紙の本
まるでゲームの世界
2017/12/16 10:01
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投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今巻のメインであるファントムクオーター。目が覚めたらゲームの世界の世界に迷い込んでしまったと錯覚するくらいの非現実的世界。ちょっと憧れるけど、兵士に追い回されるのは嫌だなぁ・・・。
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元自衛官であり、現臨床心理士の主人公が様々な事件を解決に導く。今回はロシアン・マフィアが最新武器を使い日本を壊滅しようとする。しかし最新武器はたった1発のミサイル・・・いったいどうやって日本を壊滅させるのか?そして、主人公はどうやってこの攻撃を阻止するのか。新シリーズ第2弾!
前回とは違い、今回は日本という国に危機が。日本の自衛隊もなんとかこの危機を回避しようとするが、やはり最後は主人公が人並みはずれた能力を駆使して日本を救う。
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<内容>
ロシアンマフィアに連れ去られた岬美由紀、危機一髪
消えるマントの実現となる恐るべき機能を持つ繊維の開発が進んでいた。一方、千里眼の能力を必要としていたロシアンマフィアに誘拐された美由紀が目を開くと、そこは幻影の地区と呼ばれる奇妙な街角だった。
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新シリーズ第1巻(The Start)でチラッとだけ出てきたというか、第1巻の中では、ほとんど意味を持たなかった秘密兵器と悪の組織との戦いです。
エンターテインメント小説は巻を重ねる毎に、新たな読者サービスが必要なんでしょうか。主人公には、ますます人間離れした能力が身についてきているようです。ネタバレになるから書きませんが、特に最後のシーンなんかがそうでした。
また、主人公がピンチに陥って、悪の立場からすると、ここで簡単に殺せたのに。。。という場面も、何故かラッキーは相変わらずです。
女性主人公が魅力的な女性だけに、男性が読むと何でも許せてしまう面もあるような。。。
初めて読む人や、女性読者からはどうなんでしょう?と幾分醒めた視点もありました。
ま、しかし、ここまで千里眼シリーズを全巻付き合ってきた読者にとっては、面白かったこと間違いなしでしょう。
なお、本書で登場の悪の組織は、外注先のようなもので、次巻あたりで、本社組織のお出ましでしょうか。
2007/3/2
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いきなりマフィアに拉致され見知らぬ世界に放り出されてから脱出まで小さな謎が解けてゆく過程など、娯楽性をおさえてミステリー感を出している作品。人間ドラマなどは本作にはないが、秘密兵器をめぐるサスペンス・スリラーとして楽しめるし、ページも300ページいかない程度なので手軽に読める。
最後の結末は端末過ぎる感も否めず、無難さが残念。
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御伽話的〜ロシアからチェチェン難民のボランティアを要請され高速で薬で眠らされた岬が目覚めたのは2世紀前のデンマークの町。幻のゲームに引きずり込まれた岬は見えないものを見る試練をクリアした。それは核弾頭を搭載できるトマホークの見えないカバーだった。台風の接近を計算して英虞湾から射出された見えない巡航ミサイルを浜岡原発前の海岸で撃ち落とす〜前作からの続きで・・・日本の産業を壊滅させようと言うメフィスト・コンサルティングの陰謀を阻止。日本近海のロシア領にデンマーク領としての歴史を持つ島があるのは本当?
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千里眼新シリーズ第2弾!!!
岬美由紀がさらなる事件に挑む。
相手はマフィア。その影に見え隠れする存在は…
常識を覆す見えない武器。。
立ち向かう岬の運命は!
おもしろくて一気に読んでしまいました
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これが第2弾だっけな?
とにかく今、幕張メッセで退屈な仕事してるので、まーまー
これまた有り得ない展開で楽しめました。
なにせ拉致られると、不思議な世界。なんてかー、オンラインゲームの世界に、
急に飛ばされてしまったような感じ。
ラストもドカーンですごかった。確か、前作から伏線があったんですよ。
続き物って、そーいうのに気づくと、目を皿にして読んじゃいますね。
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タイトルでもある「ファントム・クォーター」の描写は
貴志祐介の「クリムゾンの迷宮」をかなり連想させる感じで、
これが良いのか悪いのかは人それぞれ…
冒頭の「リング」の貞子の話やワンセグを使ったり、
メインのステルス兵器を「攻殻」の光学迷彩に例えたりと、
今風のコネタもそこそこにあるので、
シリーズの雰囲気は充分に感じられるので繋ぎの話としては充分に面白い。
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う〜ん、いらんことしなかったら、メフィスト・コンサルティングの計画は成功していたのでは。
悪は、自らをむしばんでいるようです。
しかし、今ひとつ、ノリきれないのは、なんでだろう……。
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ワイルドでスタイリッシュ、ハラハラドキドキの展開は最後にスかっとする。ハリウッドのアクション映画のようなスケール感とストーリー展開で誰にでも楽しめるでしょう。
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拉致された美由紀が気がつくとそこは幻影の地区と呼ばれる街角だった。極秘に開発される見えない繊維を巡る争い。
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ファントムクォーターでのエピソードをもうちょっと読みたかった気がする。(こういうゲームのような世界観が大好きなので。)クライマックスの美由紀のセリフにしびれました!
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久々の千里眼シリーズ。岬美由紀が核弾頭を積んだトマホークを阻止する。いつものように痛快、かつ少し幼稚(失礼)なアクション。単純な勧善懲悪が、すっきりしたいときは楽しい。あんま考えたくないときはおすすめです。すきっと読みきりました。
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凄いですね。まさに娯楽小説です。
大嵐の浜辺にてロケットランチャーみたいなもの?で心眼に目覚めるシチュエーション。
うわぁ、格好ええわぁ。