投稿元:
レビューを見る
あさのさんの読んだ本の中で初めて女の子が主人公で、これもすっごく面白かった!!親友や幼馴染みや仲間たちとの楽しい日々。将来のことよりも今を生きるほうが大切。でも、この楽しさがずっと続かないことも知ってる。海に帰る犬のあたりが、ちょっと泣きそうになった。昔飼ってたうちのわんこを思い出しちゃうのですよー。
投稿元:
レビューを見る
どう頑張っても始まりは読者にとって強烈なものになるけど、
終わりは「あれ、ここで?」と思うくらい静か。
そういうタイプの小説です。
世間からは程度が低いと思われている高校に通う、主人公理穂。
そしてそのクラスメイト、幼馴染、兄弟が織り成すお話。
感動を誘うような展開も、ドラマチックなストーリーもない。
あるのは高校生たちの人生の一部。
大切な友人のために必死になる。
将来を一瞬不安視し、それでも「何とかやっていけるという自信」はある。
事あるごとに強く感じるものがある。
そういうところで彼女たちは強い。
近かれ遠かれ、他人のことを人一倍感じる事のできる人たちのお話。
「あたしたちは、負けないのだ。」
投稿元:
レビューを見る
落ちこぼれ高校に通う三人のお話。一人一人の夏があって、ながい時間の中で今だけしか愛せないものがあって。透明だとおもう。青春小説。
投稿元:
レビューを見る
落ちこぼれの高校に通う理穂。病弱だけれど言いたい事をズバズバと言っちゃう美咲。そしてその周りに集まる高校の仲間達の日常を、さらっと描いた青春小説。「苦手な事を克服する努力も苦手、真摯に懸命に何か1つに打ち込む事もできない。いい加減で、怠け者で、中途半端だ。でも自信はあった。何の根拠もないけれど、潰れてしまわないと言う自信だ。」そんな1人1人のキャラクターがとても面白くて楽しい。実際、普通の高校生ってこんなもんだと思う。そうやって、今と言う時間を一歩一歩、歩いていくのだ。そんな青春を、ちょっと思い出してみませんか?
投稿元:
レビューを見る
あさのあつこの小説では一番良いと思う。
ここでは何も起きない。ひたすら地方都市に住む17歳の少女の日常が描かれているだけ、なんだけどね、良いですよ。これが18歳(高校3年生)じゃあ駄目なんだろうなあ。物語が欲しくなっちゃう。で、あさのあつこは物語が苦手だから、ちょうどいい塩梅に出来上がっています。
ところで、この地方都市ってどこだろう。出雲街道、たたら製鉄、鮎...、きっと津山だな。
投稿元:
レビューを見る
H18.11.30 読了
普通の高校生の普通の話!あさのあつこさんは、人物を書くのが巧いと思う♪
普通の高校生だけど、普通の話だけど、羨ましい生き方!青春って感じです!
投稿元:
レビューを見る
美咲の性格が、私の嫌いな人間のタイプそのもので、みていてむかついて途中で読むのやめた!ほんとに嫌い!!!!!!
投稿元:
レビューを見る
さらぁっと読めるものがいいなぁと思って手に取った作品。さらっと読めました(笑)何が起こるわけじゃないんだけど、普通の生活の一部の話なんだけどどこかキラキラしてる話。読み応えのあるものがいい人は物足りないかも。
投稿元:
レビューを見る
すごくすきな話。なんでもなくても青春ってこういうこと言ったり考えたりしてるんだよなって。結構女子高生リアルだと思う。
投稿元:
レビューを見る
200611月末読了。
ダ・ヴィンチの付録で、ガールズ・ブルー2の冒頭を読んで、気になっていたので。
あさのあつこじゃないみたいな文章だったから。
既にこれを書いてる12月4日、ストーリを覚えてなかったり・・・。
でも、おもしれーと思いながら読んでた記憶はある。
投稿元:
レビューを見る
あさのあつこ初体験。
私には少し物足りない感じがしたけど、思ったより良かった。
むしろ、昔好きだった本の感じ。
数年前に読んでたら、絶対宝物になってただろうな、と思う。なつかしい。
この子たちの青春に私は痛いほど憧れる。
投稿元:
レビューを見る
あたしたちは、負けてしまうわけにはいかないのだ。
そんな一言が、ただただ強く残る作品。
ドラマチックでもなんでもないのが、味があってすき。
投稿元:
レビューを見る
こんな青春時代を送りたかった…
ただただ、そう思った。理穂がうらやましい☆きれいなお話でした。如月のキャラが結構好き。
今が楽しい。ずっとこのまま、将来のことなんて何も考えずに、このまま毎日笑っていたい。今が楽しければ、それでいい。
私も、そう思う。
今を大切に、日々生きてゆこう。
投稿元:
レビューを見る
真央が好き。それと、可哀相って思われたくない、って私には思えないから美咲の強い気持ちが羨ましかった。私は狡い。
投稿元:
レビューを見る
青春、というのに相応しい瑞々しさ。頭も悪いし、当然勉強なんか嫌いで、だからって何もできないわけじゃない。そんな『若く根拠の薄い自信』を『若いから信じていられる』カンジが出ていました。