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なぜ、そんなことをしたのか?人間の闇に迫る宮部みゆきのミステリー小説
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30年以上のキャリアを誇り、これまでに数々の賞を獲得してきた宮部みゆき。時代小説から、趣味と公言するゲームに着想を得た作品まで、数多くの名作を世に送り出してきています。ここでは、そんななかから「犯人」の生きざまや内面に焦点を当てたミステリー小説を選びました。さまざまな読み方ができる宮部ワールドをご堪能ください。
私たちも当事者!? 「劇場型犯罪」を描いた傑作ミステリー
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「劇場型犯罪」とは、犯人がテレビや新聞などのマスメディアを利用し、私たちは観客として演劇や映画を観るかのように進んでいく犯罪のこと。未解決に終わった「グリコ・森永事件」がその代表例で、犯行声明を新聞に送るなどその人目を引く大胆さが特徴です。派手な展開と重いテーマの対比が心に響く、劇場型犯罪を描いたミステリーを紹介します。
もしも家族が罪を犯したら・・・加害者家族の苦しみと葛藤に迫った本
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インターネットやSNSで簡単に個人の情報が暴露される現代、犯罪の加害者とその家族を追い詰めるのはマスコミ取材だけではありません。罪を犯すことで自分の家族が直面する苦しみを知ることは、犯罪の抑止力にもなります。加害者家族がテーマにした本は、感動ばかりではなく自分の中の無自覚な差別や偏見に気づかせてくれることでしょう。
誰もが持つ小さな悪意から巨悪まで・・・悪意に強い憤りを感じる小説
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信じがたい悪事を引き起こす「巨大な悪意」には憤りを感じます。しかし、どんなに善良な人であっても、心のどこかに悪意の種は潜んでいるもの。そうした小さな悪意が積み重なれば、それは巨悪と変わらないものになることもあります。巨悪と、誰もがもつ悪意、さまざまな悪意に憤りを感じる小説を選びました。
人間の暗部にゾッとする!闇に引き込まれ、読み終わっても後を引く小説
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読後感がよく、読んだ後に爽やかな気持ちになれる小説もいいけれど、なんだかちょっと物足りない・・・。そんな方にぴったりな、独特のエグみがあって読んだ後に眠れなくなるような小説を紹介します。ミステリーとしても楽しめますが、登場人物たちの抱える闇に思わず引き込まれてしまう、恐ろしさがあります。
ページをめくる手が止まらなくなる!人間の心の闇にスポットを当てた小説
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「子どもや女性など立場の弱い者に対する暴力」や「他人からは窺い知れない心の焦り」、「相手を思い通りにしようとする黒い欲望」など。そんな人間のもつ心の闇にスポットを当てた、思わず背筋がゾクッとする小説を集めました。目をそらしたいのに、なぜか見てしまう。多くの読者を物語の世界に引き込んだ、話題作をぜひ手に取ってみてください。