松岡正剛セレクション
>本の巨人、松岡正剛氏がセレクトしたおススメの電子書籍をご紹介!!本の巨人、松岡正剛氏がセレクトしたおススメの電子書籍をご紹介!!


松岡正剛さんメッセージ
本と人の関係をもっと面白くしたい。そこには著者と読者の関係だけでなく、デザイン・印刷・製本・出版・流通など、多重なプロセスと人材が関わっている。読み手の側も、読前・読中・読後、それぞれに多様なツールがもっと工夫されていい。それらすべてを「ブックウェア」と捉えた時に、電子書籍の見え方も変わってくるはずだ。まずは、本をつながりとして読んでほしい。「千夜千冊」や「松丸本舗」との連環として読んでくれてもよい。そこに新しい「ブックウェア」の芽が見えてくるだろう。
プロフィール
1944年、京都生まれ。1971年「遊」創刊。1980年前後に「編集工学」を確立。日本文化、経済文化、デザイン、文字文化、生命科学など多方面の研究成果を情報文化技術に応用する。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱。
2009年より実験的書店空間「松丸本舗」をプロデュース(丸善・丸の内本店4階)。



著者名:吉村 昭
出版社:文藝春秋
価格(税込):368円
その時、沖合から不気味な大轟音が鳴り響いた──生き延びた人々の貴重なインタビューや子どもたちの作文が伝える、忘れてはいけない歴史の真実。
著者名:鎌田慧
出版社:アストラ
価格(税込):700円
1970年代から原発問題に取り組んでいる鎌田慧氏。福島原発事故後の東電や国の対応についての情報分析はもちろんのこと、事故が起こる37年前、1976年の福島原発ルポである。
著者名:石牟礼道子
出版社:講談社
価格(税込):578円
昭和28年一号患者発生来十余年、水俣に育った著者が患者と添寝せんばかりに水俣言葉で、その叫びを、悲しみ怒りを自らの痛みとし書き綴った《わがうちなる水俣病》。
著者名:井上ひさし
出版社:新潮社
価格(税込):630円
井上ひさしが生涯考え続けた、日本と日本語のこと。母語と脳の関係、カタカナ語の弊害、東北弁標準語説、やまとことばの強み、駄洒落の快感・・・溢れる知識が、縦横無尽に語られる。

著者名:半藤一利
出版社:平凡社
価格(税込):945円
日本人はなぜ戦争を繰り返したのか—。すべての大事件の前には必ず小事件が起こるもの。過ちを繰り返さない日本へ、今こそ読み直す一べき1冊。
著者名:半藤一利
出版社:平凡社
価格(税込):945円
焼け跡からの復興、講和条約、高度経済成長、そしてバブル崩壊の予兆を詳細にたどる。現代日本のルーツを知り、世界の中の日本の役割、そして明日を考えるために。
著者名:松本清張
出版社:文藝春秋
価格(税込):420円~473円
戦争に敗れ、アメリカ軍の占領下、日本国内では奇怪な事件が連発した。事件の捜査は、占領軍と日本側の権力筋の強権によって妨害された。
著者名:吉田 満/原 勝洋
出版社:文藝春秋
価格(税込):735円
かつて世界最強を謳われ、連合国に「幻の大戦艦」と恐れられた巨艦に何が起ったのか。六十人を超える大和乗員の生存者と関係者の証言を丹念に集め、さらに日米の資料を駆使し、昭和二十年春の沖縄大和特攻作戦を再現。
著者名:水上 勉
出版社:文藝春秋
価格(税込):473円
京都の古寺、若狭の寒村、そして滋賀の古刹を舞台に、慈念の漂流がつづく。著者の体験にもとづいた怨念と、濃密な私小説的リアリティによって、純文学の域に達したミステリー。

著者名:三好 徹
出版社:文藝春秋
価格(税込):578円
キューバをはじめ出生の地アルゼンチン、終焉の地ボリビアほかペルー、メキシコと南米各地を取材し、厖大な資料を渉猟した、革命のロマンチスト、ゲリラ戦の詩人チェ・ゲバラの世界で最初の統一的伝記。
著者名:海野弘 著
出版社:中央公論新社
価格(税込):420円
20世紀のファッション界に革命をもたらした伝説的女性の謎にディアギレフ、ピカソ、コクトーなど華麗な人脈から迫る。
著者名:米原万里
出版社:文藝春秋
価格(税込):420円
同時通訳者の仕事には爆笑がつきもの。国際会議の舞台裏から、ロシアの小話や業界笑い話、柳瀬尚紀・永井愛氏との充実のコトバ対談まで、抱腹絶倒のエッセイ集!

著者名:半村 良
出版社:祥伝社
価格(税込):840円~1,155円
歴史に退廃と戦乱あれば、陰に必ず異能集団・鬼道衆の存在があった。彼らは今、徳川政権を混乱、腐敗させるため田沼意次の台頭に加担し始めた!
著者名:澁澤龍彦
出版社:文藝春秋
価格(税込):368円
天竺へと向かう旅の途中で、南海諸国を遍歴した高丘親王が見たのは、この世のものとは思えない怪奇と幻想に満ちた世界だった・・・。
著者名:井上ひさし
出版社:文藝春秋
価格(税込):420円
暢気でお調子者の若旦那を主人公としたこの小説、江戸・寛政期の風俗と実在の戯作者たち、洒落や地口を綺羅星のごとくちりばめて、あまりのばかばかしさに読者が吹きださずにはいられない。
著者名:沢木耕太郎
出版社:新潮社
価格(税込):420円~462円
インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く——。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た!

著者名:松岡正剛 出版社:春秋社 価格(税込):1890円
喪失から何を編集し創発してきたか。日本で見えなくなっている何かを近現代史から語る。白熱の講義、全3巻堂々完結。
著者名:松岡正剛
出版社:NHK出版 価格(税込):1,890円
法然は、きわめて編集的にインターフェースする能力にすぐれていた。編集的仏教論とでもいうべき法然の「選択本願念仏集」をひもときながら、その驚くべき編集術に迫る。国宝絵巻「法然上人行状絵図」もカラーで収録。
著者名:松岡正剛監修
出版社:講談社 価格(税込):1,470円
1000年も続いた大雨が、海をつくった? 昔は、日本と大陸がつながってた? 日本に島はいくつあるの? 日本人と海の歴史をたどり、これからの海とのつきあい方を考えます。