売れているはずで、いやいやそのご先祖様ともいえる「週刊朝日」の連載もあるわけで、ぱちぱち(算盤はじいています)、一体「丸かじり」シリーズにはどれだけの愛読者がいるのでしょうか。
もちろん、隠れ「丸かじり」ファンもいるでしょうから、いまやその勢力は増すばかりです。
もしかしたら、和田誠さん絵になる文春文庫を踏み絵みたいに踏まそうという策略が一部出版界から持ち上がっているかもしれませんが、私などは恐れ多くて踏めません。
何故これほどまでに「丸かじり」シリーズが人気があるのか。
この文春文庫『パイナップルの丸かじり』の刺身のツマ(文庫解説)を担当された漫画家の吉田戦車さんによれば、「「とりあえず試す。とりあえず食ってみる、行ってみる」という東海林さんのフットワークの軽さに感銘を受けた」ということになります。結局人って火事場の見物みたいなことが大好き。きどっているより、地べたをみているのが性に合っているのだと思います。それは大岡政談や水戸黄門がいつまでも庶民に愛されているのと同じような気がします。
これは東海林さだおさんの漫画に共通していることですが、どこにでもあるようなことを表現することで多くの愛読者がついています。だって、普段即席ラーメン食べてる人が高級レストランでフランス料理食べてもおいしくないに決まっているもの。
そういう普段着に魅力があるかぎり、「丸かじり」ファンは増え続けるでしょう。
慶賀!
◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。
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東海林さだおのエッセイは、読めば読むほど面白さが増してくる不思議。
「西瓜育成日記」「パイナップルは女王様」あたりが面白かった。
文章本体ももちろんだけど、挿絵、それに添えてある言葉にも味がある。
MVP:なし
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おなじみのショージ君節全開。寝る前に読むと面白いので夜更かししてしまうのと、腹が減ってしまっていけないのはわかってるんだけど……読んじゃいます。
話自体は2005年のものなので、懐かしさも少し混じるのはご愛嬌(文庫だから仕方ない)。
詳しくはこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2010-11-02
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今、東京ばな奈 まで読んだところで
解説で吉田戦車さんのイラスト 見ぃつけたっ
こういう食エッセイなんですねぇ
面白いです
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中盤に出てくるお弁当の話に負けて、駅弁を買いに行きそうな雰囲気です。(^^
やはり、コンビニ弁より駅弁だよね。ご飯がちょっと堅い感じの。(^^;
パイナップルも美味しそうだけれど、一つまるまる買うと明らかにもてあましそうだものなぁ。
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ショージ君の丸かじりシリーズはどれもタイトルが似ているので、どれを読んだかわけがわからなくなる。しかしまた適当に取り出して読み返してあははと笑うという用途なので特段困らないわけですが・・。パイナップルの丸かじりは2010年10月に文庫化されましたが、中味は2005年の日本というかその中でも東京もしくは関東の「食」がつまっています。1000円バーガーとか、冬ソナ弁とか、ちょっと懐かしい話題も。
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なんか久々に。
中学・高校の時は近所の図書館でよく借りてたんだけどなー。
まだこのシリーズが続いてたことに感激。変わらない文体と内容にまた感激。
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「冬ソナ弁当」を買いに新宿へ。最後の1個をただちに取り上げ、小踊りでレジに直行する。6切れのトンカツをどの部分から食べ始めるか悩み、らあどん・カレーラーメン・自販機おでんにも果敢に挑む…おもしろい「食」を求めて、今日もジョージ君は大忙し。文春文庫「丸かじり」シリーズも200万部突破です。
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食欲を煽るエッセイは、それだけで罪深い。納豆に砂糖という地域があるとは聞いたことがあるが、納豆に味噌って発想はなかった。一度試してみよう。
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著者名は存じていましたが、初めて読みました。
なるほどー脱力系おもしろ食エッセイですね。
むしょうに食べたくなるのはなぜなんでしょう(笑)
おぢさんて羨ましいなあ、と久しぶりに思いました!!
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丸かじりシリーズ、以前はたぶんイラストが苦手なのと文章が少し苦手で読めなかったけれど、いまはこの文章を読むと落ち着く。
片っ端から読んでいる。
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先月、目標にしていた月3冊の読了が叶わず、3月に入ってから慌てて読む。予想通りというか、すぐに読み終わりました。それにしても、読んでいて思わず声を出して笑ってしまう本って(それも毎回)凄いですね。
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
「冬ソナ弁当」を買いに新宿へ。最後の1個をただちに取り上げ、小踊りでレジに直行する。6切れのトンカツをどの部分から食べ始めるか悩み、らあどん・カレーラーメン・自販機おでんにも果敢に挑む…おもしろい「食」を求めて、今日もジョージ君は大忙し。文春文庫「丸かじり」シリーズも200万部突破です。
オクトーバフェストと花火弁当は笑わせていただきました。
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今回の丸かじりは、時限的サービスの流行りモノの食に挑んでおられる。とはいえ、書かれたのが9年も前のことだから今となっては古いし、もう提供されていない食が多いのが残念。新刊を読まなきゃいけないね。
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【食べたくなったもの】
ジンギスカン⇒というか羊肉なら何でもいいやw
極附弁当⇒\3800ですと!一度くらい食べてもいいかもw
フィッシュカツ⇒徳島名産だそうな!アテによさそう♪
卵かけご飯⇒前から気になっていたのだ。新宿BERGで挑戦してみよっと!!!