投稿元:
レビューを見る
前年12月22日購入。2月7日読了。作中作の本格物です。今の歌野昌午作品に比べると物足りないけど,楽しんで読める作品だと思います。
投稿元:
レビューを見る
江戸川乱歩と萩原朔太郎、乱歩の未発表作という設定の作中作。
二空間が重なって、読後はきっとすっきりする。
投稿元:
レビューを見る
2004.3
推理小説の中に推理小説という斬新な構成。双子のトリックはすぐに分かったけど最後の大どんでん返しにはびっくり!
投稿元:
レビューを見る
作中作もの。乱歩様の未発表作が題材であります!!魅惑的であります!!朔太郎さんが、謎を、斬ります!!謎解き、オチはわかりやすいんじゃないでしょうか。その分乱歩様的文章をゆっくり楽しめました
投稿元:
レビューを見る
この作者さんの小説を読むのは初めてな上、江戸川乱歩の作品(ついでに言うなら萩原朔太郎にも詳しくはない)も知らない私ですが、それなりに楽しめました!
本書中にある『白骨鬼』はオチが(二転三転するケド)途中から何となく先が見えてきた〜って感じになる…。でも最後に……。
こっから先は秘密ですwイイオチでした。
「マア、おとぎ話でも聞くつもりで、ひとつ私の妄想につきあっていただけませんか」
投稿元:
レビューを見る
乱歩の未発表作!?「白骨記」という作中作。
白浜で首吊り自殺した双子の兄弟の1人。
しかし,発見直後に死体が消える。
そこに居合わせた乱歩と友人の萩原朔太郎が事件の謎に挑む。
そして,その「白骨記」を前にした現代の作家。
特殊な設定から謎が読めてしまうのは残念。
乱歩調で書かれた「白骨記」の描写は楽しめた。
投稿元:
レビューを見る
歌野氏の作品で有名な信濃シリーズよりも、春木には面白かった!!
過去に起こった事件にアレンジを加えて小説にして雑誌に掲載しました。
それがある作家の目に留まって……という作中作もの。
そのアレンジした小説の探偵役は萩原朔太郎で助手は江戸川乱歩。
この設定だけで、読む気になれますね(笑)
アッと驚かされるようなトリックで、最後まで気が付かなくって、騙された感たっぷりな作品も春木は好きです。
でも、なんとなく先が読めるような?というのかな?
別に話の先が分かっちゃうとかじゃなくて……「もしかしてこれって……?あ、やっぱりそう!?」
という感じで想像してそれが当たる楽しさを持った作品も好きです。
最近読んだ作品では「ジーン・ワルツ」がそうだったかな?
この作品はまさに後者ですね。
もしかして……もしかする?
そんな楽しみのある作品でした。
投稿元:
レビューを見る
乱歩の未発表作品『白骨鬼』の発見か?作家細見が興味を抱いた作品のの内容は、江戸川乱歩、萩原朔太郎が巻き込まれる殺人事件。女装をし自殺した男の謎。被害者の双子の弟の奇妙な生活。細見と事件の関係は。
2010年1月18日読了
投稿元:
レビューを見る
実在する人物二人(乱歩と朔太郎)を探偵に据えた作中作を軸にした二段構えのミステリー。
乱歩と朔太郎のキャラ立てが上手く、乱歩や朔太郎に少しでもなじみがあれば面白く最後まで読めると思う
買う前に本の帯であおられたほどには意表をつかれはしなかったが
良作
ただしこのタイトル「死体を買う男」がピンとこない
なにかのアナグラムになっているのか…
これが読み取れていないということは、作者の本当の意図まで読み解けていないのかもしれないと感じる
投稿元:
レビューを見る
御納戸色こと萩原朔太郎がよすぎる。ウフフフフ。この小説自体のカラクリはそんなにすごくないような気がしますが、とにかく萩原朔太郎がよし。ウフフフフ。「月に吠える」が読みたくなった。しかし、タイトルの意味がわからないよ。誰か教えてー><
投稿元:
レビューを見る
物語の中に、また別の物語が出てくる。
別の物語がメインだが、だんだんと元の話と絡んできて・・・
なれない序盤は読みづらかったが、慣れてくると面白い
投稿元:
レビューを見る
作者が江戸川乱歩を意識して作った作品だとか
作中に出てくる作品を
大作家の先生がなんとしても手に入れて自分の名で出版したいという
その背景には衝撃の真実が!
トリックがなかなか手が込んでいて面白いと思えました
今売れている作品です
投稿元:
レビューを見る
これはとても読み応えがあった。
プロット、ディテール、キャラクター…、すべての要素がもう完璧に近いんじゃないかと思うぐらいに存立していて、紛れもない徹夜本の1つ。
由緒正しく、どこか懐かしい古典ミステリーの文体を見事に踏襲した作中作も見事なら、それをパッキングしている外箱もまた見事。
また、江戸川乱歩のみならず萩原朔太郎を登場させ、あまつさえ彼に名探偵の役どころを演じさせているとは、なんという奇想か。
読了して初めて腑に落ちるタイトルも抜群にいい。
それにしても、今文壇でミステリーと呼ばれる分野で活躍している作家の中には、乱歩の薫陶を受ける人たちのなんと多いことか、ということを改めて感じさせられる。
著者の歌野晶午氏の書く世界は実に幅広く、この小説のようなテイストの作品はどちらかというと少ないと思うが、それにしても乱歩ワールドの王道を押さえた上で、さらに二重三重に捻りを加えて現代の目が肥えた読者をも唸らせるミステリーをここまでの完成度で書き切るとは、いやはや恐れ入る。
投稿元:
レビューを見る
主演:萩原朔太郎・江戸川乱歩
この書き方は自分でもどうかと思いますけど。
ストーリーが二転三転として、最後にさらに一回転加えます。
起承転々々・・・結
結局何回転したんだっけ?
投稿元:
レビューを見る
江戸川乱歩の未発表作が発見されたという設定で、その作品とそれを読んだ推理小説家の覚書が交互に書かれている。
作中作も、そのメタ的な部分の展開もそれなりに面白く読み進めることができた。
ただ、この作者の作品をいくつか読んだ中で感じることだが、事件の解決にやや想像的にすぎるきらいがあるような気がする。
ただの私の思い違いかもしれないが。