日本人でよかった・・・と思わずこぼしてしまう味わい深い時代小説
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時代小説というジャンルには、伝統と美学があります。そして、優れた時代小説は「人間」を描いているので、その時代の人々がどんなことに価値を見出していたかを教えてくるのです。読んでいるうちに、時代を超えて当時の人々の人生を追体験させてくれるような魅力があり、「日本人でよかった」と思える美しい人間模様が描かれた時代小説を紹介します。
眠れぬ夜の1人怪談!心にズシリとくるホラー小説
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気持ちがどこかそわそわとして落ち着かない夜は、ホラー小説をお供に1人怪談をしてみてはいかがでしょう。優れたホラー小説は単に怖いだけでなく、心の深い部分に語り掛けてくるような深みと重さをもっています。物語にのめり込むことによって、いつの間にか心が落ち着いているかもしれません。
もはや「新しい日本語」!海外生まれの日本語作家による風変りな小説
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日本語を母国語としない、外国人の日本語作家たちが書いた日本語はどこか変です。でも何が変か、はっきりとは言えません。ただしかし、それが「新しい日本語」であることは確かです。そんな海外生まれの作家たちが、それぞれの背景にある母国語の風を吹き込んだ、斬新な日本語で書かれた小説を紹介します。もちろん、ストーリーも十分に魅力的です。
職場は不条理の宝庫!?ふとそんな疑問を抱いたときに読みたい小説
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普段は特に変とも思っていない職場の慣例や決まりなどが、ふとしたきっかけで不条理に思えることってありませんか?あるいはふと我に返り、職場である役割を演じている自分を異様に感じた経験がある方は多いと思います。職場はずいぶんとオカシイ。そんな実感を得ることができる小説を紹介します。
あの傑作をもう一度楽しめます!夏目漱石のパロディ小説
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明治の文豪・夏目漱石。これまでにおびただしい数のパロディ小説が書かれてきましたが、そのなかでも秀逸で、漱石好きには必読とも言える本を集めました。『吾輩は猫である』『こころ』『夢十夜』『明暗』どれも漱石の代表作とも言える傑作ですが、それらをもとに新たな物語を創ろうという著者たちの蛮勇を噛みしめながら読んでください。
どのページから読んでも楽しめる!ストーリーがない小説
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小説は最初から順番に読まなければいけないとか、ストーリーが必要だとか思っていませんか?必ずしもそうではありません。筋がなくても楽しめる小説は存在するのです。では、そういった小説は何を楽しめばいいのか・・・、それを知る糸口になる本を紹介します。「一気に読んだ!」という感想は、必ずしも小説の質を保証するわけではないのです。
小説家の視点を追体験!?書き手の視点から小説が読めるようになる手引書
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今読んでいる小説を、自分自身が書いたと思いながら読んだことはありますか?作家がどのようにして小説を書くのかを追体験できれば、小説の読み方もより深まっていき、これまでと違った小説の楽しみ方ができるはずです。そんな小説家の執筆方法を知るための手引きとなる本を紹介します。小説を書いてみたい、という方にもオススメです。
驚きのスケール!架空の土地を舞台にした壮大な長編小説
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架空の町や国を舞台にしたフィクションはたくさんあります。ここでは、なかでも著者の想像力が半端なく発揮された、スケールの大きな小説ばかりを集めました。ページ数もたっぷりで、質・量ともにその世界観にどっぷりと浸かれます。実在しない土地も、ここまで過剰に描きこまれていると圧倒的なリアリティーをもって迫ってきます。
過酷な運命を疑似体験!運命に立ち向かう姿に胸が熱くなる小説
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自分では体験できないし、できればしたくないような過酷な運命も、読書として疑似体験するとなったらまた別ものです。「なぜ次々とつらいことが襲ってくるのだろう?」と心のなかで問いかけながらも、私たちはその物語に引き込まれてしまいます。読めば必ず胸が熱くなる、そんな過酷な運命に立ち向かう人々を描いた小説を紹介します。
未来の人類への警告?実現してほしくない未来が描かれたディストピア小説
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「未来は今よりもよくなっていてほしい」と誰もが思うものですが、SFの世界では「ディストピア小説」と呼ばれるジャンルが定着しています。そこで描かれるのは徹底的に管理をされていたり、見えないところで暴力が横行していたり、自由を奪われていたり、現実になってほしくない世界。まるで未来の人間に警告をしているような小説を紹介します。
