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ぼくらの七日間戦争 みんなのレビュー

    一般書

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    みんなのレビュー105件

    みんなの評価4.2

    評価内訳

    102 件中 1 件~ 15 件を表示

    紙の本

    最高にカッコイイ大人への挑戦状

    2005/04/12 21:52

    4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:どーなつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    中高生に圧倒的な指示を得ている「ぼくら」シリーズの原点であるこの作品は、もちろん私にとっても青春のバイブルでした。
    これを読んだ当時、私自身も中学生で、シリーズを追うごとに彼らと共に成長していけたことを嬉しく思います。
    全年齢に受け入れてもらえる作品だと思うのですが、特に中高生にオススメしたいです。
    ストーリーはというと……大人たちの定義した「理想の子供像」から大幅に脱線した英治たちは、中1の夏休み、廃工場立てこもって子供だけの砦を築く。集団誘拐か、と騒ぎ出す大人たちをよそに、子供だけの共和国を、たった7日間という短い期間ではあるけれど、作り上げることに成功する。これが大まかなあらすじなのですが、若い世代の人には共感できる部分が多いのではないかと思います。
    もう大人になってしまった人より、これから将来の選択をすべき分岐点に立ち、悩んでいる人の道標にもなると思う。
    勉強ができて、親の言う事を聞いて、塾に行って、うちの子はどこどこの某有名私立付属を狙うんざますの。なんて言ってる親が増えている。
    社会が学歴社会になってしまった以上、受験戦争は当然拒めないもの。
    むしろ、中学に入って皆と同じようにスタートラインを切る昔と違い、小さな子供の頃から、「お受験」と称した管理教育が始まる昨今。将来の夢を親が決めてしまうことも、あながち珍しくないのではないかと思う。
    小さい頃はサッカー選手だったり、ケーキ屋さんなど、とりあえず憧れの職業が将来の夢だったりするのに、安定した職だからと国家公務員を目指す、という幼児が出ているようだ。幼い口から「国家公務員」なんていう単語が出てくること自体、時代が変わったんだなと痛感する。
    ファミコンが流行った時代は、メガネをかけている子をみると、ゲームのやりすぎ、なんて思ったが、最近の子だと、たぶん勉強のやりすぎだろう、なんて先入観をもつ。その先入観を持ってみれば、なるほど賢そうに見えてしまうから不思議。
    英治たちは「お受験」「規則」を前提にした大人達からみれば確かに理想の子供像とは言えない。むしろ「悪い子」と定義されるの普通。
    けれど、全ての子が大人のいう「良い子」になったとして、その時社会は本当に成り立つのだろうかと思う。何でも吸収できる若年層の時代に、勉強一筋で本当に昔を振り返って幸せだったと思えるのか。
    携帯が当たり前になってきた今は、友人同士の繋がりも気迫になりがち。メモリーが消えてしまって、誰とも連絡を取れない、まさしく携帯で繋がっていた友人が何人もいるのではと思う。
    きっとこれを読んで、戦友ともいうべき友人を持つことがどれほど大切で、世に言われる馬鹿をすることがどれだけ最高なのかを学べるのではないかと思う。
    勘違いして欲しくないのは、決して勉強するなと言ってる訳ではない。ただ数式にがんじがらめになってしまい、キレテしまう前に、一度くらいは外に出て友人と遊んでみればいいのでは?
    読み始めたら止まらないシリーズ。これではまってしまって、勉強の妨げにならないように、それだけが注意点です^^

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    紙の本

    大ヒットシリ−ズの元にあるもの

    2000/08/25 15:53

    2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:榎本秋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

     現在小中校生に絶大な人気を誇るぼくらシリ−ズの記念すべき第一作で、宮沢りえ主演で映画化され大ヒットとなった。『僕ら』シリ〜ズ最大のヒット作であり、70刷を越える角川文庫の中でも有数の名作である。
     70年代アンポ闘争の世代のジュニアが中学生になった時代。「熱さ」を失った「大人」に代わり子供達が解放区を再興するというスト−リ−。誘拐騒動や傷病軍人・汚職の構図などの問題提起を含みながら物語は展開する。

     著者の宗田理氏は1979年社会派サスペンス「未知海域」で、一躍脚光を浴びた作家であり、もともとは文芸誌の編集長を務めていた。その後いくつかのミステリ〜を発表し、現在角川文庫に収録されている『少年みなごろし団』『大熱血落ちこぼれ探偵団』『怪傑TVジャガ〜ズ』らの少年を主人公にした作品群を発表。これらの作品が1985年の書き下ろし作品である本作『僕らの七日間戦争』に結実する。この後、続編の『ぼくらの天使ゲーム』が発表される。このころはまだシリ〜ズ化はされていなかったが、第三弾の『ぼくらの大冒険』からはシリ〜ズ化されることになる。

     現在では、本書の主人公達の次の世代を描いた『新ぼくら』シリ−ズが展開中である。

     たしかに、今の価値観からすると古びた作品かもしれないが、著者のメッセ−ジが一番凝縮されている原点とも言える作品である。

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    紙の本

    ひと夏の冒険

    2019/08/09 08:58

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:ChrisLugh - この投稿者のレビュー一覧を見る

    世の中理不尽かつ不満だらけ、だからぼくらは立ち上がった。
    大人は干渉できない子どもだけの場所
    でも、大人はそれを許さない。
    彼らは常に子どもを己の監視下に置いて安心したいから。

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    紙の本

    青春

    2002/04/15 22:35

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:オレンヂ - この投稿者のレビュー一覧を見る

     主人公達が大人達や法律と戦うべく友達と立てこもるのだが、その仲間が皆個性派揃い。今時いない感じ?? 皆すぐ熱くなれるし何より友達想い。友達はいるけど、どこか冷めた関係の友達を持つあたしにとって凄く羨ましいです…。現実にあたしの側にこんな仲間がいたらいいなぁと思いました。この本は中学生に是非読んでもらいたい。

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    2004/10/13 04:47

    投稿元:ブクログ

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    2004/11/06 19:34

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    2005/09/01 06:13

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    2005/09/19 17:43

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    2006/05/26 18:36

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    2007/04/19 20:16

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    2007/06/03 22:11

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    2007/08/19 17:00

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    2007/08/29 02:57

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    2012/08/17 02:28

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    2007/10/15 22:52

    投稿元:ブクログ

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