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こわいこわいと思いながら何度も読み返してしまう面白さがあった。非現実的っぽいところが逆に、やたらリアルを感じるからだろうか。
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幻冬舎と吉田修一はなんとなく結びつかないんだけれど。ここで感想書きました。
http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/5654999.html
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最後ビックリしたー。「わー」って思わず口に出してしまったくらい。
個人的には良介の話が好き。感動。泣けた。
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“言ってもいいけど、どうせ嘘しか言わないよ”・・・この言葉が一番綺麗だな、と思いました。
物語は“日常に潜む狂気”というかんじで・・・どの章にも狂気をかんじる事が出来ますが、最後の章は本当に・・・怖かったです。
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5人の若者のそれぞれの視点がうまくかけていると本気で思う。途中までは余裕を持って読めますが、最後は背中が冷たくなります。2人、この本を勧めたのですが、2人ともラストは意外だと言ってました。
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読んでいる途中で、“こわい”と評判になった本だと教えられ
「どこが?最後にとんでもない展開があるのかな?」と
思いながら読んだ。
それらの想像とは違った展開で、やっぱり「こわい」と思った。
もう一度読み返してみようと思う。
読後感として「他の本を読む気にならない」
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個人的に「初・吉田修一」となった一冊です。…ラスト怖すぎ。自分的にはこれに尽きます。吉田さんの本では一番好きかも。
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東京湾景を書いた著者。
都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始める。第15回山本周五郎賞受賞作。
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久々に読むとこの本の感想をすっかり忘れていて、驚いた。人と人との距離感がどんな結果を生むか、日常がそこにある。東京であるからこそ、成立する気がする。
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最初読んだときはあまり印象に残らなかった。
すこしして読み直すと吉田修一のうまさがわかった。、
相手と適度な距離さえ保てばここは天国なんだろう、普通の外面さえ保てば、ここにはいたいだけいられる。何かを演じることは怖くもなければ恐ろしいことでもないし、不幸なことでもない。さらけ出すほうが不幸な結果を招くこともままにある。
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決して重くないタッチでチクっと核心を突く感じ。5章それぞれが違う語り手から紡がれていて、短いのにそれぞれの人物に思い入れしながら、5人とそれ以外の人々の関係に、背景にのめり込めながら読める。段々全貌が見えてくる中で、ラストはやっぱり衝撃的!好んで読む設定のお話ではなかったけど、良かった。
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レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/28417810.html
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共同生活する男女5人の物語。各々の内面が複雑に絡み合い、一つ一つの編が心情で繋がっているのが面白い。
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5人の若者の奇妙な2LDK共同生活を描いた青春小説。いつの時代も現実は厳しい。
でもふさわしい自分を演じればそこは、誰もが入れる天国になる。杉本良介21歳、H大学
経済学部3年。大垣内琴美23歳、無職。小窪サトル18歳、「夜のお仕事」に勤務。相馬未来
24歳、イラストレーター兼雑貨屋店長。伊原直輝28歳、インディペンデントの映画配給会社
勤務。5人の生活がオムニバスで綴られる。 第15回山本周五郎賞受賞作
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5人の若者の共同生活を描いた作品です。
この作品の面白さは、各章を5人の別々の視点から書いている所でしょう。表面的にはうまく付き合っている5人が、実はそれぞれの思いを持って日々の生活を送っている。
誰もが抱いているそんな「ズレ」に共感(というか安心)できてしまうのです。
個人的には、最後の結末が唐突過ぎる気がするのですが・・・。