自分の見ている世界を広げる読書
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ここ数年で、生活様式ががらりと変わりました。「街に出ると、疲れを感じやすくなった」「寝ても疲れがとれなくなった」「将来のことを考えると不安になる」といった声をよく聞きます。そんなとき、ほんのちょっとの「ひと休み」が効くんです。いまの世界が窮屈に感じてきたときに手にとりたい、視野がどんどん広がっていくような本を集めました。
私たち人間はなぜ繁栄できたのか?世界の見え方がクリアになる5冊
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私たち人間は、哺乳類の一種に過ぎませんが、今ではまるで地球の代表のような顔をしています。なぜ、ホモ・サピエンスという種は、繁栄できたのでしょうか?私たちはなぜ、今この社会で、こんな風に生きているのでしょうか?今回紹介する5冊は、これらの疑問に答えるためのヒントを与えてくれます。
「私」を知る。「この国」を知る。「世界」を知る。
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他の誰でもない、かけがえのない存在である「私」は、「この国」の風土が育んだ歴史や文化に根ざしており、そして、そこから「世界」にも通じています。ですから、「私」を知るためには、「この国」を知り、「世界」を知る必要があるのです。そこで、その導きとなる5冊を紹介したいと思います。
続きは読者の胸の中に。未完に終わった世界の名作小説
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名作小説のすべてが完成品とは限りません。文豪の最期を飾る作品には、経済的・精神的な問題で継続不可になったもの、作者の死で絶筆となったものが少なからず存在します。だけど、そもそも物語の結末に決まりはないし、未完である事実が奇跡的に無限の可能性を生むこともあるのです。その具体例となり得る世界文学の名作小説を精選しました。
長い休みにじっくり味わいたい。大長編小説の傑作選
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この世に数多ある大長編の物語。一冊では「鈍器本」と呼ばれるボリュームを誇り、シリーズ物や分冊では何巻にも渡って刊行され、読者を熱狂と思索へ誘ってくれます。ここでは国境やジャンルもさまざまな、読み応え抜群の大長編小説の傑作を紹介します。
目が見えない人はどのように世界を感じている?視覚障害を知るための本
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「目が見えない」と言っても、その具合は人によってさまざま。生まれながら見えないのか?まったく見えないのか?視野が狭いのか?色がわかりづらいのか?人間は外界からの情報の約8割を視覚から得ていると言われますが、視覚に障害がある人はどのように世界を感じているのでしょう。視覚障害について、基礎から知ることができる本を集めました。
長編に挑む前の肩慣らしに!世界の文豪が遺した中編・短編小説集
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「文豪」とは、大作家を表す呼称のことです。作品の内容やスタイルに対する評価ではなく、作家の人としての評価を表すときに使用されます。その中には、名前は知っているけど実際には作品を読んだことがない作家もいるでしょう。ここではそんな文豪たちの小説のなかでも、彼らのエッセンスが凝縮された中編・短編小説をそろえました。代表作に挑戦する前に、まずはこれらの本で肩慣らしをしてみてはいかがでしょう?
眠れぬ夏夜を過ごすあなたに。神秘的な世界へ誘う極上のファンタジー
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太陽が沈んでも、じっとりとした生ぬるい空気はそのまま残る夏の夜。セミの鳴き声が消え、しんと静まり返った暗い夏の夜は、何かが起きそうな気がしてきます。なんだか眠るのがおしい・・・そんな夏の夜は、夜ふかしして読書に浸ってみませんか?夏の夜にこそ手に取ってほしい、別世界の入り口となる神秘的なファンタジーを紹介します。
一粒の雫から広がる豊かな世界。雨の憂鬱な印象を覆してくれる本
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なんとなく気持ちが塞ぐ。洗濯や髪のお手入れが大変。外に出るのも億劫。雨にはネガティブな思いを抱く方も多いでしょう。確かに嫌なことも多い雨ですが、「恵みの雨」とも言われるように、降らなければ水不足で私たちの生活に多大な影響を及ぼします。ここでは、科学や建築などさまざまな観点から、雨の印象を変えてくれる本を紹介します。
音のない世界に生きる。聴覚に障がいを持つ人の思いが綴られた本
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「耳が聞こえない」とひと言で言っても、生まれながらに聞こえない人もいれば、中途失聴の人、聞こえにくい人など、その状況はさまざま。そのため同じ聴覚障がいでも、手話を使うろう者と、手話でなく音声日本語を主なコミュニケーション手段とする難聴者では感じる世界も異なります。ここでは、それぞれの思いを知ることができる本を紹介します。
『ゴールデンカムイ』の世界を深堀りできる本
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『ゴールデンカムイ』とは、明治末期の北海道を舞台に、アイヌ民族が隠した金塊を巡るサバイバルバトルを描いた人気コミック。ここではアイヌ民族の暮らしや、日露戦争から間もない時代背景がふんだんに盛り込まれた本作の世界観を深堀りできる本を集めました。登場するキャラクターのモデルの一部となった人物や同時代のエピソードを味わえる本もあります。
戦争と日記。稀代の作家たちが見つめた第二次世界大戦下の日常
