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Myブックツリーを見る本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介。
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ミステリーの名手による濃厚な悲劇に酔いしれる、夏樹静子の描く家族の姿
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昭和の女流ミステリーは、夏樹静子によって大きく開花しました。夏樹静子の持ち味は、緻密に計算されつくしたトリックと心理描写の細やかさです。特に家族の悲劇を描くとき、濃厚な心理描写がプロットに陰影を添え、読み終わった後に深い余韻が残ります。複雑に入り組んだ人間関係を読み解きながら、家族の愛情が生み出す悲劇を味わいましょう。
太平洋戦争の悲劇はどう描かれてきたのか?戦争文学の名作を読む
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ハワイ真珠湾への奇襲攻撃に端を発する太平洋戦争。約3年8ヵ月の間、甚大な被害をもたらしたこの戦争を文学はどう表現してきたのでしょうか?1945年8月の終戦から月日が流れ、体験者の話を聞く機会も減ってきた今、戦争文学に触れることは貴重な経験になるはずです。ここでは史実と体験に基づき、戦時下の悲惨な情景を描き出した名作を紹介します。
エラリー・クイーンの名作「悲劇4部作」にオマージュを捧げたミステリー小説
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推理小説黄金期を支えたエラリー・クイーンの代表作と言えば、『Xの悲劇』から始まる「悲劇4部作」。耳が不自由な元俳優ドルリー・レーンを探偵に据えたこの作品群は今でも評価が高く、なかでも『Yの悲劇』はその論理的かつ衝撃的な真相で読者に大きな驚きを与えました。この「悲劇4部作」にオマージュを捧げたミステリー小説を紹介します。
次世代に語り継ぎたい。戦争が生んださまざまな悲劇を学ぶ本
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遠い出来事になりつつある「戦争の記憶」。戦争は何も兵士たちが戦場で繰り広げたものだけに限りません。その影響は兵士のみならず、一般の人々にも波及しました。ここにセレクトしたのは、戦争によって引き起こされたさまざまな悲劇を知るための本です。先人たちが決死の思いで綴った戦争の悲劇を伝えることばに、ぜひ耳を傾けてください。
講談社青い鳥文庫編集部が選ぶ、ものがたりを楽しむ5冊
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青い鳥文庫の38年の歴史のなかで、「これははずせない!」「ずっと読み継がれています」という五書目を厳選しました。長く愛されている本は、世代をこえたコミュニケーションのツールにになります!この夏ぜひ、一冊手にとってみてください。 ※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2018年7月5日)の情報に基づいております。
引き起こされる悲劇や惨劇に戦慄!多重人格者が登場する本
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1人の人間に多数の人格が混在することによって起こる、さまざまな悲劇や惨劇を描いたストーリーを紹介します。メインである人格が他人格の存在や意識を認識できなかったり、認識できたとしても行動を抑制できない場合もあります。多重人格者本人とそれに気づいていく周囲の恐怖や不安が読む者を戦慄させ、ときには哀れさや切なさが涙を誘うことでしょう。