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さもさもさんのレビュー一覧

投稿者:さもさも

9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本

紙の本ストーナー

2016/10/24 21:52

これは私の物語だ…

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ある英文学教師の半生を描いた物語。20世紀の初め、アメリカ・ミズーリ大学に入学した農家出身のストーナーは、ある講義に刺激されて英文学の道を進むことになる…艱難辛苦にあふれた人生を送った彼は、幸せだったか?様々な捉え方ができそうな小説。そして、読み進めるうちに、自分のことが書かれているような気がしてくる。

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紙の本

紙の本春の庭

2014/08/17 08:15

現在と過去の交わり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

柴崎友香が『春の庭』で芥川賞を受賞した。今回はどうかなあと気になっていたので、とても嬉しかった。自分の贔屓の作家が評価されたことはもちろんだけれども、自分が好きだと思ってずっと追いかけてきた作家が晴れ舞台でテレビに映っているのを見れたのが、こんなに嬉しいとは知らなかった。

で、発売日にいそいそと本屋に行き、買ったその日に読みはじみた。柴崎作品のひとつのスタイルとして「古い写真などを通じて過去と現在が交錯する」というのがあるが、『春の庭』はそれがよりこなれてあからさまでないように描かれていたように思う。

僕も古い写真などを見るのが好きで、去年実家のリフォームのとき出てきた昔の写真には思わず興奮したものだが、それは柴崎友香の描くように、過去と現在の交わりに人生や社会や歴史の意義深さを感じるからだろうか、と思ったのだった。

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紙の本

紙の本ぼくの兄の場合

2018/09/09 16:14

戦争を考える今年の一冊

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

毎年夏には、戦争を考える本を読む。今年の一冊は、前線から帰らなかった兄の手紙や日記、戦後に兄や戦争を語った家族の言葉を、当時3才だった著者が振り返った、ある家族の戦後史。

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紙の本

紙の本ここにいる

2018/09/09 16:11

都市生活の孤独

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2013年に起こった「大阪市母子餓死事件」をモチーフに、舞台を台北に置き換えた物語。現代都市に生きる人の孤独を、主人公と彼女を取り巻く人々のモノローグで描き出す。読みながら自分の人間関係を振り返り、思い当たることに震撼する。

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紙の本

紙の本千の扉

2017/10/23 21:48

単なる群像劇ではない

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新宿のマンモス都営団地を舞台にした物語。単なる群像劇ではない。何人もの登場人物が、時代を超えて、完璧な存在感をもっている。終盤にかけて、ある人生に焦点が絞られていくのは意外だったが、読みおえて振りかえると、物語は初めからそこに向かっていたのだった。

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紙の本

紙の本ブルックリン

2016/10/24 21:48

今年いちばん

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アイルランドの田舎町に育ったアイリーシュは、働くためにアメリカはブルックリンに移り住む。未知の町で若い人生を謳歌する彼女がとある事情で帰郷したとき、そこに待っていたのは…
彼女と母親のやりとりが胸をえぐる。今年いちばんの本かもしれない。

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紙の本

絵の見方が変わる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ルノワールに描かれたピアノを弾く二人の女性―イヴォンヌとクリスティーヌの人生を軸に、その父アンリ・ルロルと印象派に代表される周辺の芸術家たちを描いたノンフィクション。また絵の見方が変わるかもしれない。

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紙の本

紙の本須賀敦子さんへ贈る花束

2018/09/09 16:12

我々と同じ目線で語られるエッセイ

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書店でたまたま見つけた。須賀敦子と面識ある方々の本が多く出版されるなか、我々と同じ目線で語られるエッセイは、新発見はないものの、自分の須賀歴を振り返るようで心地よい。初めて出会ったのが『本に読まれて』というのが僕と同じで、親近感を覚える。

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紙の本

紙の本空港時光

2018/09/09 16:09

作者の経験を様々な立場や年代の人に仮託した物語

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羽田空港と台北松山空港を舞台にした、それぞれ登場人物と時期が異なる10の物語と、著者の台湾旅行記からなる一冊。芥川賞候補になった前作より自身の体験を個々の物語にうまくまとめてあり、かつそれが様々な立場や年代の人に仮託して語られるので、説得力があった。

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