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講談社青い鳥文庫編集部が選ぶ、ものがたりを楽しむ5冊
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青い鳥文庫の38年の歴史のなかで、「これははずせない!」「ずっと読み継がれています」という五書目を厳選しました。長く愛されている本は、世代をこえたコミュニケーションのツールにになります!この夏ぜひ、一冊手にとってみてください。 ※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2018年7月5日)の情報に基づいております。
英国二大諜報機関の元スパイ!ジョン・ル・カレのリアル過ぎるスパイ小説
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スパイ小説は「007」などの荒唐無稽な活劇タイプと、説得力あるリアルな描写を楽しむタイプに大別されます。後者の代表的な作家であるジョン・ル・カレは、英国の二大諜報機関であるMI5やMI6にかつて所属していたという「本物」。英国人スパイのジョージ・スマイリーを主人公としたシリーズなど、骨太な構成と深淵な心理描写をご堪能ください。
アーシュラ・K・ル=グウィンが織りなす重厚かつ繊細な世界が堪能できる本
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人類学や社会学的なアプローチで知られ、「SF界の女王」とも称されたアーシュラ・K・ル=グウィン(1929-2018)。彼女が手掛けた物語は重厚かつ繊細な独特の世界観をもち、多くの読者の心をとらえてきました。SFもファンタジーも空想の物語でありながら、リアルな重みを感じさせるのです。そんな著者の代表的な作品を紹介します。