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「陰陽師」三年ぶりの短編集。
晴明と博雅のあいだに流れる空気がやけに艶っぽくなっていることと、これまでの作品にくらべて表現に深みが感じられないことに多少の違和感も覚えたけれど、安心して浸れるお決まりの展開は健在。
「この世に、おまえがいてよかったと、おれはしみじみと今、そう思っているのだよ、晴明-」<食客下郎>
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一編一編がごく短い、文字通りの短編集です。サクサクと読めて普通に面白いので、中々楽しめたのですが、最後の話だけオチに「?」となったので、星三つです。つまりそれは夢オチってことなんでしょうかね?
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ハードカバー借りて読んでから、文庫本になるのを待ってたのよ~。ようやく出ました。
いやもう安部晴明と源博雅コンビのラブラブっぷりが微笑ましくて(爆)。いつもはクールな晴明が、この巻では二度もうろたえる場面があるのよね。ふたりきりの時はタメ口きいてる晴明も、人前ではいちおう博雅のほうが身分が上なので敬語使ってるんだけど、うっかり「おまえ」と呼びそうになってあわてて「博雅様」と言い直したり、博雅から大胆な告白を受けてうろたえ、こともあろうに博雅に「可愛い」なんて言われてしまう萌え要素満載(爆)。
お話もなかなかの傑作ぞろい。わたしが一番好きなのは「月琴姫」です。
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久し振りに読んだ。
なんだか博雅がピュアすぎてちょっと笑える。
ピュアなおっさんも可愛いけど。
(20091205購入・20091211読了)
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この二人、清明と博雅は絵になりますねぇ。
簀子の上に座って片膝をたてて柱に背をあずけながら、
酒を飲む清明。鬼からもらった笛、葉二を吹く博雅。
春夏秋冬、梅の季節も桜の季節も雨の日も雪の日も。
この二人が居るだけで一枚の絵のような不思議な光景。
今回、博雅君の笛がさらにパワーアップ。
「龍神祭」では、幾多の神々を笛で魅了してます。
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陰陽師、やっぱりなごみます。
博雅と清明のやりとりは何回よんでもほのぼのしてるなぁと。
博雅のいい人ぶりには言葉もないです(笑)
可能な限り書き続けてもらいたいシリーズです
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長く続くこのシリーズ、だんだんこのコンビのコンビ愛が同人誌っぽくなってきたのは気になるが、相変わらず読みやすい。
今回は一篇が短めなので、電車通勤にはぴったりでした
雅な気分になりますよ。
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雅博さんが「色々な」方にもてもてなお話が中心の短編。
この世のものでないものの色鮮やかさと切なさ、儚さ、美しい音色が耳に届いてくるような描写が印象的でした。
全体的に暗い印象が強いシリーズですが、「龍神祭」と「月琴姫」のゆったりとした不思議な話と「蚯蚓法師」の落ちのおちゃめさが新鮮でよかったです。その間にあるぞわっと来る冷たく切ない話もスパイスで良いです。
それにしても、清明も舌を巻く雅博のいい男っぷりに心がなごみっぱなしです。
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短編集ですが、ちょっと短めのハナシがたくさん入っているという印象です。あまりシリアスになりすぎない、軽いテイストで、でもいつもの雰囲気は顕在。相変わらずの晴明&博雅のやりとりになんだか和みます。それにしても博雅の笛はすごいんだろうなぁ。1度でいいから聞いてみたい。
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久しぶりの「陰陽師」
このシリーズついつい買ってしまいます。
「龍神祭」がとにかくよかったです。
獏先生、どんどんひらいていく感じですね!
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タイトルが面白そうだったので買ってみた。
最初読んでいるうちは面白さを感じなかったけれど9編のなかで
何個か面白いな~と思う作品もあった
その中でも少し切ない気分になったのが「魔鬼物小僧」
真念くんの純粋な思いを邪魔に思うのは許せないと思った。
終わらない巻物ってなにさ!!ずっと・・・ずっと・・・読み続けて、寺の者の不始末で焼き死んでしまうなんて本当に可哀想だと思う。
しかも僧侶たちはその真念くんが一生懸命お経を読んでいる間
酒を喰らい女と遊んでいるなんて僧侶としてあるまじき行為だ!!
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久しぶりに初期の頃のような短編集でした。しかも悲しい話せつない話はわずかでほとんどが心温まるほっとするようなよい話で読んでいて気持ちがよかったです。博雅好きにはたまらない一冊。とても面白かったです。
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博雅のもとを夜な夜な訪れる異国の美しい女性。語れども声は聞こえず、哀しい眼で見つめ、翌朝には、残り香とともに消えるその女が気になった博雅は、晴明に相談する。晴明は、帝より博雅が賜ったという、吉備真備が唐より持ち帰った音のならぬ琵琶に興味を惹かれる。果たして女性の正体は?「月琴姫」など全九篇を収録。
博雅好きにはたまらない作品。
安定したマンネリっていうのか。
「月琴姫」なんてもうとにかく素敵だった。
博雅、ホントいい男だ。
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今回の陰陽師は、なかなか色っぽい。博雅の笛がすごい・・・
シリーズは全部大好きだけど、とくに当たりの巻かな。
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陰陽師はいつもすらすら読める。
一文、一文が短いからかな。
今回は、博雅の楽の才能が神の域に達する話
それから『変わりゆくもの、変わらぬもの』の話
私的には『月突法師』と『魔鬼物小僧』が好きかな。
タイトルも素敵。