サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

目次

「戦後」日本映画論 一九五〇年代を読む

  • 著:ミツヨ・ワダ・マルシアーノ
    序 論 多様な日本の「戦後」、そしてその歪み ミツヨ・ワダ・マルシアーノ
     1 歴史の断絶と連続
     2 “大きな物語”に取って代わるもの

    第1部 資本主義と会社主義――サラリーマンの時代

    第1章 (再)定義される労働力――貫戦史でのサラリーマン映画ミツヨ・ワダ・マルシアーノ
     1 映画史における力学
     2 「恐妻家」、その戦後的アトラクション
     3 温情主義、十九世紀末から継続する日本企業イデオロギー
     4 結論

    第2章 社長シリーズから「戦後」をみる――資本・人脈・身のならい 西村大志
     1 資本
     2 人脈
     3 身のならい

    第2部 社会問題と不安――社会的なるもの、個人的なるもの

    第3章 同伴者のポチョムキン――山村聰『蟹工船』が描いたもの 鳥羽耕史
     1 『蟹工船』と『戦艦ポチョムキン』
     2 消去されるロシアと「赤化宣伝」
     3 プロレタリア文学と反戦映画の円環

    第4章 原水爆、家長、嫁――『生きものの記録』(一九五五年)における「私」の自壊 中村秀之
     1 「原水爆」のコミュニケーション――意図とその成否に対する評価
     2 問題としての家長――〈ポスト占領期三部作〉の変容
     3 「おかあさんの民主主義」――コンテクストとしての女性の公共圏
     4 物言う家族の物言わぬ嫁――自壊と共犯の政治的無意識

    第5章 「大衆」としての映画観客 藤木秀朗
     1 モダニズム、階級、消費を超えて――戦前・戦中の「大衆」
     2 「新しい群集」と「民主」――戦後の「大衆」
     3 矛盾の噴出――松下圭一と南博

    第6章 妻の選択――戦後民主主義的中絶映画の系譜 木下千花
     1 戦後とは何か
     2 妊娠映画の戦後民主主義時代
     3 戦後民主主義とプロレタリア妊娠映画――『女の一生』(一九四九年)
     4 映画倫理規程管理委員会と夫婦の寝室
     5 妊娠をめぐる公共圏としての映画

    第3部 「時代」劇と時代精神

    第7章 『忠臣蔵』映画はなぜ昭和三十年代に黄金期を迎えたのか 谷川建司
     1 様々なメディアの融合としての『忠臣蔵』
     2 占領政策としての“『忠臣蔵』もの”の禁止とその反動
     3 映画というメディアそのものの変容と『忠臣蔵』のコンテンツの関係
     4 戦後日本社会の鏡としての質的変化

    第8章 『明治天皇と日露大戦争』(一九五七年)の「戦後」観客 ハン・ナミ
     1 明治天皇と新東宝スコープ
     2 『明治天皇と日露大戦争』の観客たち(audiences)
     3 『明治天皇と日露大戦争』の観客(spectator)

    第4部 アニメーション――その日本的なるものと世界的なるもの

    第9章 戦前から戦後におけるアニメーションのスタイルの変遷――東映動画を中心に 桑原圭裕
     1 前期の日本アニメーション
     2 戦後日本アニメーションの象徴としての東映動画
     3 日本アニメーションにおける戦前と戦後の非連続性

    第10章 「アニメーション」の誕生――一九五〇年代日本における海外アニメーションの受容とその影響 土居伸彰
     1 一九五〇年代の海外アニメーションの状況と日本での受容
     2 「アニメーション」の誕生

    第5部 技法をめぐって――音楽・演出・テクノロジー

    ほか
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。