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面白かった〜〜。(#^.^#)私ってば、ホントに典型的な日本人だったらしくて、課題には誤訳の連続でした。(でも、たまに完訳できるとすっごく嬉しい。)冠詞の存在に気を配って文の構造を探るという作業が大事なんだなぁ、と。あとは、否定詞ですね。前の文章全部を省略していて、否定だけをぽつんと置き、その後に、新しい文章が入るという場合が多い。どこを否定しているのか見極めるのが大事。否定詞の後の単語なり文章なりを否定しているのではなく、前の文章を繰り返し引用してないだけだというわからないとね。テキストの前半ではすっかり騙されて^^;いましたけど、段々に話が見えてきて訳せるようになり、上達したじゃん、私、なんて思えるところが、越前先生、人心を把握してますね、なんて。いつも思うことだけど、英文解釈ってパズルみたい。単語それぞれのに無駄なピースは一つもなくて、皆しっかり自分の仕事をしている。ただ、この本は受験英語とはかなり肌合いが違っていて、小説の翻訳のためのスキルというところがありますね。小説家によって、あるべきところにコンマが使われていなかったり、省略があまりにも多かったり。悪文すれすれ、という文章も結構あり、大学受験程度がクリアできればオッケーである私はそこまで訳せなくても許されるかな、ともちらっと。(#^.^#) もちろん、基本の考え方はそうだったのかぁ〜〜といった、目ウロコ的なものが多々あり、とても役に立ちました。ただ、これは一回通しただけじゃ面白かったというだけで、私の血肉にはなっていないよね、きっと。間を置かず、またもう一度少しずつ訳してみて、最初に騙されたところがちゃんと頭に入っているか検証してみないと。(#^.^#)読書の合間にトライするのがちょうどいい本なのでこれは当分楽しめそうですね。どのくらい入ってるんでしょうか、私!
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3/19/11
読み終わった
震災のときも名古屋で読んでた。「悪訳」の方を先に読んだんだけど、それがべらぼうに面白かったんで前作のこちらも。読了後の印象はこっちの方が薄かった。「悪訳」の方が目からウロコ感が大きかったのは、そちらを先に読んだからか?
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いやぁ。それなりに訳できるんじゃないかと思ったけれど、実際訳してみると、五割できたかなあ。まあ、前後の文脈なしで判断というのも難しいんだけど。My Hat has been sat on.とか、わかるんだけど、なんとなくその状態が想像しにくくて、自信なくて、悩んでしまったり。ついうっかり見過ごすだけで、意味が変わったりする。翻訳者って大変な仕事だなあ。かなりおもしろく、勉強になったが、ときどき読み返してみないとすぐ忘れそう・・・
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越前俊弥氏とは、「ダヴィンチコード」などなどを訳されいる方。こういう勉強本って買うだけで読まなかったり、途中放棄しちゃうんだよね、と思いつつ買ったのだけど、読みはじめたらなんだかおもしろくて一気読み。辞書引いても、文法書を読んでも、なかなか書いていない、あるいは、読みすごしてしまうようなことなんだけど、わかると英文がすごく読みやすくなるようなことがいろいろ。すごくためになるー。初心者向きではないけれども、英文を読む人、あと、受験生の長文読解の勉強にもいいと思う。
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作者のドヤ顔が目に浮かぶが、実際思い通りにコロコロ引っ掛かっているのでしょうがない。
会話、コミュニケーションレベルでは必要の無いテクニックだがこういう手強めなのもたまには。
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構造がとりにくい文章をしっかりどれが主語で述語動詞で、と把握していき、andが何と何を結んでいるのか、notがどこを否定しているのか、などをきちんと考えながら英文和訳していくもの。翻訳学校で誤答が目立つものを取り上げ、ポイントを解説している。
大学受験の時にはこういう複雑な英文を何度も読み直してやっと論理的に破たんしないような構造を見つけ出す、という勉強をしたけれど、受験が終わるとなかなかそういう英語を集中的に見る機会も少なくなってしまった。なのでこの本を読むと、また京大の英文和訳とか集中的に勉強してみたくなる。
