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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
何が伝えたいのかいまいちわからない。
だから何?って感じてしまうことが多くって、
伊坂さんの作品合わないかも。
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伊坂幸太郎作品はどれも好きですが、特にお気に入りなのがこの小説。素敵な言葉が沢山詰まってます。
「人間というのは、眩しい時と笑う時に、似た表情になるんだな」
「人間が作ったもので一番素晴らしいのはミュージックで、もっとも醜いのは、渋滞だ 」
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主人公は死神。
初期の伊坂作品に多く出て来るミュージックをこよなく愛す人(?)たちです。
やはり有り得ない設定なのに、登場人物のリアルさとコミカルさが伊坂先生らしいと思いますね。
一つ一つの台詞もぐっときました><
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ていうか最初から「死神」が主人公であることになんの不自然さもカンジさせないところがすごい(笑
最後の終わり方が好き。
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ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に…
様々なスタイルで語られる、死神の見た6つの人間模様。
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伊坂幸太郎の『死神の精度』を読んだ。
死神が主人公の6つの短編が収められてる。
音楽を愛し真面目だが天然でとぼけたキャラクターの死神がいい味を出している。
死神は人間の死には興味なく、関わる人々との関係はクールでミステリアスだ。
だけど、その中にいろんな人生のドラマが織り込まれていておかしくもあり悲しくもある物語。
全て千葉という名前の死神が主役の短編集だけど、恋愛やミステリー、ドラマなど様々なストーリーで構成されている。
それぞれの話も短くキレよくまとめられていて楽しく読めた。
短編集は読みやすくて好きだ。
星新一を読みたくなった・・・
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う〜、寒い寒い。外は良く晴れているので、こんな日は散歩にでも出て陽にあたった方が余程暖かいのだけどね。そんな部屋の中で、買ったばかりのこの本、昨日の競馬の行き帰りで読み切れなかったところも読了。
今回の伊坂幸太郎の主人公は「死神」。7日後に不慮の死が予定されている人間を観察し、その死が“可”か“見送り”かを判定するのが彼の仕事。あくまで淡々と真面目に自分に仕事をこなす。そんな彼が仕事をするときはいつも雨降り。
6つの異なったお話で構成されていて、それぞれ判定すべき人に従い物語はやくざ映画になり推理小説になり恋愛小説になりロードムービーになる。
感情を持たない死神から見た人間に対する警句もちりばめられ、いつもの小気味いい文体で、ちょっとした謎解きも入って飽きさせない。
私は「恋愛で死神」が一番好きでした。とは言え、この本、最後のお話まで行き着いてこそ伊坂幸太郎であって、でなきゃ普通の面白いお話ですよね。
6つのお話を通して流れる長い年月がただ生きることの大事さを奏でる。死神が初めて見た突き抜けるような青い空の下『こんなに晴れてて、犬があそこにいてさ。子供も楽しそうだし、これだけで、これだけで充分、ラッキーだね』老女は両手を伸ばす。私も今から散歩に行くことにするよ。
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文庫になるのを待ち侘びてようやく購入。期待通り面白かったー。やっと伊坂さんの文章に慣れてきた感じ。死神対老女が一番好きです。ぐっとくるセリフがあって。短編同士がちょこっとずつリンクしていたのも楽しめました。映画も楽しみだなー。
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久々の伊坂さん新作。
死神は死ぬ一週間前に候補者のもとに現れて何も知らせずにそばで調査をし、「可」か「見送り」かを報告。「可」とした候補者は翌日死ぬ。
死神の世界が独特で、死神は皆ミュージック(この言い方もツボ)を好み、一晩中CD屋で視聴し続けるという設定。映画化が楽しみです。
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死神はミュージックが好き
死神は人間の死には興味がない
無作為に選ばれた対象者を死神は7日間観察し
「可」
「見送り」
を決める
「可」ならばその人間は事件や事故で死ぬ
8日目に。
晴天を見たことのない死神が出会った
6人の対象者のお話
物語のループやつながりが伊坂幸太郎らしいなぁ
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文庫化ずっと待ってました。伊坂幸太郎大好きです!
期待以上に面白かったです。やっぱり構成がすごいですね。千葉のキャラクターもすごく好き。読み終わったあとすぐにまた読み返してしまいますね。
吹雪の話がシニカルで好きです。恋愛は悲しかった…。そしてきれいなラスト。全編通してやっぱりいいなあ。なんでこんな話が作れるんだろう。
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悲しくなるほど肉付きの良い、自らの膝を何度ぺちーん!と打ったことか。伊坂幸太郎、この作家の本を読むたびに、品のある文章の中、その種やトリックなどが解き明かされるたびに、私は膝をぺちーん!と打っている。ああひりひりする。そんな中でもこの本は、だんとつで膝を連打してしまうほどのどんでん返しが待っていた。死神が通り過ぎた中のひとつ、寂しい恋のその後である。幸せでなかったかもしれない彼女の、それでも軽やかな、粋な様子に安堵した。きれいごとは言わないし、奇跡も起きないけれど、淡々とした死神の立ち位置は妙に愛しい。あと付け加えたいところに、伊坂作品の中を交差する登場人物の存在がある。特別名前を書かずに読者の想像に委ねられると、気付いたものは思わずにやりとしてしまうのだが、今回の彼との再会には思わずときめいてしまった。たとえ本の中の人物であっても、女子は男前に弱いのだ。
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実は映画化を全く知らないで、買っていました・・・
伊坂幸太郎は「ラッシュライフ」以来、2作目。
本格ミステリーとは言えないけど、心温まる作品でした。
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伊坂幸太郎の著書は常に小説の面白さを確認させてくれる。機知に富んだ表現と比喩、主人公の死神。そして、物語の最後に待っている開放感。また、短編なのだがそれぞれが連関したこの作品はまさに、全体で一つの作品とも言える。特に、最後の物語はその集大成とも言えるもので、大変素晴らしいと同時に好きな物語である。
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以前図書館で借りて読んだので、驚きはなかったけど、やっぱり好きだなぁ。千葉さんのズレぐあいが可愛いw