電子書籍
さくっと読めました
2015/08/29 01:11
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投稿者:ショコラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
しっかりと芯のあるおばあちゃんです。少年の目から見た、おばあちゃん、
先生、そしてお母さんとの絆が、短い中にギュッと詰まってます。
紙の本
貧しいけど、貧しくない。
2005/04/20 20:15
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投稿者:もここ - この投稿者のレビュー一覧を見る
母が読みたいと言って探していたものを、たまたま見つけて購入した。自分では読むつもりは無かったのに、何気なくページを捲った。読み進めていくうちに、なんだか羨ましくなった。
内容は、著者の幼少〜少年時代のことで、家庭の事情から、佐賀の母方の祖母に預けられた時の話である。著者の実家は貧しかったそうだが、それにも増した貧しい生活を佐賀では送ったらしい。そう書くと、なんだかすごく悲惨な気もするが、その時代なら、大半の人々が似たり寄ったりの生活であったろう。だが、今よりももっと精神的には豊かだった様に感じた。それは、今の世の中と比べたら、貧しい生活だっただろうが、心は今よりももっと豊かで、優しい時代だったのでは…。と読み終わった後に感じたのだった。
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島田洋七のエッセイ。笑いあり涙ありの感動作です。TVとかでもとりあげられたみたい。ばあちゃんを始め、友人、先生。すごく回りの人に恵まれて育ったんだな、と思います。ばあちゃんの生き方は、現代人皆見習うべき!要所要所で泣かせてくれる作品ですが、最後のばあちゃんの一言には号泣でした
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文句なしの面白さ!各エピソードにちゃんとオチが用意されていて、笑ったり感動したりしながら読んだ。貧乏だけれどへこたれない田舎暮らしのばあちゃん。その突拍子もない言動は潔くて心地よい。また、著者自身のエピソードも面白く、軽い文章でありながら奥深いことが書いてあるというのがいい。著者のばあちゃんに対する「想い」がとてもよく伝わってきた。でも、幼いころの出来事なのに、よくこういったエピソードを覚えているものだなぁ、と感心してしまった。
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もはや僕たちは「お金」というものを介さずにはモノを消費できなくなってしまった。農業の衰退、食物自給率の下降など自ら食べ物を作り出すことをやめつつある。生活はお金にまみれ、ゴミは平然と路上に捨てられる。食べ物にありがたみを感じる人のなんと少ないことか。
本作は現在漫才師の著者が幼少期、広島から佐賀に預けられ、そこで出会う”がばいばあちゃん”との「節約生活」を描いた私小説。しかし、私小説といってもかかれたのはごく最近でありすべての描写を鮮明に書き連ねることはほぼ不可能なので、多少のフィクションを織り込んでいるのだろう。
なんといっても、このばあちゃんのキャラクターに引き付けられる。一見ナンセンスに思われがちな言葉もどこか納得させられるような力がある。また、とにかく節約する人で食べ物を細部まで粗末にしない。近くの川が”スーパーマーケット”状態になっており、そこからタダで食物が供給できるので日常の食べ物にはほとんど困らないのだ。それをメインにしながら、その他のことにも極力お金を使わない。
彼女の特徴としては、母性と一緒に父性も兼ね備えていることだ。過ちをきちんと叱ってくれる父性。彼女は女性であると同時に父親としての機能も併せ持っているのだ。だから少年が間違った道に進むことはない。彼女の「明るい貧乏観」が少年にも受け継がれ、貧しいながら暗い雰囲気はまったくといっていいほどない。
現在、日本は少子化、加えて父性の欠落によって子供を甘やかせて育てているようだ。叱ってくれる人がいないから何をしてもいいと勘違いし、モノのありがたみも分からず、豊かな人間性も育たない。この作品はそういった日本人が失ってしまったものを喚起させてくれる。文章は平易でわかりやすい。お金にまみれて生活している人、故郷に郷愁を感じている人にぜひとも読んでもらいたい。
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―幸せは、お金が決めるものじゃない。自分自身の心のあり方で決まるんだ。―
以前からテレビなどで語られる島田洋七氏のばあちゃん話は面白く耳を傾けていたが、本を読んですごく感動した。涙あり、笑いあり。こんながばい(すごい)ばあちゃん、他にはいない!ばあちゃんの生き方に学ぶことがたくさんありました。
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幸せは、すぐそこにあるのに、
どうして気がつかなかったんだろう。そう思わせてくれる、あったかい作品です。人生のバイブルになること間違いなし。
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泣きました。人は人の優しさに支えられて生きていけるんだなって凄く感じられる本です。ばあちゃん素敵すぎ。
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レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/16063673.html
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ばあちゃん、すごい!ばあちゃん、えらい!
あっぱれです。
いい人の回りにはいい人が集まるんだなあ。
何度も笑ったり、ぐっときたりしながらあっという間に読みました。
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ではあるのだけど、何というか文章はちょっと……だな。
エッセイの形を取っているというか、思い出話口調なので、オチへの持ってき方が弱い箇所とかが、微妙に鼻につく所もアリ。
いっそ小説の形を取ってしまった方が、もしかするとスッキリできたのかもしれないな。ばあちゃんの言葉はダイレクトで軽妙でインパクトがあって、そんな弱い構成でオチつけなくても、充分威力を発揮したであろうと思うんだ。
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分かり易く、そして泣ける本です。佐賀のがばいばあちゃんは、昔を思い出し、そして生きる元気を与えてくれます
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母に薦められて読んだ本。字がデカイからすぐ読み終えるww
話のリソースはすばらしいんだけど、贅沢を言えば、この描き方だと自慢話・事実羅列で終始しているので、もっとまとめるとかつなげるとか、あと一ひねりあると素晴らしい作品になると思う。
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落ち込んだときにお勧めしたい一冊。
きっとぐちゃぐちゃ悩んでた事が馬鹿みたいに思えるから。
ほっと一息、入れてみて。
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昭和を感じる本。
作者とは時代が異なるけど、私が知っている昭和も確かにこんな感じだった気がする。
おばあちゃんに会いたくなる。