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Myブックツリーを見る本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介。
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まるで小説のような読み心地。物語性に満ちた随想録
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エッセイは自分の体験、社会の出来事、あるいは身近な些事をもとに著者の思想を語る文学形式であり、日本における随筆とともに何世紀にもわたって綴られてきました。その多種多様な随想録には、まるで小説のような物語性を感じさせる書物も少なくありません。そんな現実と空想の境界が薄れ、幻惑的な読み心地を楽しませてくれる随想録を紹介します。
「何か」に変化していく感覚が味わえる!?不条理に満ちた安部公房の世界
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急死することがなかったらノーベル文学賞を受賞していただろう、と言われている作家・安部公房(1924-1993)。彼の独創性は国内外で高い評価を得ており、主人公が自分とは別の「何か」に変化していくさまを描いた短編は、その世界観がギュッと濃縮されていて初心者にもオススメです。おぞましくも魅惑的な安部公房の物語を、短編を中心に紹介します。
思わず手に汗握る!まるで息遣いまで聞こえてくるような曽田正人の世界
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キャラクターの感情をそのまま表現しているような、力強いタッチの絵柄が魅力の曽田正人。圧倒的な画力で描かれる漫画は、細部に至るまでとにかくリアル!どの主人公も類まれなる才能がありながら、決して順風満帆には進んでいけない心の葛藤を丁寧に描いています。胸が熱くなるシーンの数々に、思わず息を止めてしまうほど引き込まれるコミックを紹介します。
一度、挫折した人にも!大長編を新訳で読むロシア文学
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北の大国ロシアは遠くて近い国。明治以来、ロシア文学は日本人の間で読み継がれ、愛されてきました。ロシアの文豪が精魂込めて綴った大長編小説は、これまでいくつもの名訳が世に送り出されてきました。平成に入り、ロシア文学の新訳作業がブームで、再び脚光を浴びています。これを機に、現代の感覚を取り入れた新しい翻訳で大長編にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
もう読みにくいなんて言わせない!新訳で改めて堪能したい世界の名作
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最近、古典や世界的な名作や大作を読みやすく、しかも新しい形で届ける試みされるようになってきました。現代風の和訳に初版のイラストをつける、あるいは人気のアニメ風の表紙絵を採用、そして文庫化や電子書籍化。旧訳とは違う視点で読み直すもよし、挫折していた一冊にもう一度挑戦するもよし。特に読みやすいと評判の新訳を集めました。