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鮮やかで爽やか。…アタマ悪くて頑迷な自分は、「馬の骨」が一体本当は何を指すのか、まだ納得しきれていない。
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8月26日の金曜時代劇から放映開始なので事前に読んでみました〜 秘剣の継承者は推測しないまま読んでいたのでそこに関してはよいのですが、真のオチが…!!解説読んではじめて気づいたですよ…もうそうくるんかいなーと ドラマはどうなるのか一層楽しみになりました!! 藤沢氏の作品の女性は凛としていて、強さを秘めているので好きですvしかし今作品の主役ふたりは…へたれ?笑
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NHKのドラマ観れなかったので替わりに読んでみた。前半はっ結構面白いと思うんだけど後半失速気味かなぁ…。チャンバラ分切れ?
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面白かった!推理物で時代物で人情物で剣豪物という感じでしょうか。最後の解説に振り回されることうけあいですが、これは良いのか悪いのか…
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そーゆーことだったのね!!
本文を読み真相を知って満足しきっていた私。
ですが解説文を読み、目から鱗でした。
筆頭家老暗殺につかわれた秘太刀・馬の骨の遣い手は
一体誰なのか。
真相を探るため奔走する半十郎と銀次郎。
裏に隠された熾烈な執政争い。
息を飲むような剣の応酬。
一気に読み進めついに真相判明。
と思っていたのですが。。。
ぜひ、本文を読み終わったら解説も読んでください。
面白さ倍増です。
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馬の骨さえも折ってしまう秘剣「馬の骨」の継承者を探す主人公。継承者は誰なのか。そして何のためにその剣を探さなければならないのか、ラストにはすべて判明。主人公と息子をなくした嫁の微妙な関係も織り交ぜながら展開する。継承者一人一人に当たっていくのだけれど、その一人一人がドラマを抱えていて、それはそれで楽しめる。読後感も中も特に不満はないんだけれど、盛り上がりに欠けたということで★二つくらいかな。
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藤沢周平、「蝉しぐれ」読んだ時点では、文体があんまり好みでないからダメかな?と思いつつ読んだけれど、そんなことは無かったみたい……。一気に読んだ。他の物も読んでみようかなと思わせてくれた意味では貴重。
物語も面白い。秘太刀云々よりも、最後の御妻女のエピソードが、物語を締めくくるになんて美しいシーンだろうと思う。いや秘太刀云々も面白いけれどもね。
秘太刀を受け継いだ「あの方」(※ネタバレの為名前は省略)の、刺客魂に乾杯!
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なんだかチャンバラ小説が見たい、秘剣って何!?ってことで読書
・あらすじ
北国のある藩。家老の暗殺に使われたと言われる秘太刀『馬の骨』。この秘太刀の探索を下命された半十郎と銀次郎は徐々に熾烈な執政を巡る争いの渦中に巻き込まれていく。
秘太刀を巡って、様々な剣客と立ち合っていく。それを聞くだけで壮大なチャンバラな予感。実際に、色んなタイプの剣客と切りあっていくんだけど、残念ながらあまりそこの記述が多くないかも。そんな後日談みたいにチャンバラを描くの!?ってところもあるのが残念すぎる。
もっと壮絶な、命を賭けた男の生き様を見たいって方には少し物足りないだろうなぁ。
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なんか中途半端な終わり方。
2022/01/15
二回目だった。忘れていた。
短編のネタになりそうな剣豪達の秘密が面白い。
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とにかく藤沢周平の描く武士が好きです。
殺陣の描写なんかもワクワクさせてくれる。少し内容を忘れてしまったのでもう一度読み返そうと思ってます。
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時代小説は好きで、藤沢さんは悪くないと思うけど、面白味のポイントが違う気がする。秘剣の遣い手探しと藩の勢力争い。用心棒シリーズより内容が落ちる。役の設定に拘って、肉付けに手が回らなかった感じ。最近、藤沢さんの秘剣物の映画化が多いので、先取りに読んでみました(笑)
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出久根さんの解説が素敵な方向に不親切でいい。雑誌掲載時と「あの正体」が違うらしく、そっちもネタバレ読んだけど文庫の方が納得だな。銀次郎がイラッと来ると憎めない一面を見せてつかみきれないよ!
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深まる秋。藤沢さんの傑作時代小説を再読。
美しい自然描写。魅力的な登場人物。秘太刀「馬の骨」の伝授者は誰?ワクワクしながら読み進めた。遣い手は金打してでも明かせないが、最終頁読了後は涙が流れた。
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藤沢さんらしく、殺陣の描写、男の心の書き方が本当にかっこいい作品でした。何より、、ほとんどの読者が、物語の真相(あるいは藤沢さんの残した別解)に気付かず読み終えるんじゃないかと思います。作品を読み終わり、あとがき解説をよんだ時には思わず目が止まりました
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何年か前にNHKドラマになったこの話し。
実はドラマになった当時、結局秘剣「馬の骨」の使い手は誰だったのか?
というのが、最後まで私はよくわからなかったのだ。
それはドラマがあまり登場人物たちの背景を深く掘り下げず、とんとん進んでいってしまったのもあるし、家中に渦巻く陰謀が短時間の説明ではよくわからなかったこともある。
・・・そしてまた「秘剣」と言われるだけに、最後の最後で「馬の骨」を誰が伝授したのかを知らしめる、その種明かしも実に静かで跡を残さぬ終わりであったのだ。
だからドラマでもそのところが非常に隠匿性を持ち、印象に残らぬ幕切れだったのだと(今になって)推察する。
読んでみて、描かれた人物像がドラマとはかなり違っているなと思った。
やっぱり、話の流れや本当の物語の推移は原作を読んでみなければわからないものだ。
しかし、面白かった!
何より、登場人物が皆、一癖も二癖もある者ばかり。
ドラマでは主役だった銀次郎にしても、原作では目的のためには手段を選ばぬ狂気じみたものを持った少々危険な男である。
その中で、銀次郎の先走る行動を制し、事の顛末を見守る半十郎(主役)の冷静かつ聡明さが光る。
また、物語を通して静かに変化してゆく半十郎夫妻の様子がきめ細かく描かれ、しみじみとした終わりが暖かかった。
読んでよかった!と思える一冊だった。