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戦争という非常事態にあっても人にはそれぞれ日常があり、日々の暮らしが止まることはありません。ここでは稀代の作家たちが、第二次世界大戦下の日常を記録した日記や手記の傑作を紹介します。人々は何を食べ、何に喜び、何に怒り、終戦をどう見ていたのか。歴史の教科書からは見えてこない、貴重な記録ばかりです。
ドイツで生まれた「教養小説」の世界。ビルドゥングスロマンの名作小説
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教養小説(ビルドゥングスロマン)とは、19世紀後期にドイツの哲学者ヴィルヘルム・ディルタイが定義付けた小説形式です。主人公の自己形成、内面的な成長過程を柱に据えた小説群を指し、かのゲーテがその基礎を築きました。後に教養小説は世界中に広まり、現代に生きるジャンルの一つになりました。ここでは、ドイツ内外の代表的な作品を紹介します。
無限の空想で絵本の地平を切り拓く。はじめての絵本作家・junaidaの世界
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果てしない空想を自由に表現し、まったく新しい絵本を次々と生み出しているアーティスト・junaida。見る者を一瞬で惹きつけるイラストの美しさ、そしてページを開くたびに発見がある細やかな描写に魅了されること間違いなし。従来の「絵本」のカテゴリーには収まりきらない、その唯一無二の世界に浸ってみてください。
見えない世界の扉が開くかも!?妖怪と過ごす日常が垣間見られるコミック
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私たちの日常に隠れている、見えない世界への扉。人間に悪さをする怪異から、人間と一緒に生活するやさしい妖(あやかし)まで、さまざまな妖怪が登場するコミックを紹介します。古来から人間のすぐ側にいた妖怪たちが伝えるメッセージは、現代人の心にも響くものがあります。ぜひ、自分に合うジャンルを探してみてください。
生きることを諦めない。文明崩壊後の世界を生きる人類を描いたマンガ
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もしも文明が崩壊してしまったとしたら、その後の世界で生き残る自信はありますか?スマホはおろか電気さえない、自給自足の生活。次々に起こるアクシデントに、極限状態だからこそ起こる葛藤の数々。現実では体験したくありませんが、そんなスリルを疑似体験できるマンガを集めました。苦難を乗り越えてゆく登場人物たちに勇気をもらえるはずです。
奔放な想像力が描き出す!SF世界の美しいヒロインに魅了される本
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優れた物語には、魅力的なキャラクターが必要不可欠。なかでもストーリーの要ともいえるヒロインの存在は重要です。ここでは特にSFにジャンルを絞り、個性豊かなヒロインたちが登場する本をそろえました。想像力を駆使して描かれたヒロインたちは、ちょっと風変わりでとても魅力的に映るはずです。
架空の奇病が存在する世界で、激変する日常生活を描いたコミック
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舞台となる世界は現実と同じでも、そこに実在しない架空の奇病を設定するだけで物語はぐっと奥深くなるものです。もし、家族が鳥になったら、自分の考えが周りに筒抜けになったら、両想いのはずの恋人の前で他の人への片思いを表す症状が出たら・・・。日常生活がドラマチックに変化する、美しくも切ない奇病を描いたコミックを紹介します。
時代を超えて愛される詩的で叙情的な世界観。はじめての萩尾望都
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1970年代から少女マンガの世界の第一線で活躍している萩尾望都。ファンタジー、SF、バレエもの、ミステリー、愛憎劇など幅広いジャンルを手掛け、いずれも普遍的なテーマを扱っているので、数十年前に描かれた作品でも古さを感じさせません。その神髄に触れることができる、はじめての萩尾望都にぴったりなマンガを紹介します。
哲学の準備運動はこれでOK。哲学史の基礎知識を蓄えるための入門書
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哲学に興味があるものの、何から手を出せばいいかわからない・・・という方も多いでしょう。たとえば、西洋哲学の歴史は非常に長く、多数の学派・立場・分野が存在するので、手当たりしだいに読んでも理解するのは難しいものです。まずは哲学史の流れを掴み、基礎知識を蓄えてみてはいかがでしょう。その入門書を厳選して紹介します。
争いのない世界のために。「平和とは何か」を改めて考えるための本
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2022年2月に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、平和がある日突然、壊され得るという事実を知らしめました。人々が安心して暮らせる平和な世界が、なぜ実現しないのか。凄惨な争いが報道されるたびに、答えの出ない問いを抱いてしまうものです。ここでは、「平和とは何か」を改めて考えるための本を紹介します。人類の歴史から平和の尊さを学びましょう。
不思議で哲学的な子どもの世界。少年少女を主人公に据えた小説
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子どもの想像力は、経験に汚されていないぶん研ぎ澄まされています。子どもが誰にも邪魔されずに自分の世界を築いていく姿は、はるか昔より文学者の創作意欲を刺激してきました。ここでは、そんな少年や少女が主人公として描かれた小説を紹介します。大人もみんな、かつては子どもでした。そんなことを思い出させてくれる物語に触れてみませんか?
