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すきですきでたまらない作品。
ココとジェシーの関係がなんだかこそばゆくてもどかしくて、
それからリックはとてもいたいけで、
一章の終わりは何度読んでも涙が止まりません。
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なんていうんだろう、非常に微妙な場所をついた作品だと思う。けっこう好き。腑に落ちないこともない、ていうような。
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やばい。
詠美作品の中で1位をあらそうモノとであってしまった。。。
ココの愛し方。複雑化する恋愛感情のなかで、
なぜかドロドロしない透明感のある生き方。
真似したくてもできないからこそ、
大切にしたい浮ついた感情。
圧巻。。。
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圧倒された。凄かった。山田詠美は、多感な中高生を主人公とする作品と、黒人社会をテーマにする作品の2つにわかれる。「僕は勉強が〜」が前者のベスト作品だとすると、これは後者のベスト。
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読んだのはずいぶん前・・・うーん独身のときだったような。
さんざんイライラしながら読み進めて、最後めっちゃ泣いたような記憶がありますが・・・もう内容ほとんど覚えていない・・・
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せつない恋愛の話。
で、ありながら、私の心に残ったのはバッキーの一言。
そうだよ、生まれながらに恵まれた人ばかりじゃないんだ。
人によって磨かれるからすばらしいんだ。
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山田さんの世界観の中のニューヨークどっぷり。
解説が宮本輝さんなのだが、この解説もなんかすごい。
高校生の頃、夢中になって宮本輝読んだなぁ。。。
どちらも言葉を紡ぐって感じなんだよなぁ。
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久し振りに恋愛小説を読んだ。
世界に入り込める様になるまで大分時間が掛かり、
読み始めから読み終わりまでかなり経ってしまった…。
山田詠美の小説の中にはときどき、
自分の語彙力では言い表すことのできない感情を、
ずばり言い当てられているような文章がある。
この本にも、そんな箇所がいくつかあったなあ。
全体としては、まぁまぁでも、
その部分だけで、惹き付けられてしまう。
その部分のために、読む、といっても間違いではないと思う。
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久しく恋愛小説から離れていました。 大人の恋愛事情に振り回されるジェシーと、愛しているという現実に正面から向き合うことのできないリックの親子がとても痛々しかった。
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山田詠美さんの文体はほんと独特でたまらなく好きだなぁと改めて感じさせてくれた本。
ココはきっと山田詠美さんそのものをイメージさせる。そんな女。
トラッシュを読まれるのでしたら
絶対にジェシーの背骨を読んでからのがおすすめです。
成長したジェシーに感動する。
リックとココ、そしてジェシーの奇妙な生活。
ココのしおあわせがにじみ出ている
チューインガムもおすすめです***
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助けてもらった本。答えがたくさんかいてある。ご本人にサインも頂いちゃいました。吉祥寺のkukuって高山みなみさんのいらっしゃったお店で。
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山田詠美にはまるきっかけになった1冊。
これも100回以上は読んでいる。
この本を読んで、人はこんなにも人を愛せるのかと思った。
そして、その愛し方は人によってそんなに違うのかと。
ココのように全身全霊で人を愛することは素敵だ。
でも、人は大人になるにつれてそんな愛し方をしなくなる。
その思いが断ち切られてしまったときに傷つかないように。
でも、ココは全身全霊で人を愛す。
いつまでもココのような愛し方が出来たら素敵だと思う。
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『私は彼が死んだことは、どうも思わないの。だって会ったこともない他人だもの。私が泣いているのは、貴方が彼が死んで、傷ついて悲しんでいるからよ。あなたが大事だから泣いてるの』がすごく印象に残ってる。
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ニューヨークに暮らす日本人ココの恋愛を描いた小説。ココは子どものいる黒人男性リックと同棲していたが、新しい恋人を作り、リックの元を去る。しかし、リックの思い出は消えない。トラッシュとして捨てることが出来ない。人間が弱くて、悲しくて、愛おしい存在だと思える一冊。
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折に触れ、何度も本棚から発掘しては読み返します。高校、大学、フリーター、社会人。ヒロインであるココを見上げていた私が、いつか追いつき、追い越していくこの不思議。
どうしようもない黒人の中年男に恋するオリエンタルのココ。男の息子や前妻との話、そして別れ、新しい恋。みんなみんな、どうしようもなく「生きて」います。結婚や愛や死や、そういう人生における重要なものの価値観を、私に問い直してくれる本です。読むたびに感動する部分が違う。そして、必ず泣いてしまう。
長さを感じさせない、ずっしりしっかりとした本です。出会えたことを誇りに思う。