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初読み作家さん。
最初の作品で号泣するとは思わなかった。予備校講師の先生×高校生あめちゃん。前半は純粋にあめちゃん大好き先生の気持ちがイタイ位に伝わって涙し、後半のあめちゃんだけどあめちゃんじゃないちいさんを前に葛藤する先生の気持ちに号泣。何度も中断しながら読みました。またテクノサマタ先生の挿絵がピッタリで。再読するには少し時間をおかないとならない作品ですね^^;
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私はつい最近朝丘さんの作品に当って読み出したばかりなので、見つけ次第、手に当たる次第という読み方をしていて、発表年代を追わずに読んでいると、技巧的な違いがふと気になったりすることがある。
この本も読み始めは文章の小さな拙さが気にかかって、キャラクターも好きになれなくて、これで何冊目かの朝丘さんの本になるのだけど、はじめて低い評価になるかも、、と思いつつ読んでいました。
前半は甘々な展開に、この先このままどうやって話が転ぶんだろう?とそろそろ期待をやめてもいいかなと思いながら、後半に入ってあまりに使い古された展開にかなりがっかりしたのです。。。
、、、が、それが、、
その後の展開にはまさかの号泣です。
私は泣かそう泣かそうとする話は嫌いです。でも泣いてしまう。
途中耐えられなくなって、キッチンにコーヒーを入れに立ったのに、キッチンで座り込んで声をあげて泣いてしまう。
お願いなんとかしてあげて、、と泣きながら懇願しながら読みました。
特に話の展開が珍しいエピソードに溢れているわけでもない。
むしろ、本当にありふれた使う古された、ここでまさかこんなの使っちゃうの?っていうものなのに、キャラクターの気持ちが純粋に読んでる人の気持ちに入り込んで来て、一緒に泣いてしまう。
読み終わると、最初の好きになれないキャラクターが、まるで、そうでなくてはいけなかった形としてきちんと腑に落ちた。
だからふたりは一つにならなくてはいけなかったんだと思えた。
前半で諦めて読み飛ばさなくてよかったです。
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切ない系で最もベタな記憶喪失という設定ですが、能登と千歳の感情や考えに何度も泣かされます。
著者の朝丘先生の言葉の表現や台詞がとても好きです。
ドラマCDも出ていてそちらもおススメ。
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これがまだしも、家庭環境が複雑で辛い過去を持った人達の話だったら、幾分共感できようが…。何故そこまで共依存みたいになってしまうのか…。普通に塾で出会っただけですよ…
塾講師の攻めキャラがどうしても鼻について甘いセリフも響いてこない(+_+)
これといって山場もないし…(記憶喪失設定なのに…)
個人的に、ちょっとお涙ちょうだいが強いような気がする…。詩的な表現も多すぎるとスマートに言えんのかーってなる(笑)表現が仰々しくてドヤ感というか、セリフにもリアリティーが無いというか…。記憶喪失からの流れも都合よすぎだなぁと。
評価高いので多分自分と合わないだけだとは思う…。
ただ、初めて肌を触れ合わせる時の丁寧な表現や、老人ホーム入っても~、のセリフは好き。
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最初天然で真っ直ぐ過ぎる先生に感情移入出来るかなと思ってましたが途中から一転。先生のあめちゃんを想う気持ちが切なくて切なくて…泣きました(T^T) 設定としては記憶喪失ものだし割とベタだと思うのですが、先生の気持ちの変化、あめちゃんを千歳として受け入れるまでの心情が痛いほど伝わってきて切なかった。ドラマCDの日野さんと梶くんが台本読んで泣いたと仰っていたので気になっていましたが本当読んでよかったです。
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評価高いので読んでみた!!
なんか、、文章が軽いというか、
安っぽいというか、、
合わなかった(⌒-⌒; )
読む努力をしたけど途中までしか読めなかった(⌒-⌒; )
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能登先生の奔放なキャラクターに戸惑いつつ、真っ直ぐで柔らかで純粋な二人の気持ちの重なり合いが丁寧に穏やかに描かれていく描写にするする引き込まれました。心の内側の柔らかな部分をそっと掬い上げるような言葉のきらめきの一つ一つに包み込まれるよう。
触れて欲しくない、目をそらして向き合おうとしないでいた痛みに手を差し伸べられて、そのままそっと包み込まれるみたいな愛おしさと苦しさが溢れていて、読んでいる間中、揺さぶりをかけられてどうしようもなかった。
行き場のない感情に寄り添う優しさと温もりが溢れていて、こういった感情に出会える事こそが物語に出会う喜びなのかな、とも思ったり。
愛おしいと思える人に出会える奇跡とそのぬくもり、二度と帰らない時間への切なさにぎゅっと心をつかまれました。
メイン二人は勿論、真っ直ぐな気持ちで相手に、自分自身に向き合っている相楽さん、秋津先生たち女性キャラもとても魅力的でした。
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電子書籍で読んでいたんですが、テクノサマタさんの挿絵がどうしても見たくて紙書籍も購入(笑)。
満足しました!
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うーん、これ攻のキャラクターでかなり好き嫌いが分かれるかも。
10もの年の差で、一応先生と呼ばれる立場なのに、あめちゃん(受)に自分の気持ちを早々に打ち明けて『好き好き』攻撃。
そりゃ何の手練手管も知らない純情な高校生が絆されますわ…と穿ってしまう人には向かないかと思います。
ただ本筋はそんな話ではなく。あめちゃんの事を想って何も言わず、身を引こうとする先生が切なくてただ泣けるお話でした。
ハッピーエンドですが、すべて元通りでみんな幸せ。というラストでないところが、切なさに拍車がかかってまたいいです。続編読もうかな。