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奈緒こと白鶴太夫の落籍が、想像以上に早かった。
奈緒が報われますように、と磐音同様に祈っていたのでこのことは素直に喜びたい。しかし、磐音と結ばれることは、もはや叶わぬ夢なのでしょうね。
現代とは倫理観がだいぶ違う、と何かで読んだことがある(気がする)けれど、苦界に身を沈めた奈緒の心中は如何ばかりか。
家督の問題で、自由な恋も儘ならない武家にあって、磐音と奈緒は、それでも慕い合っていたのに結ばれないなんて、切ない。
襖越しの会話。
最後の道行。
きちんとお別れできただけでも僥倖なのだろうか。
個人的に柳次郎と母幾代さん母子が好きです。(ドラマの柳次郎さんも好きです)
柳次郎さんにも良縁がありますように。
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白鶴から奈緒へ
2人の襖越しの会話が切ない。
時代が違えばきっと結ばれたであろう2人。
磐音が次に進むためののタイミングで先に彼女が嫁いだのだろうが、もう少し磐音の想い人でいて欲しかったのは奈緒贔屓すぎかしら。
2019.10.12
148
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夕涼みの日々が続く江戸深川六間堀、金兵衛長屋。相も変わらぬ浪人暮らしの坂崎磐音だが、小田原脇本陣・小清水屋の長女お香奈と大塚左門が厄介事に巻き込まれたことを聞き及ぶ。一方、白鶴太夫にも思わぬ噂が…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十六弾。
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奈緒との区切りがついた。もっと延々と続き奈緒とおこんで磐音が悩むと思ったので、少し意外だった。この後どこかで、山形で困っている奈緒を助ける話があったりするのか?
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時代小説
再読
今津屋の仲人を速水さんに頼むという目出度いお話と、白鶴太夫の落籍の話がメイン
どちらも結婚話であるのに対照的な物語
落籍はやや話に引き伸ばしが感じられますが
磐音が過去の心に捉われず、進むためにはこれくらい必要だったのかな
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今津屋さんの婚儀の準備が順調に進み、次は磐音とおこんさんという雰囲気の中で起こった白鶴太夫の落籍話。
案の定それを邪魔する一味が現れ、今後の展開を考えると結局は吉原に残るのかと思いきや、意外とあっさり?解決しました。
これで奈緒さんは舞台から退場するのか、それともいずれ復活するのか。後者のような気がしますが、それにはおこんさんの身に何かが起こるのか必須になるので、おんさんファンの私としては奈緒さんとはここでお別れしたい。
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2023年1月9日
太夫の落籍。
磐音の心中はさぞかし…
周りからもいろいろ言われるが、
諦念をキッパリ喋る。
襖越しの会話、
手を繋いで歩く御朱引境の橋。
きっと2人にとって一生涯忘れられない
手の温もり、感覚になる。