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2014/9/9
磐音忙しい。
磐音が信頼され大事にされるのは嬉しいけどしがらみが多くなってきて重たくなってきた。
最初のホントに貧乏だけど身軽で飄々としてた頃が恋しい。
あと将来も暗雲。
歴史は全然知らないから調べたけど、この有望な若様暗殺されるやん。
だから現実とリンクした話は嫌なんだ。
一気に暗い気持ちになった。
十分面白いんだけど最近あんまり癒されない。残念。
追記:ラストシーン。磐音が鉄砲で撃たれそうになり死を覚悟した時背筋を伸ばしたというのがすごくすごくかっこよくて、そんな場面あったら困るけど、そうなったら私も背筋を伸ばそうと思った。
イヤほんとある訳ないとは思うんだけどね。
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5月-6。3.5点。
将軍の日光社参に同行する磐音。
今回は、師匠佐々木玲圓も密行し、師弟で大活躍。
相変わらず強い。
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将軍家治の代の日光社参に纏わるエピソード。一介の浪人が次期将軍候補の護衛として日光社参に加わるとはなんとも壮大な。ここまで来ると売れっ子太夫の元許嫁の身請けも出来るんじゃないかと思うんだけど、そうならないのが哀しいところ。
日光への道中を読み進むにつれて徳川実記が読みたくなった。学生の頃必要に迫られて読んだけれど、あれは大学の図書館とかにしかなさそうだなぁ。ああああ読みたい
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佐伯氏の作品はパターン化していると思っていても裏切られずに面白い。居眠り磐音の剣さばきが実に爽快なのである。
今回は将軍家基の若者時代がイキイキと描かれていて面白い。
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家基、かっこいいなぁー。15歳でこの貫禄、さすが!
でも10代目は徳川家治だけど、11代目は徳川家斉だよね?どうなる、家基!?
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今回は全編、日光社参。
とうとう上様(のお世継)にまで面識を得てしまった磐音さん。どこまでいくんだろう。
次期お世継ぎの家基の、なんと聡明なこと。
昔の人たちは、現代に暮らすわたしたちよりよほど成熟しているなぁ、と思わずにはいられない。
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カッコいい磐音。奈緒に対する気持ちを込めた一言が重い。一方での気持ちもまた理解できる。
ちょっと繋がりが行きすぎた感はあるんだけど、この繋がりが起点となって今後につながっていくようなことをwikiで図らずも先読みしてしまった。。。
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物語が出来過ぎで、ご都合主義的。主人公が活躍しすぎる。時代劇なんて、そんなものといえば、そんなものかもしれないが、能面の様な感じで、血の通う人間として魅力を感じることができなくなってきた。
延何百万人か関わる大行事にございます。遺漏あるのが常態、それを速やかにその場で改め、事が円滑に進むように致すのが、ご担当の方々の不審努力にございます。
このセリフには、真実を感じるものの、ストーリー全体としては退屈を覚える。このシリーズも、もう打ち止めでいいかな。
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河岸の柳が初夏の風情をみせる頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。両替商・今津屋の老分番頭由蔵らと日光社参に随行することになった磐音だが、出立を前に思わぬ事態が出来し…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十四弾。
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時代小説
再読
前半の山場、日光参拝に秘密裡に随行する将軍の世子、家基の守護として共に旅する爽やかな巻
全巻で一番好きな作品
若い家基の言葉には表裏なく、立場故に見えている景色を磐音に諭す
女忍び霧子登場
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ついに始まった日光社参。
家基が聡明かつ素直な心を持つとても魅力的な人物として描かれており、磐音が次期将軍候補とまで昵懇になるとはこの先の展開への布石でしょうね。
幕府の役人を堂々と叱責する一皮剥けた姿といい、玲圓先生の活躍といい、見どころいっぱいの一冊でした。
霧子さんもレギュラーとして活躍しそうです。