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痛い。
感動作だというから読んでみたらとても痛い作品だった。
前半が特に。…後半も痛かった。
なんだかとってもテーマの多い内容なのに、綺麗にまとまってるな〜と思った。
これ主人公と同じ年代のお父さんが読んだら泣いちゃうんじゃないかな…?電車だから泣けなかったけど、うるうるはしちゃった。
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昨日(12/2)読破。
うーん。可もなく、不可もなく。
話題になってるけど、なんで?ふつーだけど。
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ふと気がついたら、悲劇の事故で死んでしまった親子の幽霊が運転するワゴン車に乗っていて、失ってしまった過去へタイムスリップする、というお話。
父子のつながり、関係を描いた感動作。
特に男性にオススメ!
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95点
不登校の子供と浮気を繰り返す妻。リストラされ、死んでもいいと思っているところに現れたワインレッドのオデッセイ。そこには5年前に事故で亡くなった橋本さんと健太君が乗っていた。主人公は人生の分かれ目となった時に戻って一日をすごす。父親のチュウさんと一緒に・・・。ファンタジーな設定なのに、全然無理もなくって壊れた家族を元に戻すために奮闘するところがよかった。大嫌いで、怖くて強い人だと思っていた父親が同じ年齢を過ごすうちに本当の姿に気づく。家庭と父親と二つの心が同時に進行していく。話も読みやすかったし、いい視点で描かれていると思う。涙が出るほどではなかったけど、心のそこが暖かくなるような感動もあったし優しさもあった。キャラも良くて、先の気になる展開で面白かった。身近で、でも現実にはない世界観に入りこめた。これはいい!
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気がつけば読みながら涙が流れていました。
辛い現実だからこそ、目をきちんと開いて見ないといけない、そんな気持ちになりました。
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絶望の淵に立つ主人公が、不思議な車の力によって過去をやり直す話
名作らしいです
確かにいい話だった、すらすら読めるし
ただ私にはどうしても「ほらここで泣けよ!」っていう展開にちょっと反抗心が芽生えてしまって…
読んだ当時思春期ド真ん中だったからってだけかもですがw
今読んだらもっと別の印象持てるのかな…
あ、でもファザコン的にはお父さんの姿にかなりぐっときました。なので★4
父に甘い私です
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200512
昔、物語を読むとき、必ず感じていたどきどき感やわくわく感を思い出した。次は?どうなるの?そして!?っていうような。美代子さんの扱いには不満あり。なんかもうちょっと、きれいに描いてほしかったというか・・・あんなに低俗な要素を入れないでほしかったかな。
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じんわりじんわりじんわり染みわたりました。
「死んじゃってもいいかなあ、もう・・・。」
文庫本の背表紙に惹かれた。
なんともせつなく読み進めて
最後にはもう。
今の自分のいる場所、
ここからはじめるしかないって、
あたりまえのこと気づかされました。
ちょっとずつでも進んでいこうって、
まだまだあきらめなくていいって。
再読したい一冊に出会えたことを感謝。
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死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――?
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ファンタジーモノに手を出したのは久し振り。
新幹線の中で読んでいたら、切なくて涙が出そうで困ってしまいました。文体も描写も丁寧で、綺麗な印象の作品。
人間って弱いんだなぁ、と呟いてみたくなる。だから人間て、愛しい。
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38歳の僕が人生を投げ出そうとした時「間抜けで哀れな父親」の運転する1台の赤いワゴン車に拾われる。そして今の僕と同年齢の父と、朋輩として出会い、人生を変えてしまった「過去に置き忘れてきた大切な場所」へといざなってくれる。運転ミスで息子を道連れにしてしまった「間抜けで哀れな父」と息子、父親との絆をなくしてしまった僕と父、そして息子の心の痛みに、そして妻の痛みにさえも気づけなかった僕。僕らは人生を変えてしまったその場所へ戻り、未来を変えようとするのだが。父と息子の関係をファンタジックを織り混ぜながら、家族を軸に深く描いている。いつの時代も母と娘とは違い、父と息子は同性でありながらギクシャクして、それでいて深いのかもしれない。父親を意識し始めた息子たち、そして息子を持つ父親たちにぜひ読んで欲しい1冊。大切な場所は・・・ほら、今そこに見えてるのかも?「間抜けで哀れな父親」それはあなたなのかもしれない・・・
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電車の中で読みました。なんだか、映画化した場合配役が誰になるかっていうのを想像するのがすごく楽しいお話でした。主人公の妻は木村たえに!ぜひやってほしい。
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しょぼい父親(カズのほう)だなあと思いながら、だらだらと物語についていった。
最終的に、カズとは対照的な存在だった健太君が自らの意思でワゴンに帰ってきたときは、うれしかった。幸せな霊だ。
最後に生活を立て直す希望を見せてくれてさわやかな後味だった。
人間チュウさん、人間カズに同性として共感。
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子を持つ親として。親を持つ子として。なんかすごいこみ上げるものがあった。後悔しないように。いろんなもの受け止めながら、がんばろって思った。
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感動させることだけに全精力を注いで書かれたって感じの小説。3秒に1回振り返る「だるまさんが転んだ」。結果的に小さくまとまってしまっている。でも良くまとまっている。