インプットをもっと豊かに!物語を読み解く力が身につく本
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同じ映画を観ても、物語から何を受けり、どう解釈するかは個々人で異なるものです。映画や小説、果ては世に流布する噂まで、込められた意味や裏に流れるメッセージを読み解き、自らのものにする助けになる本を集めました。良質なインプット法を身につけることは、魅力的なアウトプットにもつながるかもしれません。
奇書のためなら死ねる!?希少本や稀覯本に翻弄される人々を描いた物語
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古書や限定出版など極めて少ない部数しか出回っておらず、なかなか手に入らない珍しい書物やめったに見られない本は、稀覯本(きこうぼん)と呼ばれてマニアたちから珍重されています。中には貴重な本を入手するため、人生を賭けた人もいるほど。稀少な書物に翻弄された人々による悲喜交々のドラマを描いた、小説やノンフィクションを集めました。
日本民俗学の金字塔!『遠野物語』の世界観を楽しむための本
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『遠野物語』は日本民俗学の祖・柳田國男が明治43年(1910年)に発表した説話集です。岩手県の遠野地方に伝わる民話や伝承を聞き取り取材して編纂したもので、日本の民俗学の先駆けとしてだけでなく、その文学的価値も評価されています。柳田民俗学の出発点ともいえる『遠野物語』の世界観を理解する上で、参考となる解説書や評論などを紹介します。
ちょっと風変わり、でも愛おしい。さまざまなかたちの家族を描いた物語
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「家族」という言葉を聞いて、誰の姿が思い浮かびますか?同じ家で生活する血縁関係にある人たち、パートナー、そしてペット。家族の定義は時代によって変化しています。ここで紹介する本に登場するのは、一般的なかたちとは少し異なる家族の姿です。悲しみや悩みはあれど、読後は温かな気持ちで包まれる家族の物語をそろえました。
今の自分を受け入れて、一歩ずつ。深い絶望からの再生を描く物語
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予想外の事態に陥って何かを失った時、自分の無力さを思い知って落ち込んでしまうことがあります。周りの声もうまく届かなくなったそんな時、必要なもの。それはもしかしたら、自分の内側にこそ眠っているのかもしれません。ここでは、そんな体験が一度でもある人の心になら少なからず響くであろう、絶望からの再生を描いた物語を紹介します。
自己探求する実験的な物語。「文学」をテーマにした文学
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文学は主に架空の登場人物を描いてきましたが、豊かな実験精神を持つ作家のなかには既成の枠組みに満足できず、「文学」そのものを題材にメタフィクショナルな手法を取り入れる冒険者も存在します。表現者と批評家の視点を結びつける斬新な試みは、どんな奇抜な物語を生み出したのでしょう。ここにその一部を厳選して紹介します。
誰の人生に共感しますか?生き方の選択に迷い、揺れる女性を描いた物語
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進路、仕事、恋愛、結婚、出産・・・女性が人生で直面するあらゆる岐路。いくつもの選択肢のなかから自分だけの人生を選び取る一方で、その選択は時として深い後悔やかけがえのない人とのすれ違いを生むことも。結婚や出産がすべてではない現代において、あなたが共感する生き方は?揺れる女性たちの姿を描いた物語を紹介します。
あの人が逝ったあとも人生は続く・・・黄昏時に新たに始まる女の物語
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平均寿命は伸び続け、人生100年時代も近づきつつある現代。家族や友人、パートナーといった、自分にとってかけがえのない大事な人が去っていく場面に直面する機会も増えていくことでしょう。長い人生の後半戦、別れを経験してもなお続く人生を生きていく女性に焦点を当てた物語を集めました。
圧倒的な興奮が駆け抜ける!初心者でも夢中になれる競馬を巡る物語
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競馬には縁がなかった人でも思わず夢中になってしまう、そんな本をそろえました。騎手、調教師、馬主、そしてもちろん競走馬。あらゆる立場の人々の想いが交錯するドラマは読み応え充分。迎えるレース本番は、圧倒的な興奮が駆け抜けるはずです。読後には、競馬に関する知識も自然と身につきます。
過去はときに切なく、そして美しい。「記憶」にまつわる物語が楽しめる小説
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昔のことを思い出して楽しい気持ちになったり、ときには切なくなったり、私たちの心に眠る「記憶」は実にさまざまな感情を呼び起こします。ここでは、そんな「記憶」をテーマにした小説をまとめました。SFやミステリー、ファンタジー、そして恋愛まで、さまざまな角度から「記憶」を描いた物語の世界に浸ってみてはいかがでしょう。