分かりにくいところをとりあえず日本語に直して解答をすると、まさにそこが問題、というように解説がなされる。否定の省略文など、ポイントとなる部分は、異なる問題を使って何度も出てくるので、定着を図りやすくなっている。after allを「なんと言っても」、「やはり」と訳す、などの話も参考になった。ただB-11の"She never rejected her customers because they had little money to spend."は、neverがbecause節だけを否定していて、「彼女は客たちがあまり金を持っていなかったから断ったのではない」と訳すとおかしいのだろうか。解説では「~からといって
~しなかった」となって、要するにher customers以下全てが否定されていることになっているが、「彼女が断ったのは、金が少なかったのではない」(結局断ったことは断った)とする解釈もあると思う。
ともかく、ここまで深く理詰めで英語が読めるようになりたい、と思わされた1冊で、精読の訓練に良いと思う。ただ解説がものすごく丁寧、という訳ではない。本書にも似たようなことが書かれていたが、こういう勉強を大学受験でしなかった人は、拒否反応を示してしまいそう。(12/11/09)
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良著。基礎編から全く解けなかった。
自分がいかに英文を適当に読んでいたかを教えてくれた。
初めて知る文法事項であったり、canとbe able to、mustとhave toなど、同じと習ったもののニュアンスの違いの解説など、とてもためになった。
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冠詞や否定省略、比較級で誤読しがちな文例を豊富に取り上げている。構文や説明は軽く触れるにとどめてある。
・ONLY 位置によって ただの〜にすぎない と 唯一のという風に大幅に意味が変わる。
・The most 〜 もっとも〜という意味ではなくて、〜な人でさえという譲歩の意味を持つ。
・NOT は前文の否定文を丸ごと示す省略形
英語の読み物として。
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読んでいて自分の不甲斐なさが嫌になりました。英文で小説などを読む人すべてにお勧めできる内容ですが、私のような未熟者はコテンパンにやっつけられるので覚悟が必要です。ありがたいことに「日本人なら必ず誤訳する」そうなので、そこまで落ち込まなくても良いのかもしれませんが、電子書籍で購入して暇のある時にちょくちょく読み返す必要を感じました。
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やっと読み終わった!
さらーっと一周だけ読んだだけですが難しかったです。
そして「こんな訳が良いのか!」ととても勉強になりました。
英語を勉強している人にオススメ(*^▽^*)
そのうち2週目読もうかな?
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すっきりと読みやすい内容です。使われている英語は奇を衒ったものではないのに、かくも簡単に読み間違うのかとショックを受けます。ただ最後の方になると、著者の上手な導きの結果、なんとなくポイントに気づける様になり、少し賢くなったかな?とも。
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高校程度の英文法を一通り学んだ人を対象にした、英文和訳の本。一通り勉強した人でも間違えやすいところや勘違いしやすいところを解説している。
基礎編、難問編、超難問編と3部構成で、最初に短い英文和訳問題があり、その後に解答と解説がある。超難問編では、翻訳学校の生徒で正答率5%なんていうものもある。著者は翻訳学校で教えていたこともあるそうで、解説は分かりやすい。新書なので分厚い参考書よりとっつきやすいし、ためになる本だった。
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図書館で借りた。
翻訳家が選ぶ、誤訳しやすい英文集。新書であり、気軽に読んでくださいね、な体裁だが、本の構成自体は基本的に受験英語を思い出す和訳問題集のスタイルだ。さらには、高校英文法はしっかり学んだ人向けだと断言されているので、結果として"英語が苦手なら、門前払い"な本だ。厳しい。
とは言え新書だし、気軽に読んで読者次第で色々感じれば良いと私は思う。問題集だと思うと萎えるが、翻訳家が和訳について教えてくれる本と思えば、興味は湧く。
解説の所々で、翻訳家が訳すのに苦労したり、あるあるな機械的に訳せないような英文のポイントなどを知ることができる。へぇ~なるほどーと思い楽しめる反面、(正確に日本語にする)翻訳でもしない限り、このレベルの英語力は普通必要ないんだなぁ、というのも実感した。
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たいへん勉強になりました。洋書を読む時などでよくわからない文はいちいち気にせずに先に進んだりするが、しっかり勉強しなければ進歩はない