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Myブックツリーを見る本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介。
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第32回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作『あなたに安全な人』にとって大切な5冊【Bunkamuraセレクション】
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小説というものを書き始めて気がつけば17年ほど経ちましたが、いまだに書き方がよくわかりません。一作ごとに、書き方をど忘れし、暗闇を手探りするところから始まります。そのときに支えになるのが読書の蓄積です。ばらばらの時期に憧れたり打ちのめされたりしたいろんなものが混ざりあって影響が滲むように出てくる気がします。
横浜生まれでも横浜育ちでも横浜勤めでもない僕の書棚にある、横浜本のこと
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横浜生まれでも横浜育ちでも横浜勤めでもない五十●歳ですが、実は隠れ横浜シンパであるのを、最近ようやく認めてしまおうという気分になってきました。みなとみらい線に乗降して営業先に向かう途中、元町や馬車道などを巡り歩くときの「非日常」的な疼きが今でも半端じゃない。で、自宅の書棚の横浜本をランダムに手に取り直してみたのでした。
マイノリティの僕が選ぶ、矛盾や葛藤を包み込んでくれる5冊
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海外でビジネスを営みながら、今日も世界のどこかで小説を書き、歌を詠んでいる。しかも、ゲイ。こんなふうに生きていると、さまざまなひとに出会う。さまざまな愛のかたちを知る。なにが正しくて、なにが間違っているのかなんて、わからない。心の中が、ぐちゃぐちゃになる。そんな矛盾や葛藤をまるごと受け入れてくれるような5冊を紹介してみたい。
2000年生まれの僕が読んできた、本の世界を広げる本
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子供の頃から本の虫だった・・・というほどの読書家ではなかった。むしろ読書をしようと思っても、どんな本から手に取ればいいか分からず、図書館で途方に暮れていた。でも闇雲に本を読んでいたら、ときおり心をガツンと叩かれた。僕の世界を広げたのはどんな本だったっけ。2000年生まれ(これは悪い大人に「書いとけ」って言われた)の僕がこれまで巡った本の世界を少し辿ってみる。
「学校嫌い」の僕が見つけた自分の居場所
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学校は一般論であり、一般論に当てはまらない人は、苦しい場所でもあります。足が速い人、勉強が好きな人、仲良くできる人は、ぴったりだけど。僕が得意だったのは、絵本。絵本の授業ってないから、僕は学校では劣等生になる。僕は学校嫌いでしたし、勉強もしなかった。自信もない。でも、絵本作家を20年やり、アニメ化もしています。学校に行かないから、固定観念に縛られない絵本が描けた気がします。学校でうまくいかない人は、人として劣等じゃない、と強くいいたいな。学校でうまくいかない人が活躍できる場所は、たくさんあるよ。
こんな僕じゃだめですか?戸惑いと情熱の年の差BLコミック
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愛があれば年の差なんてというけれど、BLの世界では少し事情が変わってきます。年上キャラはどうしても相手の未来を深刻に考えて身を引きがちなのです。そして一方の年下キャラは、健気すぎて駆け引きがうまくできなかったり・・・。そんなでこぼこなふたりが愛おしくてたまらなくなる、年の差萌えBLコミックを紹介します。
経営オンチだった僕の羅針盤となってくれた本たち
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赤字続きだった僕の会社がV字回復できたのは、じつはこれらの本のおかげです。経営について、市場での戦い方、着想の磨き方、顧客へのアプローチの仕方、どれか1つ欠けてもうまくいかなかったと思います。僕がどん底から這い上がり、今があるのもこれらの本があったからこそ。あなたが困っているのなら、今すぐ力になってくれる本たちです。
僕が企画編集して刊行し、長い寿命を保っている本ベスト5
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本の寿命が短くなっているという。僕が、約50年の編集者人生の間につくった本は400点を超えている。このうち、現在も売られている、筑摩書房刊行のものは約80点ぐらい。どんな本が長生きなのか、単行本刊行時点から現在までの時間の長さ(年齢)順に並べてみた。なんと、すべて80年代の本で、5点中3点は路上観察学会メンバーの本だった。 ※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2017年7月17日)の情報に基づいております。
僕が読んで、とにかく笑った本
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元お笑い芸人(※全然売れませんでした)の僕は、子供の頃から今に至るまで、笑いに特化した本を多く読んできました。一応今の肩書きは小説家となっている僕ですが、文学について語ってみろと言われても10分も持つ自信はありません。しかしお笑いのことなら1時間ぐらいは語れると思います。そんな僕が、10代前半から20代後半に読んだ「笑える本」をご紹介します。
クラシックが苦手な僕がとことん魅了された音楽小説
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編集を生業にして50年、本にまみれて過ごしてきた。一方、音楽に関しては、鑑賞、演奏ともに得意ではない。これは、かなり偏ったクラシックファンだった父親とヒステリックなピアノ教師のせいだ。そういう僕でも、音楽の楽しみを本によって知るということはしばしばある。そこで、本屋大賞が2年連続、音楽小説だということにちなんで・・・。