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切ない…。
ひたすら切ないラストに思わず涙ぐんだりした。
人によっては「切ない」が「肩透かしだった、、、」になるかもだが。
あれだけ松子の性格に難色を示していた小悪魔でさえ下巻の松子には感情移入しまくり。
性格の難が薄れていた事もあっただろうが、何より松子が気の毒で。
終盤には彼女に対して愛情が芽生えた程。
徹底的にツいてない人生。
自分のとった行動の拙さ故と言うにはあまりにも辛い結末。
愛に生きたかっただけなんだよな。
愛されてた時には気付けなくて、彼女が愛を確信した相手に限って愛してくれていなかったり。
そりゃあプロローグで死んでしまっているのは分かっていても松子を応援してしまうでしょう、人として。
序盤へっぽこ気味だった笙君も切なさを盛り上げる良いモノローグをしてくれている。
欲を言えば笙の彼女・明日香の存在意義をもっと色濃く出して欲しかった。
上下巻通して、一気に読める作品。
推理も何も無い話なので好き嫌いはハッキリ分かれそうだ。
少なくとも小悪魔は非常に気に入っている。
夜中に下巻を買いに走ってくれた兄よ、有難う。
でも今朝は寝不足で辛かったよ…。
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上巻に比べるとだんだん痛い内容になってきた。
ただちょっとしたことで
人生は変わるのだ。と
良くも悪くも。
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前作に続きおもしろい!!結末が悲しすぎるがここまで充実にみちた作品はないだろう。前作の終わり方が気になりすぎてすぐ読まずにはいられなかった。
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愛せた松子には幸せが残された。人生がどんなに波乱に富んで理不尽でも、生きてもがいた彼女に「がんばったね」って言いたい。
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込められたメッセージは、「こんな生き方はするなよ」ということでしょうか。引き込まれて上下一気に読めました。
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そんなに長かったんだ、お話!情景が思い浮かんでスラスラ読み進められます。
松子は嫌われていたのでしょうか。
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松子という一人の女性の波瀾万丈な人生。
舞台は福岡県大川市
あっという間に松子の世界にはまって行きます。
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何かに夢中になれるけど、絶対悪い方向に向かっちゃう人、こういう人がいそう。
それより中谷美紀で映画化。
トルコ嬢とか、どうするんだ・・。
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わずか1日で読んでしまいました。
あまりにも不幸な一生だった松子。
なぜか共感できてしまうのは、自分だって一歩踏み外したら同じような一生を送るかもしれないと思うからでしょうか。
それとも根気のある松子に共感するのでしょうか。
サラッと読めてしまう面白い本でした。
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ラストは、憤りを感じつつ、松子の生き様を讃えてあげたい気持ちになります。
驚きなのは、参考資料の数!
松子の体験が、なぜ現実味を帯びているのかわかったような気がしました。
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上巻の三分の一ぐらいまではホンマこの本選んだの後悔した。上の半分くらいからは一気に読んだ。ってか止まらない
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0604/20
こわい
っていろんなこわいがあるんだね。
さいきんニュースみてもなんもおもわんけど
ひとひとり死ぬって大変なことやんね。
がんばるし。
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松子が雄琴に行ってからその生涯を終えるまで。
なんだか本当にフィクションなの?と疑ってしまいたくなるぐらい緻密。
映画化されてるし読んでみよっか…と思って買ってはみたものの、吉と出るか凶と出るか。
それぐらい夢中になって読んでしまう作品でした。
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書評→http://akky20060204.seesaa.net/article/17216221.html
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時間ないのが判っていながら、読むのがやめられず仕事に行く直前まで読んで、読み終えた本。正直、物凄くテンション下がって、めっちゃ凹んでしまって、仕事行く前に読んだ事を少し後悔しました…。最初から松子の人生の結末は判り切ってた筈なのに、それでも最期は涙がとまりませんでした。幸せって人それぞれで、自分の大切なあの人にとって、これが一番幸せだって思った事だって、本当は不幸せでしかないことって、たくさんありますよね。相手の幸せを願うばかりにすれ違って…。もし、あの時…と言う事がこのお話にはたくさんあって、松子は一生懸命幸せに向かって生きてるのに、私にはそれが幸せになれる選択には思えない…という事が凄くたくさんあって…。この生き方に、この人生に共感は決して抱けなかったけれど、それでも懸命に生きる姿は好きでした。世の中の汚い部分だとか、不条理だとか、狡さとか…。世界は思ってたより美しくなかったけれど、それでもそんな世界でも、やっぱり生きていたいなぁ…って。 どうでも良いですけど、映画化にあたっての監督コメントの帯は詐欺だと思います。少なくとも、私はこの作品を読んで全然心があたたかくなんてなりませんでした。寧ろ荒んだよ!