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死んじゃってもいいかなあ、もう・・・・・・。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――?
「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。
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死んじゃってもいいかなあ、もう・・・・・・。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――?
「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。
2009/09/05 彼から
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平凡な家庭で育った僕としては複雑な家庭がどんなもんなのかわかりかねますが、親子ってこういうものなのかなと考えさせられる一冊でした。内容も面白かったです。
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暗いし決してハッピーエンドじゃないんだけど読んで気分が晴れた。
でもやっぱり読んでる最中は気分よくないかなぁ。
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初重松清。
悲しい気持ちになるけど、変な励ましとかもなく、嘘っぽさも意外になく、ただただ入り込んで読めた。
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丁度弟が受験生なので、重ねて読んだら複雑な心境になりました。死の価値に天秤が傾いてしまったら、この本をすぐ手に取って。
題材は何処かファンタジックですが、現代を舞台にすると絵本のような浮遊感を湛えた現実味を帯びたように思います。ハッピーエンドになって、なんて、思わず念じちゃう小説です。
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重松清は、読んでみればいいのは分かってるのに切ないのでなかなか手が出ない。これもそんな一冊。自分が和雄とチュウさんの年齢になった時に何をしているのか心配になってくる。
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現代版銀河鉄道の夜とか。意識して書いたのかな。
人生にはターニングポイントってのがいくつかあって、"あそこでああしておけば"、なんて後悔を良くしますが、人によってはそれすら気がつかない時があって、後悔しても仕方がないやりなおし不可な現実ってのがあるわけで。しかし、後悔があってこその前進なのだ。なんてカンジでしょーか。
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家庭が崩壊した男性が、幽霊になった親子と出会い、ワゴン車に乗ってやりなおしの世界に出向く話。家族や親子の深い絆を表現した小説。
重松さんの小説にしては、ファンタジー過ぎる。
でも、残念ながら、ちょっと中途半端なんだな〜。
親孝行は、できるうちにしとかないとダメだなーとは思った作品。
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モノクロームな情景のなかで、とても大事なものが鮮明さをもって降り注いでくる傑作です。改めて、人生ってほんと、すれ違いが多いし、でもなんとか壁がなくなるようにもなるんだって思えます。
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何もかも嫌になった38歳の一雄。そんなところに5年前、事故で死んだ親子のオデッセイがやってきた。という、設定がおもしろい。3組の父と息子の難しい関係、後悔ばかりの過去を知り、未来を変えられるか?切ないけれど、最後は希望のあるお話です。ラストは父子の絆に涙。。
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最近読んだ中でダントツに感動した。重い雰囲気の中から少しずつ見えてくる再生への光、それはけっして明るいものばかりではないけれど、それでも光はいつも射すものだと感じた。
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なんか考えさせられた1冊。
電車で読んでホロリと涙してしまいました。三組の親子の関係はそれぞれ思うところがありました。もう一度読んでみたいと思いました。
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涙出た…
今まで生きてきた人生で心残りや後悔がある人が、死ぬ前にたいせつな場所、大切な瞬間にある親子の乗ったワゴンが連れて行く。たいせつな場所や瞬間とは、人生の分岐点でもあるのだ。
親子とか家族、生きることについて考えさせられるような物語。悲しいような切ないような、でもどこかあったかい気持ちになる。
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電車の中で泣いた泣いた。(><)
ファンタジーなんだけど、すごい何か考えさせられるお話。私は、どの時点で人生やり直したいって思うのかな。。。