ページをめくれば遠い世界へ。異国を旅する主人公が登場する物語
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ニューヨーク、ハワイ、パリ、上海、ブエノスアイレス。さまざまな目的を抱えた主人公たちが、異国を訪れる物語をそろえました。彼・彼女らを追って、知らない国の雑踏や漂う空気を感じながら、旅するように読書に没頭してみませんか。ここではないどこかに思いを馳せるのにぴったり、そんな小説を紹介します。
王者を支えた女性たちの光と影。天下人の妻を描いた物語
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日本史には、武力で政権を掌握し全国を支配下に置いた「天下人」と評される人物たちがいます。その陰には、彼らの活躍を支えた伴侶の存在がありました。奥向きを執り仕切り、他家との折衝に心を配り、時に自ら政務に携わる女性も。ここでは三英傑を中心に、天下人となった男たちの正妻を題材とする小説やコミックをそろえました。
ゴールインからスタートする物語!仲良し夫婦の結婚生活を描いたラブコメ漫画
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ラブコメ漫画で多いのは、主人公とヒロインが「付き合うまで」の恋模様を描いたもの。しかしここで紹介するのは、冒頭で主人公とヒロインが結婚をして、2人の「結婚生活」をメインに描いたラブコメです。なかでも、夫婦仲がとびきり良好なラブラブ夫婦の物語ばかりを集めてみました。ほっこりしたい時にオススメです。
今日から先は、新しい世界!あっという間に生活が一変していく出会いの物語
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誰かと出会ったことで人生が大きく変わった。そんな経験、ありますか?その瞬間は意識していなくても、おそらく誰にでも起こっているであろう運命の出会い。それは、何も恋愛に限ったことではありません。あなたの運命の人は、尊敬できる上司?それとも詐欺師?ここでは、その先の未来が変わるほどの出会いを描いたコミックを紹介します。
大阪文学。それは、いつの世も生命力みなぎる街で生きる愛すべき人々の物語
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いつも生き生きと活気に満ち、訪れる人を惹きつけてやまない大阪。お笑いの街、人情に厚く派手好きでおしゃべり、といったイメージが強いですが、昔からこの地を舞台にした優れた小説が数多く生み出されてきました。江戸時代から戦後、そして現代まで、さまざまな時代の大阪に生きる愛すべき人々を描いた、彩り豊かな大阪文学を集めました。
きっとあなたも涙する。美しい情景が浮かび上がってくる「きれいな物語」
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情景が目の間に浮かび上がってくるような小説を、読んだことはありますか?テーマからして美しく、細部の言葉に至るまでひたすらきれい。疲れが溜まったときに読むと、荒んだ心が浄化されるような気持ちになる。そして、読み終わったあとには涙が止まらない。そんな感動が味わえるきれい物語を紹介します。
たまには後ろを振り返ろう。大人が涙する「思い出」の物語5選
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アニメ映画を家族で見て親子ともに涙した。そんな物語もすばらしいのですが、子供にはまだ解らない、大人だけが涙できる作品もいいものです。心のおりを洗い流し、視界をクリアにしてくれる深い涙のカタルシスは大人の特権。そんな特権を楽しめる、「思い出」にまつわる文芸作品5冊を紹介します。成長したいなら常に前向きに。でも、ときには疲れてしまう。そんなときは少し後ろを振り返りましょう。
本嫌いでも取っつきやすい!切ない物語に涙してデトックスできる小説
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本を読みたいけど、難しいものは苦手。そんな方に向けて、読みやすい文体で書かれ、かつ感動作として定評のある小説を集めました。すべて映画化されていますが、小説と映画では受け取る印象が大きく異なるので、読んでから観ても、観てから読んでも楽しめます。読み終わるころには温かい涙に包まれる、そんな読書体験をお楽しみください。
多彩な芸術運動に育まれた物語の世界。近代以降のフランス文学を読む
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19世紀のフランスでは多彩な芸術運動が勃興していました。文学の世界も例外ではなく、古典主義と対立する浪漫主義、写実主義を換骨奪胎した自然主義など、数多くの思想が生まれることになります。そうした旺盛な文学運動のなかで、現代に語り継がれる名作は産声を上げることに。その近代以降のフランス文学から厳選した珠玉の名著を紹介します。
日常生活に疲れを感じた方へ。心が癒され、前向きな気持ちにさせられる物語
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知識を得るために本を読む人、娯楽として余暇に本を楽しむ人など、本を読む目的は人それぞれです。ここでは読むことで心が癒されたり、救われたり、前向きな気持ちを持つことができる本をそろえました。日々の生活にちょっと疲れを感じてしまったら、ぜひ手に取ってみてください。
