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お酒を飲むか、飲まないか
男と寝るか、寝ないか
どんどん男子化してきている私
あかんあかん
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✨無邪気な悪魔✨美保が送別会で…「待ってっ!」やはり自分にもかえってきますね。わるいことはできない
✨ささやかな誤算✨新入りのホステスの話 そうきたか!ってかんじ 唯川恵の書く女ってずる賢い
✨蒼ざめた夜✨浮気相手が女友達のさしがねだったなんてーーーうそだといって
✨女友達✨お高く止まらざるをえなくなってしまった女の人の話
故意だとしたらこの友達悪魔
✨残月✨若さには勝てないのね…みたいな?唯川恵は、ほんと若さを妬む女の気持ちをよく描写してる
✨雨に惑う✨よりこにてがみをかく
✨一夜まで✨結婚しても、ほんとにこんなことが刺激になるのー?!
そんなのいやだね
✨あね、いもうと✨これがいちばんおもしろかった!この双子、やっちゃったんですね
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唯川恵さんとは、やっぱり合わない…。
あんま好きじゃないタイプの女性ばかり登場する…。
…………。
自分が幸せになることに真摯で、とても賢い女性たち。
幸せは自分で勝ち取っていくものだと知っていて、
戦略に長けている、頭の良い女性たち。
彼女たちが考える「幸せ」とは、イコール「結婚」。
そして一様に「物質的」だ。
男性の職業や学歴や外見などを「スペック」と考え、
「経済力」と「社会的地位」を重視する。
物質的に満たされる事がイコール「幸せ」だと盲目的に信じている。
だけどなかなか思い通りにいかなくて、もがいている…。
そして、この価値観を引きずったまま年をとっていくと
彼女たちの日常はとても辛いものになる。
そんな女性の心理が描かれている。
だからつまんないの…。
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●無邪気な悪魔
主人公はOA機器販売会社に勤めるOL、朋絵。
朋絵は部長と不倫をしている。
同時に、同期の新木ともお付き合いをしている。
恋愛は部長と楽しみ、新木とは将来を考えている。
ある日、朋絵は新木からプロポーズを受けた。
新木は「最高」とはいえなくても、伴侶としての条件は十分満たしている。
朋絵は結婚に向けて、まず部長と別れる事を決めた。
「友達の結婚が決まって、私も結婚したくなったの…」
「部長は私と結婚してくれないでしょう…?」
と言うと、予想通りに部長の方から慌てて朋絵を振ってくれた。
新木との結婚を1年後くらいまで延ばせば、部長に不審がられずにすむ算段だ。
しかし、その別れ話をしている時に、同僚の女子に見つかってしまった。
うまくごまかして、「部長に移動願いを相談していた」ということにする。
朋絵は上司である女性課長と、あまり良い関係ではなかったのだ。
同僚の女子は朋絵の言う事を簡単に信じてくれた。
同僚女子は寿退社が決まっていて、退職後は田舎の彼の元へ嫁ぐ予定だ。
だから独身最後の東京生活を、女友達と遊びまくってすごしている。
行く先々のバーやレストランで、
社内恋愛中のカップルと、よく遭遇するらしい。
朋絵の上司の女性課長が「若いツバメ」とデートしているのも
見かけたことがあるそうだ。
同僚女子の寿退社の日がやってきた。
送別会には部内のメンバーがほとんど出席している。
いいかんじで盛り上がり、宴たけなわというころ、
酔っぱらった同僚女子が、マイクを握って話しだした。
「みんなありがとー。最後の置き土産に、とっておきの秘密をばらしちゃいまーす」と。
「とっておきの秘密?!」
「もしかして部長と私のこと、気付いてた?」
「ヤバい!」
と思った朋絵は、思わず「やめて!」と叫んで立ち上がる。
すると同じように「やめろ!」と立ち上がった人が、他に3名…。
部長、女性課長、新木���
「とっておきの秘密」としてバラされたのは、婚約中の他のカップルだった。
しかし、
新木は、朋絵が部長と不倫していた事を、
朋絵は、新木が女性課長と付き合っていた事を、
お互い気がついてしまったのだった。
あ~あ…。
●蒼ざめた夜
不倫の末、早紀は25歳年上の盛井と結婚した。
盛井は成功した貸しビル業者で、早紀に対してお金も愛情も激しく注いでくれたのだ。
結婚するまでは…。
専業主婦として毎日を退屈に過ごしていた早紀は、
独身時代の友達、亜以子に電話をし、飲みにいかない?と誘う。
亜以子は独身のキャリアウーマンで
早紀のことがそうとう嫌いらしい。
電話では険があるし、当日は仕事を理由にドタキャンしてきた。
そして「埋め合わせするから」と言って、かわりに男を手配してきた。
早紀には何も言わず、その男と裏でこっそり話をつけて。
彼は自然を装って早紀に近づき、うまくひっかける。
そのまま別のお店に移動し、ディナーを一緒に楽しく過ごす。
その日はそのまま別れるが、
数日後、早紀はつい彼に電話をしてしまう。
そしてお手軽に不倫関係が始まる。
早紀は彼との逢瀬を重ねる事で精神的なバランスを取り戻していく。
しばらくして亜以子から連絡がきた。
早紀は、彼との約束があるので断ろうとするが
亜以子は「30分でいいから」と強引だ。
結局、亜以子はわざわざ早紀に時間をつくらせて、
ただイヤミを言いたかっただけらしい。
彼と早紀の関係は、全て亜以子に筒抜けだった。
「早紀が退屈してたみたいだから、あの男を行かせたの」
「だって、早紀は、仕事だけの私を見て、
自分は幸せだと優越感に浸りたかったんでしょう?」
「でもあんな男にひっかかるなんて、びっくりだったわ」
「しかも、独身だって嘘までついたんですって?」
などなど…
ショックを受けた早紀は、果てしなくどん底まで落ち込んでいく…
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こんな感じの話があと6話。
あらすじをまとめるのって難しいなあ。特に短編。