南国リゾートへの旅行を疑似体験!?冷たい飲み物を片手に読みたい小説
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南国リゾートの蒸し暑い空気に包まれつつ、冷たい飲み物を片手に読書。そんな休暇を過ごせれば最高なのですが、実現させるのはなかなか難しいものですよね。それならば南国を舞台にした本の世界に入り込んで、その気分が疑似体験してみましょう。かの地の飲み物を味わいながら読書すれば、旅行している気分に浸れる小説を紹介します。
思わず音が聴こえてくる!?音楽が重要な役割を担っている小説
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小説を読んでいて文中に音楽の描写が出てくると、音楽が好きな人であれば「どんな曲なんだろう?」と気になった経験はあると思います。または小説がきっかけで知らない曲を聴き、好きな音楽ができた人もいるでしょう。ここでは音楽が物語のなかで大きな役割を担っていて、そこに登場する音楽を聴きたくなってくる小説を紹介します。
文豪はこだわりの食通ぞろい!?小説家たちの個性豊かな食歴がわかる本
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文豪と呼ばれる偉大な作家たちには、美食家や「食」に独自のこだわりを持つ作家が多くいました。作家の食の好みや生活を知ると、小説作品だけでは知ることができない作家の人柄や思考が見えてくるかもしれません。その作家が生きた時代を感じる食べ物から、今も続く老舗の一品などが登場し、グルメ本としても読める本を紹介します。
まるで少女マンガみたい!?童心に返ることができる名作揃いの少女小説
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学校の図書館などによく置いてある、女の子向けの児童文学は「少女小説」と呼ばれています。この少女小説には、少女マンガの原型ともいえる要素がたくさん詰まっています。しかも、長い間読み継がれてきた物語ばかりなので、名作揃いでクオリティーは折り紙つき。少しの間、素朴な物語世界に浸って、幼少時代を思い出してみてはいかがでしょう。
「ロボット」はSF小説から生まれた!?原点から現在につながるSF傑作選
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「ロボット」という言葉は今でこそ当たり前に使われていますが、実は20世紀初頭までは存在していなかった言葉なのです。この言葉が広く一般に認知されるようになるまでには、SFによるロボットのイメージの確立と、多くの作品によるその後の発展がありました。そこで、ロボットSFの原点、さらにその発展に寄与した名作SFを紹介します。
明日への一歩を踏み出せる!家族愛と友情が心に響く小説
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誰もが心の中になにかしら、「あのときこうしておけばよかった」という後悔や、未熟だった自分のほろ苦い思い出を持っています。そんな過去を持つ主人公たちが家族や友達の支えによって、進むべき道を見出していく作品です。読み進めていくと、自分の体験とシンクロして涙し、身近な人の大切さに気づかされます。
あなたは何世代に共感する?時代別に読み比べる若者小説
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新人類、バブル世代、ゆとり世代など、若者を形容する言葉や、彼・彼女たち自体の特徴は時代によって変わってきました。こうした若者の変遷は、小説にも大きく影響しています。そこで若者を描いた小説を発表された時期によって、世代別にわけて検証してみました。あなたはどの時代の若者に、最も共感できるでしょうか。
働くって素晴らしい!そんな初心を思い出せてくれる仕事人小説
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職種や年齢や性別に限らず、働くということは大変なことです。けれど大変だからこそ、仕事というのは大きな喜びをもたらしてくれる存在でもあります。だけど、そんな喜びも日々の忙しさで忘れてしまいがち・・・。そこで、情熱を持って仕事に没頭する登場人物たちの姿を追ううちに、「労働」の素晴らしさを再認識させてくれる小説を紹介します。
次のごはんが待ち遠しい!そんな気分にさせてくれる小説&エッセイ
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忙しい毎日のなかでおざなりになってしまいがちな食事ですが、「おいしい」「楽しい」と感じながら食べるだけで、どんな食事もごちそうに変身するから不思議です。そんな食べ物の底力を感じさせてくれる、食材や料理について語られた小説やエッセイを紹介します。読後はきっと、次の食事が待ち遠しくなるはずです。
『博士の愛した数式』だけじゃない!独特な世界観をもった小川洋子の小説
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第1回本屋大賞の受賞作であり、映画化もされた『博士の愛した数式』。80分しか記憶がもたない元数学者である博士と過ごした日々が綴られた、この小説に心を打たれた方は多いと思います。そんな方はぜひ、細やかな日常にスポットライトを当てた、小川洋子のほかの小説も読んでみてください。独特な世界観に引き込まれることうけあいです。
