投稿元:
レビューを見る
何回でも人生はやり直せるし、それが早いに越したことはない。
愛のない子ども時代は辛かったと思う。でも、、、
投稿元:
レビューを見る
穂花さんの壮絶な自伝です。
“本当は誰にも読んでほしくない”という言葉が印象的でした。
「籠」というタイトルがすごいなとも思いました。
単純に作品を見ていられなくなってしまいそうです。
投稿元:
レビューを見る
こういったたぐいの本は、虚実が入り混じります。どこまで本当なのか疑わしいですが、まあ壮絶な人生だということはわかります。腑に落ちないことは、重箱をつつくようで申し訳ないですが、看護師時代に借金あるのにペットの犬を飼っていることです。生活に余裕あんじゃんって思いました。まあ今の若い女性は犬を飼うことは多少の生活の犠牲(金銭面)を伴っても普通なんですかね?好意的に解釈すれば本ではその部分について本筋でないので説明不足なだけだともいえますけどね。
投稿元:
レビューを見る
AV女優を引退
自叙伝
母の二番目の夫
小指がない借金取り、施設に迎えに来てくれた
デズニーランドに行った
男湯に入ると全員が刺青
母が捜査願いを出したので誘拐されたことになった
誰かわからないが、性的虐待もうけていた
鹿児島から東京へ看護士の学校に通う
芸能事務所の社長にだまされ、AVに出された
弟が最初に見つけた
「お姉ちゃん、隠しといたよ」
現在は女優を目指す
最初の役は死体。おくりびとの死体役。
投稿元:
レビューを見る
本の中では、一切明示されていないが、これは「部落」の本だ。誤解しないで欲しい、差別じゃない。中上健次の「岬」を思い出して欲しい、「部落」という場が持っている「負のオーラ」が場に蔓延し、さっきまで普通に喋っていた友人が殺し・殺される。この本でも、穂花は騙し、さらわれ、虐待される。その背後に、計り知れない重苦しい「磁場」の存在を感じる。それでも、読後に残るものは決して不快感や不条理さだけではない。なぜなら、穂花自身が出自や環境のせいにして、自分の人生を決して投げなかったからだ。
投稿元:
レビューを見る
性的虐待をした“あの人”との関係がよくわからない。
彼女にとってはこれを世に出すことが重要だったのだろう。
比べてしまうのは違うかもしれないが
ファザーファッカーを読んだ時の衝撃度には届かないかな…
投稿元:
レビューを見る
内容紹介
AV女優を引退して1年、女優に転身し「小悪魔セックス」もベストセラーになったあの穂花が、壮絶な生い立ちから悲しすぎる半生を綴った自叙伝が登場。母と娘とは、家族とは…を問う問題作。
「お母さん、SOSを出したのになんで助けてくれなかったの?」。事実は携帯小説よりも奇なり。父親は誰かも分からない、3歳まで施設に入居、5歳で母親の元に来ている借金取りに誘拐される。その誘拐犯は獄死。7歳から15歳までの性的虐待、家庭内暴力の被害…800万円の借金を抱えるハメになり、肉親に言われた言葉は「お前が死ねばいいのに」。精神科の看護師になるも、騙されてAVデビュー。本当はCDデビューのはずだったのに…。そして度重なる彼氏からの暴力、監禁、そして仲間からの拉致…AVオブ・ザ・クイーンを獲り、今、女優&タレントとして新天地で活躍をはじめた穂花の悲しい半生を綴る自叙伝。「トラウマ」とか「不幸」とか、そんな言葉で片付けられない。ましてや「再生」にはまだ、たどりついてもいない。でも、どうしても伝えたいことがあった。お母さん、私のこと、「愛してる」って言ってほしい、と。
投稿元:
レビューを見る
AV女優として頂点にも立った著者のあまりにも衝撃的な半生を綴った一冊。人の弱さ儚さそして強さを思う。著者の今後の活躍を願わんばかり。
投稿元:
レビューを見る
ゴーストライター丸出し妙に名前伏せるし、一番読みたい虐待とかレイプの話がかなりあっさりしているので、正直微妙。「プラトニック・セックス」の焼き直し未満って感じだろうか。
投稿元:
レビューを見る
施設入所、誘拐生活、性的虐待、家庭内暴力、借金800万、騙されてAVへ…… 家庭不和と親子関係が子に与える影響力の大きさを感じました。「死ぬほうが楽。だから、私は、生き抜く。」 この言葉にこめられた、悲しさと強さ。
投稿元:
レビューを見る
これは、すさまじい本でした。
著者である穂花さんの人生ももちろん壮絶なのだけど、一七四ページあたりからはじまる、私的な母へのメッセージがすごい。この本に賭けている思いが大きすぎて、なんともいえない気持ちで読んだ。
このひと、こんな人生を歩んでいたんですね。壮絶な人生だったからこそ、誰も信じることができなくなった。誰も信じることができなかったからこそ、籠の中で、飛び立つことがいままでできずにいた。
最後にあった「今でも、私は、お母さんを愛してます」が胸にズシンとくる。穂花さんのいうとおり、本書の続編があるとしたら、穂花さん自身の人生なんでしょう。
表紙に「Mama, I Love you」って書いてあることに、読んだあとに気づいた。