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本来は子供用の小説らしいけど、大人が読んでも面白い!とてもいい話ばっかり。表題作は映画になったので見に行きたい。
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最近映画化されたけれども、そんなに長いお話では無い。
本屋で立ち読みできるくらいの短さ。
らもさん自身子供達に読んでほしいと思って書いた作品だけあって本は薄いし文字は大きいしで、通勤で読むにはちょっと物足りない感はあるかも。
個人的には『お父さんのロックンロール』の方が好きです。
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そうそう。これこれ!ちう感じです。
弱ってる、ヘタってる時は、miti、らもなのです。ありがたや。
かわいいお父さんのお話しが4つも入ってます。おいしいお茶いただいたような気分です。
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ほっこりするんだけど、作者の好みや考えが反映されているのが感じられる作品。
短編で構成されているが、どれもヘンなお父さんが主人公。ヘンなお父さんの子供はみんな冷めていてそれがなんだか面白かった。最後はみんなあったかい。中島らものあったかい面をいっぱいフィーチャーした作品。
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短編が4つ。最初のお父さんのバックドロップ、これを何も感じずに読むことができようか。小学校の教科書に載せることを推薦します。
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らもさん、好きだなぁ。 変わってるというか 壊れた感じの人だと思うけれど。 若くして亡くなられたことは とても残念です。
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私にとっても父という存在はかなり極端でした。大好きだったり大嫌いだったり…。でもこんなお父さんなら今なら笑って付き合えるかも。
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うぉー!やばいよこれ!
私の父はまじめだからなぁ〜〜
それにしても、すごい。
愉快、愉快!!そして感動、みたいな
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大人げないお父さんたちを小学生の息子の視点から見るという作品。大人っていうのは子供+経験・知識なんだよ、というメッセージが込められている気がする。文字は大きく、文章も簡潔なのであっさり読める本である。中島らもを初めて読む人には「超老伝」とあわせてお勧めの一冊である。
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子供は子供だけど、大人ももとは子供だった。
子供に向けられているけど、大人も読める。
わかりやすい内容だけど、とても面白い。
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威厳があって頼れる大黒柱、みたいな「伝統的ニッポンの父親」よりも、母親の影に隠れて目立たなくて侘しい親父の姿のほうがリアルでぐっときますね。
男の子にとって、親父って「なんてこいつダメなんだ」と思いつつも結構憎めなくて無視できない存在だったりするんでしょうね。そういう感覚をもった男の子が私は好きです。
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中島らもが非常に好きです。でした。いや、これからも大好きです。
エッセイなどを多く書かれていますが、何歳になっても素直な言葉だけで文章を書くらもさんが好きでした。
子供にむけたと思われる「お父さんのバックドロップ」も、実直すぎて恥ずかしいくらいです。
らもさんの本は、まず、タイトルセンスがスゴイよなー。
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父親と子供の角質って意外に大きいのかもしれませんね。
だけど、確かにどんなに怖い顔して厳めしい感じの父親でもすごく子供っぽい一面を持っている事が多い。
大人と子供の違いは、いろいろあるけれど、子供っぽい面があるからこそ魅力的だし、好きになれるんじゃないのかなぁ?と思います。
そう。この本を読んで初めて子供と父親の関係についてちょっと考えさせられました。
この本は子供にも読めるよう(元来子供向けなのかもしれない)に感じも少なく書かれています。
でもいかにも中島らもって感じの作品で面白いです。
ボリュームは少ないけどね・・・。苦笑
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俺は早く大人になりたいと思っていた子どもの一人だった。いざ成人になってみて、変わったことといえばあまり感動しなくなったことを除けば何一つ無い。
人は歳をとっても大して成長はしない。
「大人になりきれない大人」
そういった人物像がこの本ではいきいきと表現されていて、親と子の絆であったり、優しさなどが伝わってくる本だった。
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ちょっと風変わりなお父さんばかりが出てくる短編4本がまとめられた、中島らもの「児童書」。
大人の筆力を持ちながら子どもの目線で書かなくては児童小説など作れない。簡単なことばで、世界の楽しみや広さをさりげなく伝えるなんて、優しくないと不可能だと思う。
あとがきも印象深い。
「大人になると、だれからもしかられないと思っていたのは大まちがいで、大人もいろんなえらい人からしかられているのです。
・・・・(中略)・・・・
大人は、そんなことが子どもに知られるとかっこうがわるいから、だまっているだけだったのです。」
「ただ、おもしろいのは、大人というのは子どもが大きくなって、まったく『性質』のちがう『大人』というべつの人間になるのではないということです。大人には子どもの部分がまるごと残っています。子どもにいろんな大人の要素がくっついたのが大人なのです。そう思って、きみたちのお父さんを観察してみると、このことはすぐにわかるはずです。」
ああ、そうか。
そんな哀しみと可笑しさとがないまぜになっているから、私は彼の作品に惹かれるんだな・・・