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「ゆび」は突如現れた。
ボタン、スイッチ、レバー、キー。
指1本動かすだけで人が死ぬ。
指は人を襲い始め、残虐性はエスカレートしていく。
途中まではすごく面白かったんだけど、最後がいかん。
そりゃないよ・・・って感じ?安易な結末にガックリ。
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「ゆび」は確かにそこにいて、意志があって。
不条理きまわりない…!
ホラージャンルになるんですかね…ラストも怖いよ…
場面が細々と変わるので、ちょっと「あれ」ってなりますが。
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意外、と言っては失礼だけど、このアイディアで最後にあのスケールまで話をデカくする手腕には、かすかに呆れつつ、それでも楽しく読めた♪
ラストがいかにも米ハリウッド製ホラー映画のそれと同じような感じだったので、確信してはいたものの、調べてみたらやっぱり続編とか色々とあるみたいですね~
そっちを読もうかどうかはまだ迷ってしまう段階ですが、この作品を読んだら、この著者のことも気になってくるw そんな1品だと思いました♪
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飛行機の待ち時間に読破。
ストーリーの発想は面白いけど、展開にあちこち無理がある。
細部まで練り上げられてないホラーやファンタジーほどウソ臭いものもない、と思う。
少なくとも感情移入はできないでしょう。
指。うん、怖いけどね。
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面白い!
非現実的なのでリアリティーは皆無ですが十分楽しめます。
“ゆび”怖すぎ。
ラストは怖すぎて…
悪意の無い人間でいたいものです。
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この世界観にはついていけませんでした…ただ、こんな作品も書けてしまうのか〜と、柴田よしきさんの作風のバリエーションの豊富さに驚きました。
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ホラーとミステリーが融合されてて、また夫婦間の重いテーマも織り交ぜ大変良かった。非現実的だけどリアルに想像すると、恐ろしい…。最初と最後の少女の登場は寒気がするほど怖かった。誰しもが大なら小なり持ってる悪意が怖くなりました。暫くは人差し指見ないようにします。
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ホラーなのかSFなのか、、荒唐無稽すぎてある意味おもしろかった。
続きが気になってサクサク読めたし、指が夢にまで出てきたよ。(笑)
イタおもしろいお話でした。
柴田さんの作品はけっこう読んでるけど、ホント幅広いなぁ。
ゆびシリーズ、2作目も読んじゃうんだろうなぁ。
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この人のホラー小説は初。
誰のか分からない指がボタンを押す。
最初はその程度だったが行動はエスカレートし、ついには死亡者が出てしまい…という話。
こういった話は日本らしいなと思って読んでいた。下手にゾンビや悪霊が出てきてしまうよりも、神出鬼没で意図が読めない指が現れて押ボタンやエレベーターのボタンを押す。それによって事故や死亡者が出る方がだいぶ怖い気がする。多数の視点主が調べていくと何と指紋は死亡者や行方不明者というのだがそんなもの警察は信用できない。それは仕方ない気もするが、そんな中に旭とナリさんの行動は英断だったなと思う。
ラストが微妙に感じたがまあ最後のああいうのはホラーのお約束か。
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結末がなぁという印象。なぜならSF的なのが苦手だから尚更。
人の悪意は膨らんでいくという話でもあるよね。
どちらにせよ、読まなくても良い本だったなぁという印象。
設定が面白かった分残念…
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妬みや恨み、負の感情は人を徐々にむしばんでいく。
悪意はふくらみ、そして増殖する過程で、その対象を拡げていく。
誰かを恨んでいたはずなのに、いつの間にか誰も彼もを怨みたくなる。
目にうつるすべての者を怨みたくなる。
そして、悪意にあやつられ、人は人であることを自らやめていく。
悲劇は、悲劇を起こす側から見れば喜劇でしかない。
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自殺を考えている人の前に突如、指が現われ、エレベーターの屋上のボタンを押します。指は、自分を裏切った男に復讐しようと消火器を構えている女の前にも現われて、ノズルを男の方へと向けます。東京各地に出現したいくつもの指は、しだいに犯行をエスカレートさせていきます。
刑事の成合と新聞社に勤める旭は、指の行方を追いかけます。一方、目の前で老婆の背中を押して階段に突き落とした指を目にした上村と新城繭子も、指の正体に迫ります。やがて、小学校の教員をしていた繭子は、かつて彼女が担当していたクラスで自分を慕っていた七ヶ瀬裕太の指に似ていることを思い出します。他方、裕太の行方を追う上村は、自分の妻の不倫相手である形成外科医の佐々木信明が事件に関わっていることを突き止めます。他方、成合と旭も、佐々木が指を蒐集している殺人鬼だと断定し、彼の居場所へと向かっていきます。
現実とゲームの融合という結末が唐突すぎてついていけないように感じてしまいましたが、最初の方はおもしろく読めました。自殺や犯罪についての考えが人びとの頭をよぎるとき、その考えを行動に移すためのステップをおこなって人びとの行動を後押しする指の出現は、十分に不気味だと感じます。ただ、指が直接的に殺人を犯すようになり始めたところから面白みがなくなってしまったのは残念でした。
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指が人を襲うという笑っちゃうような設定だけど、個々の事件が関連性を持ち、ファイナルへ一気に。ってとこまではソコソコ面白かったのに、最後が最悪。コンピュータゲームと事件の関連性が全く意味分からん。ゲーム自体もよう分からん。ゲームをクリアすれば解決って、どういう事?
エピローグで、最初に出て来た少女が殺人を犯すっぽい場面も唐突。終わり良ければ全て良し、の真逆パターンの典型。
買う価値無し。
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自殺するためにエレベーターのボタンを押そうとしながら押せずにいる。その時どこからか現れた指がボタンを押す。
不倫相手から別れを切り出され、その男が勤めるデパートの非常ベルを押そうとしながら押せずにいた。その時現れた指が非常ベルを押す。
指の行動はエスカレートし、東京に混乱を引き起こす。
ゆび はいったい何なのか。何をしようとしているのか。
ひとつひとつは誰もが持つ欲望であり、嫉妬であり、羨望であったりするが、それが集合した時悪意は増幅する。
ただ、現実がゲームと融合するというのはどうなのだろうか。