「言葉」そのものを、じっくりと味わいたくなる小説
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すべての小説は「言葉」の組み合わせでできています。どんなに壮大な物語も、分解していけば一つひとつの言葉になるのです。そんなロマンあふれる言葉そのものをモチーフにした小説や、言葉の新しい組み合わせに挑んでいる小説を紹介します。たまには起承転結ではないところで、小説の魅力を堪能してみてください。
懐かしさがよみがえる!小学生の頃の感覚が思い出せる小説
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子ども時代の感覚や感情は、大人になるにつれて忘れてしまうもの。ものすごく自由だった気もするし、ものすごく不自由だった気もします。読み進めていくうちに「ああ、この感じ懐かしいな」と、子ども時代の宝物みたいな思い出がよみがえってくるかもしれません。小学生の目線で書かれ、そんな気分に浸ることができる小説を紹介します。
小説家になりたい!書くことに目覚めた人が読んでおきたい指南書
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いつか自分でも小説を書いてみたいけど、どうやって書けばいいのだろう?作家という人種はどういうメンタルで生きているんだろう?作家一本で生活していけるのか?本好きな方なら一度は頭をよぎる疑問ではないでしょうか。そんな方たちの疑問を解消して好奇心を満たしてくれる、小説の書き方本です。
近い将来をのぞいている気分?未来予想ができるSF小説
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近未来を舞台にしたSF小説は、そこに近い将来に到来する世界が描かれている気がして、ついついチェックしたくなるものです。だけど、そういった小説には現代社会に警鐘を鳴らしている部分が多々あり、ゾッとする怖さもあります。パンドラの箱のように読み出したら後に引けない、スリリングな展開の日本人作家による近未来小説を集めました。
お腹が空くけどページをめくる手が止まらない!おいしいミステリー小説
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食べ物が出てくる本って、困ります。お腹が空いてくるけれど、読みかけのまま読書を中断したくはない。でも、食べながら読んでいたら、食事と読書のどちらにも集中できないし・・・。ミステリーでおいしそうな食べ物の描写が出てくると、もうたまりません。いろんな意味で読者を悩ませる、ミステリー初心者にもオススメの食欲と読書欲が刺激される小説を紹介します。
読めば明日の仕事の活力になる!戦うお勤め女子を描いた小説
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近頃ではビジネスの第一線で活躍する女性も珍しくないですが、女性が会社にお勤めするというのはいろいろな苦労がつきまとうものです。デキる女性へのやっかみ、夫など家族との関係など、戦っているものは人それぞれ。女性ということを強みにして働く女子を描いた、「明日もお仕事を頑張ろう」と思えるような小説を集めました。
危険だけど人生を変える出会いもある!旅の気分が味わえる小説
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「ロードムービー」とは旅の途中で起こるできごとを中心に描いた映画のジャンルのことですが、本でも「ロード小説」と呼びたくなるような旅そのものを描いた小説が存在しています。そして旅とは、楽しいことだけではなく、危険もあれば人生を変えるような出会いもあります。旅人を描いた小説を読んで、そんな旅の気分を存分に堪能してください。
苦々しいけど癖になる!読後にビターな余韻を残すミステリー小説
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ミステリー小説のなかには残酷な殺人や悲劇的な動機などから、読後に苦々しい余韻を残すものがあります。ただ読後が苦々しいからといってつまらない小説であるかというと、必ずしもそうではありません。そこで、苦々しい読後感を残しながらもおもしろくて癖になる、そんなミステリー小説を紹介します。
エンタメだけじゃない!伊坂幸太郎が描く文学的な小説
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エンタメ作家としての地位を確立し、数多くのベストセラーを残している伊坂幸太郎ですが、実は文学的な小説も数多く書いています。エンタメと文学。この解釈はさまざまありますが、ここではエンタメは「ストーリー重視」、文学は「メッセージ性重視」と定義することにします。エンタメ作家・伊坂幸太郎による文学的な小説を紹介します。
あの頃の気持ちがよみがえる!小中学生の繊細な感情を描いた小説
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小説にはいろんな年代の人物が登場しますが、小中学生の繊細な感情を描いたものもあります。そういった小説を読めば理解しがたい子どもの気持ちを知ることができ、初々しかったあの頃の記憶がよみがえってくるものです。そこで、多感な時期の感覚や気持ちを思い出すことができる小説を紹介します。大人にこそ読んでほしいものばかりです。