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陰陽師記念すべき第1作。
晴明と博雅のコンビもまだ板にはついてはいないものの、何とも絶妙。
どの陰陽師より、夢枕さんが書かれる陰陽師シリーズが一番だと思っております。
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このシリーズもかなりすきです。
すごいブームになったのですきな人多いと思うけど。
最初になんとなしに図書館で借りてはまりました。
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珍しく時代物です。
相当なイキヲィで有名な作家さんですが、作品を読んだのはコレが初めてです。
まぁなんかの雑誌に連載してたのか、毎回登場人物の紹介めいた文章が少々クドくもあったけど、
でも分かりやすい文体で、短編だったのも良かったかも。
1話完結だから通勤電車で読むのに最適かな。
これも映画の公開がキッカケだったんだけれども、結構映画見たくなったかも。
野村萬斎かぁ、、、当たり役かも。
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今日の陰陽師ブームを語る上で外せない作品。晴明や博雅などの人物造形や、平安時代の闇を感じさせる世界観は独特かつ魅力的だが、全体としてはやや薄味という感は否めない。
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陰陽師もとい安倍晴明ブームに火をつけた夢枕獏のシリーズもの。他の夢枕獏の本を読んだこと無いのですが、行間で語るというような文章がワタシは好きですね。昨日TVで映画版『陰陽師』を観ちゃったのですが、ひどい。野村萬斎は素晴らしいのですが。あの着こなしといい、妖しさといいまさに適役!ですけど、他がダメすぎる。配役だけでなく演出も脚本も。なのに2作れちゃうあたりがしょうもないです。
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どうも「ゆめばくらまく」と言ってしまうのですが、そんな無礼者のアタシにも読みやすい短編でした。以前NHKで吾郎ちゃんがやっていたのを思い出しながら、安倍晴明には野村萬斎がピッタリだと思って。全体の雰囲気がとても良い作品でした。
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■説明
陰陽師とは、占い師のようであり、人を呪い殺したり、幻術も使える。
その陰陽師の安部晴明の話。
短い話が6つ入っている。
■感想
どの編もおもしろいですが、
私は梔子の女という話が謎解きのようで
好きでした。
寿水というお坊さんが、般若心経を写経していたところに、そこに女のあやかしがでて、悩んでいる。その女のあやかしとは。。と言う話。
今流行りの陰陽師の話ですが、発端なので
2.3巻になるにしたがって筆がのっておもしろくなるように思います。
話はほぼ一話完結なので、どの巻から読んでも楽しめると思います。
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著:夢枕獏
春ごろだっけかな・・・?
和製メタルバンド”陰陽座”にはまってしまい、
映画「陰陽師?」「陰陽師?」を見た。
野村萬斎と伊藤英明のコンビがいい感じで、
陰陽師にすっぽりとはまってしまった。
なんか、和な感じでSFちっくなところが好き。
ってことで、原作を読むことに。
この本の内容は映画とかぶっていたので、
かなりすらすらと読め、
さらに情景が頭にリアルに描けて面白かった。
陰陽師シリーズに一貫してでてくる「呪」というものについての話はいささか複雑だけど、
物や事の名を縛る「呪」というものは
ギリシャ哲学のイデアに通ずるものがあるのでは
と思うのは私だけでしょうか?
あまりギリシャ哲学に詳しいわけでもないので、
よくわかりませんが。
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安部清明と源博雅のコンビ(?)で話が進んでいきます。シリーズ一番最初の本です。
六編の短編が収録されています。
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タイトルやイラストからホラーを連想するとちょっと拍子抜けする。どちらかというと人間ドラマ。全てを斜から見るような清明とそれに振り回される博雅の名コンビがここから出てくる。平安のテンポがこの作品から軽く味わえる。少なくとも現代よりはよっぽどおっとりゆっくりした時代で、物語も多少間延び(わざと)しているところがなくはないが、勢いよく読めてしまう。人とは…を少し考えてしまう話が多い
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陰陽師・安倍清明と、親友の源博雅が、平安の都に起こる不思議な事件を解決していく話です。
濡れ縁で酒を飲み、『「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。』で事件に向かう、二人の関係がなんともいえません。
飄々とした清明に博雅が振り回され気味なのも面白い。
ミステリーなんだけど、平安の雅な世界に引き込まれてしまうシリーズです。
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昔の作品だというのにまったく古くない。名前からおどろおどろしいものを想像した人はぜひ読むべき。想像を裏切られるから。いい意味で。
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夢枕獏を説明するとき「陰陽師の作者」というと誰もが認知する、言わば一般大衆への普及作。発表されて15年も経ってから、ようやくこれを発端とする陰陽師ブームが起こってしまって「みんなオセーよ」と思ってました。
獏さんの作品の中では特殊な系統であるが、面白いことは間違いない。
雅な雰囲気と、清明と博雅のゆったりした問答が魅力。
鬼は悪者では無いというのをこれで理解した。裏切られ人を恨んで、その未練の末に鬼と化してしまった、悲しい存在として描かれている。
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今回2回目です。晴明&博雅のコンビが大好きです。
最後の白比丘尼で、博雅が「いつか死ぬのがいいのだな」みたいなせりふがものすごく印象に残りました。
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平安時代。闇が闇として残り、人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、息をひそめて一緒に住んでいた。安倍晴明は従四以下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼などの妖しのものを相手に、親友の源博雅と力を合わせこの世ならぬ不可思議な難事件にいどみ、
あざやかに解決する。