日常をちょっとユニークに!サクッと異世界体験ができる村上春樹の本
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映画『ドライブ・マイ・カー』の原作を機に、村上春樹の短編集がより注目されるようになりました。長編のおもしろさはさることながら、エッセイや短編集など比較的ライトなものでも独特の視点が光ります。ここでは、空き時間でサクッと読めて、クスッと笑える要素があり、異世界感も味わえる村上春樹の本を集めました。
次世代デジタル世界を紐解く5冊
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テクノロジーの開発が日進月歩で進み、それらは社会に受け入れられることで浸透していきます。例えば、仮想世界(メタバース)が浸透することでリアルと仮想空間の行き来が当たり前になるのか、それとも・・・。そんな「もしも」の未来を妄想するだけでワクワクしますね。今回は次世代のデジタルを深く理解するための書籍をピックアップしました。
天国にも労働はある?死後の世界のお仕事を描いたコミック
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誰もが一度は想像したことがあるはずの「死後の世界」。天国では好きなものを食べて飲んで、好きな人たちとのんびり過ごせると考える方も多いかもしれませんが、永遠にそんな暮らしをするとなると意外に飽きてしまうかもしれません。ここでは、死後の世界の仕事を描いたコミックを紹介します。
半獣の世界で燃える恋!非現実な世界観が楽しめるファンタジックBL
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人間と獣の血を引く「獣人」。その設定からしてすでにファンタジー色全開でおもしろいですが、この「半獣モノ」という世界線はBLにおいて、一定のファンがいる王道ジャンルの一つです。肉食の獣人と草食の獣人の物語や、獣人と人間の物語。さらには弱肉強食が意識された独特の緊張感も魅力です。ハラハラする展開をお楽しみください。
中華風な世界観がたまらない!はじめての「後宮×恋愛」ライトノベル
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中華風ライトノベルといえば、後宮が舞台の作品が数多くあります。女同士の嫉妬渦巻く後宮で奮闘するヒロインたちと、そんな彼女らに惹かれる皇帝のラブロマンスは、胸キュン要素が満載!ここでは硬派で読み応え抜群の「後宮×恋愛」モノのなかから、初心者でも読みやすいタイトルをピックアップしました。
可能性広がる新世界へ!「メタバース」を深く知るための本
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昨今、バズワードとしてIT・ビジネス界のみならず注目を集めている「メタバース」。立体的な仮想世界によって社会経済に新たな可能性を見出し、より自由で豊かな生活を実現させる。そんな時代が到来しています。ハイペースに変わりゆく社会で、私たちはどう生きていけばいいのか?その指針となるような本を紹介します。
世界を席巻する映画監督・濱口竜介。その作品を深く読み込むための本
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2022年に監督作が米アカデミー賞の国際長編映画賞に輝き、世界中から注目を集めている映画監督・濱口竜介。恋愛や戦争、死別、震災など、日常を揺さぶられる出来事が起きた時、自己と他者の「わからなさ」「わかり合えなさ」が浮かび上がる。そんな濱口監督の作品を深く読み込み、感情を遠く旅立たせることができる本を紹介します。
ちょっと変わった旅を味わう本。自分ではできない旅行体験で世界を広げよう
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ひとくちに旅といっても、仕事で行くもの、観光目的のもの、あてもなくさまよい歩くものなど、いろいろあります。目的はなんであれ、旅により人は未知の体験をして、何かを感じたり考えたりします。誰かの旅の記録を読んだり聞いたりすれば、新しい発見があることもしばしば。いつもとはひと味違う旅の本で、時空を超える体験をしてみませんか?