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必殺剣を使う8人の武士の連作短編。ほのかに、或いははっきりと、運命の香りがして良い。どれが好きか、とか言い合うのも楽しい。
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藤沢先生の短編は(長編もだけど)何故こんなに面白いのか・・・
1日で読みきってしまうこの面白さは一体。
秋風抄の「盲目剣谺返し」が2006年に映画化されるのは凄く嬉しい。
あの夫婦愛をどう表現してくれるか楽しみだ。
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映画は見てませんが、その影響で手に取りました。短編集なのですが、どの作品も面白いです。ほとんどの作品の主人公は、秘剣を会得した武士なのですが、勇ましい話ばかりではなく、女性の登場人物も上手く描かれていると思います。
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短編集で、それぞれに秘剣術を知っている剣の達人が登場するんだけど、その秘剣術を知っているために陰謀に巻き込まれていく話。
それだけだと男性向けの作品のような印象をうけるかもしれないけど、それに恋愛がからんでて、女の子でもハラハラしながら読める本。
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映画観てから読みました。
短編集ってあんまり読まないんですが、読んだら読んだで読みやすくていいなと思います。
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隠しすぎ!!ってのは冗談で、まぁいろんな剣がありますねー藤沢さん。人が人を切るとき、不敗と呼ばれる剣が敗れるとき。そこにある人間模様。時代描写。なんたらかんたら。1話読みきりなので時間がない人にもオススメです。
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短篇集。この中の一篇『隠し剣鬼ノ爪』が別の作品と合体して映画『隠し剣鬼ノ爪』に、『秋風抄』の中の一篇『盲目剣谺返し』は映画『武士の一分』に。全作品、非常に良い。決して明るいとは言えない作品集だが、読んでみて損はないと思う。短い作品なのに、主人公のキャラが個性豊かに屹立している。様々な趣向を凝らして創造された剣法の妙。息詰まる闘い。そして訪れるどこか物悲しい読後感。何でこんなに上手いのかなぁ・・・。もっと生きて、作品を書いてほしかったなぁ・・・。今でも多くのファンを惹きつけるのは当然すぎるほどに当然である。
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「隠し剣鬼ノ爪」が入ってます。若干差異ははありますが、たそがれ清兵衛ほどの大差はないと個人的には思いました。短編集。
女人剣さざなみと、臆病な剣のお話が好きです。
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隠し剣が意外としょぼくって笑っちゃいましたー。可愛い♪
ちょっと物悲しいいい雰囲気流れてる作品です。
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卓越した剣技を持つ人間とは堅忍不抜かつ清廉潔白
であるようなイメージを抱いてしまうのですが、
頭脳明晰=聖人ではないように剣技は優れていても
所詮は人間。
悩み迷いもすれば、道も踏み外す。
玉石混交といったところでしょうか。
この本は、秘剣を極めた主人公達それぞれの人生模様を
描いた短編集です。
私が話のその後が気になって仕方ないのは『暗殺虎ノ眼』
です。
切なくも恐ろしくもある結末です。
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2007年12月1日読了
「鬼の爪」は映画の方が好み。
[悲運剣芦刈り」
「女人剣さざ波」が好き。報われないかもしれないけど一途に夫のことを思う妻の姿がかっこいい。ラストシーンも良かった。剣客商売チームでドラマ化を希望。
2008年7月7日二順目
どれもこれも好きだ。周平の短編集としては一番かもしれない。
「必死剣鳥刺し」胸を締め付けられるようなせつないラストの描写がいいねーと思う。
「鬼の爪」もやっぱりいい!映画は純愛な感じがしてステキなんだけど、原作は原作でよい。
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邪剣竜尾返し
臆病剣松風
暗殺剣虎ノ眼
必死剣鳥刺し
隠し剣鬼ノ爪
女人剣さざ波
悲運剣芦刈り
宿命剣鬼走り
と話がある中で、私が好きなのは、「女人剣さざ波」
臆病な旦那が果たし合いをすることとなり、旦那に内緒で代わりに果たし合いをしてしまう妻を書いた物。
最後の描写(妻は死にませんよ)がいい。
旦那が「妻よ許せ」って感じでね。
旦那は確か、妻のことを、文句ばっかり言っていたのだな。
それなのに、妻が旦那に内緒で果たし合いに行くってのだから、女性はすごいと思うのです。
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秘剣の数々に秘められたそれぞれの物語。
ちょっぴりほろ苦いところが藤沢周平の真骨頂。
必死剣鳥刺しはどんでん返しあり
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一人相伝の秘儀を書いた短編集。
物哀しく、そして江戸時代に剣に生きる
人々のたくましさ、潔さを感じる。
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会社の先輩に、これいいから!と貸して頂いた本。
秘伝の剣術使いに関する短編集。
面白いけど、なんだか切ない話が多かった・・
もう1冊シリーズがあるみたいなので、こちらも読む予定。
この本の中では、「暗殺剣虎の眼」という、
ブラックなオチの話が一番面白かった。