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「その関係を愛とは呼べない」
同僚にプロポーズされたのを機に不倫中の上司と別れる決意をした朋絵だったが・・・
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唯川さんの作品は初めてだが、テンポ良く、どんどん読み進めていける。女性の色んな形の闇の部分が盛り込まれていて、読み終えた時のこのどんよりした重さは、心地良いとは言えないが、作品としては引きこまれた。
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内容(「BOOK」データベースより)
同僚にプロポーズされたのを機に、不倫中の上司と別れる決意をした朋絵だったが、最後のデートを後輩に目撃され…。男と女の間に流れる、もはや愛とは呼べないくろぐろとした感情、女と女の間の、友情とは呼べない嫉妬や裏切り、優越感。女たちの心に沈む思いを濃密に描きだした、八つの傑作恋愛短篇。
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短編小説。8話。
無邪気な悪魔
ささやかな誤算
蒼ざめた夜
女友達
残月
雨に惑う
一夜まで
あね、いもうと
「あね、いもうと」は、明らかに恐怖小説。一部推理小説のように終わりが読めなかったものがある。
登場人物の性格に共感できない。著者が書いている人間の心理、人間であることとは何か、については勉強になる。
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130406*読了
唯川さんの小説を読むと、自分はこの本の中の女性のように、結婚できないことへの悩みを抱えながら生きることになったらどうしよう…と不安になる。それぐらい現実味のある話ばかり。
息が止まるほどの辛さはできるなら、味わいたくない!
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心に傷を持った女性たちの話が8つ。
不倫、女の妬み、裏切り…でも、思っていたほどドロドロしていなかった。
「一夜まで」は、この日がお互いの人生の救いみたいになっているのが辛いけど、辛いのもまた楽しいんだろうなぁ。
「あね、いもうと」は、あねもいもうとも恐い…。
いくら双子でもそこは似てはダメでしょう。
どの話もハッピーエンドではないけど、読後にどんよりと気が重くなりすぎることはなかった。
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なんとなく図書館に行くとなんとなく文庫本を借りたくなり、そしてなんとなく恋愛小説が読みたくて唯川恵さんの本をひさしぶりに読んでみた。
おもった以上におもしろくてドキドキした。ドロドロしていて昼ドラか!と言いたくなるぐらい。短編集なのでサクッとおわるのもよかった。
唯川恵さんの小説に出てくるようなOLさんは実在するのだろうか?すこし前のOLさんなのだろうか?きになるところであります。
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女子力UPw
ドロドロ系で、こういう女子にはなりたくないなーという意味でのお勉強ができた。
再読時、この女子達に共感してしまわないようにw
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いずれも30代になった女性を主人公にした、短編集。ミステリーとホラーの間・・という装いではあるが、読みなれている人には最初の2・3ページで結末はわかると思う。個人的には裏にあるかもしれない悪意を正面から書かなかった「女友達」が一番。逆に最後に収録されている「あね・いもうと」は始まった瞬間からオチがわかる内容で少しがっかり。
なんでこの本を読もうと思ったんだっけ・・と振り返ってみたら、一年ほど前に自分が読んでいるblogで「怖い」と紹介されていてwish-listに登録されていたのであった。確かに怖いは怖いのだが、それって結局男性から見る怖さであって、女性の視点からは怖さだけではなく共感なんかもあったりするのかもしれない。そこに共感があるということが、また男性からしたらより怖いのだけど。
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読みやすい短編集。どれも情景が浮かんでくる。最後の「あね、いもうと」は読み終わって背筋が寒くなった。
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いろんな女のドロドロを描いた短編集。
最初は「あんまり好きじゃないなぁ」と思いながら読んでいたはずなのに、『女友達』『雨に惑う』でズガーンときた。
そして最後の『あね、いもうと』でズガガガーンとやられた。素敵だわ、この短編集。それこそ息が止まるほど。まぁ分かりやすいハッピーエンドはないんだけど。
特に印象的だったのは『雨に惑う』
三十代後半、独身、美人じゃない、男に媚びるのは嫌い、頑なな性格、仕事は頑張っているのに上司にそれを認めてもらえない、結婚したことで不幸になった母親を見て育ってきたせいで結婚に夢も描けない、そして一人で生きていくことを決意して、マンションまで購入した女性の話。
そう、この感じ…他人事とは思えないのです。笑
若くて可愛い、男に愛されている女を人として好きになれなくて、むしろ憎しみさえ込み上げてくる。
ここらへんの感情も、まぁ汚いんだけど同感できてしまう。
そんな、自分と似ているこの女性が、この小説の中でどういうラストを迎えるのか。印象的です。共感できる人はぜひ!ぜひ!
ただもう一度言うけど、分かりやすいハッピーエンドはこの小説の中に出てきません。でも全部が全部バッドエンドでもない。そこがおもしろいのだと思う。
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読みやすい。始まりそうで崩れるまではいかない恋?愛?の果てな感じ。惹きつけられるほど読み入りはしなかったかなぁ、