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テレビでよく見かける著者が、どんな小説を書いているのかが気になってふと手に取ってみた。部分的にやや読みづらさがあったものの、女子高生の主人公と、父の愛人という設定が面白かった。ストーリーにやや極端さを感じた。他4編は『熱帯植物園』同様、エッチな描写が多くてやや食傷気味。『砂漏』は私にはよく意味がわからなかった。
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テンポよく読みやすい文章。どうにもならない現状に、あがくこともできず、ただ快楽に依存することでやり過ごしている状態を、見事に、しかし軽やかに描いている。
しかし私自身は、こういう感じの文は好きではない。
05/12/23
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ある日の下校途中、薔薇の花束を抱えて派手な女が待っていた。おやじの愛人=由美。そのときから、由美との奇妙な関係が始まった。
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テレビでの奔放なキャラが目立つ女性ですが。
少女と女の子の狭間の残酷さ、幼稚さ・・・
そんなものを書かせたら右に出るものはいない。
けっこうに過激な内容ではありますが、私は好きです。
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当時の彼女に本貸してと言ったらこれを渡されてどうしようかと思いました。いい本だけど、こういう出会い方はしたくなかった。
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あんま、具合の悪いときに読むもんじゃないかもね。短編集なんだけど、どれも10代の性をあつかっている。10代のナイフのような鋭い痛さを、簡潔な表現で書いている。かなりいいと思う。て、なんたって最初の1行がどれもいい。それだけで、センスを感じさせる。
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高校生の娘が、自分の親父の愛人「由美」と関わりをもつ・・
当事者の親父も出てきて、危うい微妙な関係がハラハラさせる。
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十代の少女の危うさやみずみずしさをうまく表現している。
性描写も過激なのかもしれないけど、案外リアルだと思う。
そう感じたのはどの主人公も同じような少女で、作者の分身なのかなと感じたため。
他の登場人物の内面はあまり掘り下げられておらず、主人公のために作ったような印象。
死を入れることで生(性)が浮き彫りにされるけど、他の手法も見たかった。
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10代だからこそのみずみずしさとか不器用さとか性表現を通して描かれている。心理描写のようなでも案外リアルなような。そんな心地よい不安定さを感じる作品。
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TVのバラエティー番組でおつむの弱そうな、生意気そうな女が出演していた。古本屋で文庫パラパラしているとその子の写真。何かの縁と購入。安物のポルノ小説で、もう二度とこの人の小説手にすることは無いだろうと思う。