大自然を舞台に野生動物を追う。狩人たちの壮大な物語
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ここでは、野生動物を標的とする狩人たちの物語を集めました。生活のため、野生動物管理のため、はたまた私怨のためなど、その目的はさまざまですが、いずれも狩りという行為の魅力が満載。どれも大自然の豊かさと厳しさに真摯に向き合っていて、命を奪うという行為を描くことを通して、「命の尊さ」を教えてくれているように思えてきます。
華やかな世界の裏には血のにじむ努力が!演劇の光と影を描いた物語
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演劇は、生身の役者が舞台上で一つの世界を表現する芸術。宝塚歌劇団や劇団四季などのメジャーどころから、数十人しか入らない小劇場で催されるものまで、規模や世界観は実にさまざま。しかし、どんな演劇も一見華やかな表舞台の影には、俳優やスタッフの努力が隠されているもの。観る人も、作る人も必読の、演劇にまつわる物語を紹介します。
時代に翻弄されながらも自分を貫いた女性を描いた物語
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結婚や仕事をはじめ、人生に関わるほとんどのことを女性が自分の思うようにできなかった時代。現代よりもはるかに不便で理不尽ななかでも、決してあきらめず、自分の生き方を探し求めた女性を描いた物語を集めました。実在した女性たちの志と生きざまは、時代は変われど現代の女性にも通じ、その姿にきっと勇気づけられるはずです。
どんな手を使ってでも脱出する!密室からの脱獄劇を描いた物語
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鍵のかかった部屋から忽然と姿を消す、いわゆる密室トリックはミステリーの醍醐味。なかでも最も厳重に警備された密室といえば、刑務所をおいてほかにありません。鉄格子と高い塀で外界から隔てられ、常に監視下に置かれた閉鎖空間から知恵と度胸で逃げ出す脱獄では、究極の密室トリックが描かれます。不可能を可能にする驚愕の手口をご覧ください。
ハッピーエンドでは物足りないあなたに。退廃的な美を尊ぶ物語
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後味よく幕を閉じる小説やコミックに飽きてしまった方は、趣向を変えて、心をざわつかせる物語を手に取ってみませんか?退廃的で美しい情景が目に浮かび、読了後も小説の世界観に浸ってしまうこと必至の物語を紹介します。滅びに向かっていくものの刹那的な美しさや、物語が放つ独特な静けさをじっくりお楽しみください。
誰もが昔は子どもだった。失ったイノセンスを思い出させてくれる物語
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大人になってどのくらいの年月が経ちましたか?子どものころの気持ちを鮮明に思い出すのは、年を取るたびに難しくなります。でも、物語の中では誰もが自由です。童心に帰って心を躍らせ、身に覚えのある昔の感覚に遭遇し、感傷に浸って切なくなる。大人だからこそ読みたい、子どものイノセンスが光る小説を集めました。
当代きっての目利きが選ぶベスト時代小説2020~縄田一男選 気鋭&新人編~
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文芸評論家・縄田一男が選び抜いた2020年のベストテン。コロナ禍に明け暮れた一年だったが、その中で文学は良く闘った。絵師にからんだ作品から、気鋭の注目作、新人の野心作まで・・・いまだからそ絶対読むべき、現代に通じる歴史時代小説はこれだ!
当代きっての目利きが選ぶベスト時代小説2020~末國善己選 江戸編~
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文芸評論家・末國善己が選び抜いた2020年度の歴史時代小説ベストテン、今回は江戸ものを中心に紹介!新型コロナで環境が大きく変わった今だからこそ読みたい、先人たちの苦悩や困難、そこからの復興・再生の物語が、歴史時代小説にはたくさん詰まっています。注目の新人の作品にもぜひご注目ください。
当代きっての目利きが選ぶベスト時代小説2020~大矢博子選 江戸期以降編~
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文芸評論家・大矢博子が選び抜いた2020年のベストテン。着眼点の鋭さに感心した江戸の経済小説、歌舞伎の誕生秘話、幕末の北海道の開拓記、婦人解放運動家の一代記など・・・歴史時代小説を通じて描かれる人間の「強さ」に、コロナ禍で不自由な現在だからこそぜひとも触れてほしい!
当代きっての目利きが選ぶベスト時代小説2020~縄田一男選 ベテラン編~
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文芸評論家・縄田一男が選び抜いた2020年のベストテン。コロナ禍に明け暮れた一年だったが、その中で文学は良く闘った。特に忘れられない作品をはじめ、ベテラン勢の注目作品、2020年随一のヒューマン歴史小説まで・・・いまだからそ絶対読むべき、現代に通じる小説はこれだ!