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図書館にて。
フォロワーさんのオススメ
女性達の想いの短編集。
オススメどおり怖かった。
すべての女性はしたたかな部分があると思うけど、
こうやって心情をはっきり見せつけられると
ホラーだね(ホラー小説ではないです)
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唯川さんの短編集なので、ただの恋愛ものではないだろうと思い手に取ったら、本当に女性の怖さが詰まっていた。
最初の「無邪気な悪魔」に出て来る結婚退職するOLさんは、天然なのか、計算なのか。
飲み会でどんな爆弾が落とされるのか、ハラハラした。
「雨に惑う」のヒロインが壊れていく様子や「あね、いもうと」のラスト、薔薇を植える場面などは、ぞっとしました。
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同僚にプロポーズされたのを機に、不倫中の上司と別れる決意をした朋絵だったが、最後のデートを後輩に目撃され…。男と女の間に流れる、もはや愛とは呼べないくろぐろとした感情、女と女の間の、友情とは呼べない嫉妬や裏切り、優越感。女たちの心に沈む思いを濃密に描きだした、八つの傑作恋愛短篇。
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いろいろな女たち。それぞれに、悲しかったり、狡猾だったり、哀れだったり。モノトーンの煌びやかさを感じる作品でした。
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リアルな女性像だけども、どこかミステリアス…
短編だからあっという間に読めてしまったが、なんとなく物足りないかも。。
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いろんなタイプのしたたかな女たちが登場する。
仲いい振りをして陥れるなんて…あーイヤだ。
楽しめた話とそうでない話の半々だった。
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30代の女性たちのわけありな恋愛短編集。
寂しい。満たされない。嫉妬。はた目に見ればきれいな日常にも、屈曲して、どろどろした思いがしわ寄せとなって現れる。同じようなことはやらないにしても、女性として、同じような気持ちになることはあるよなぁ、なんて思いました。
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唯川恵、先日読んだ短編集が良かったので続けてセレクト。
同じく短編集、今度は全て女性が主人公。
男と女。ホラー要素。世にも奇妙な的に軽く読むこともできるが、的を得た印象的な言葉が随所にあって唸らせられる一面も併せもっている魅力ある作家さんだと感じた。
他の作品も追ってみようと思う。
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2009年(底本2006年)刊行。アラサーの女性、その中で職を持つ女性の日常を描きつつ、恋愛(年上・年下)・結婚・不倫・人間関係・家族関係を輻輳させることで、彼女らの不安・焦燥・諦念などの心の揺れ、動きを描写。短編集であるが、著者の日常描写の巧みさは短編で活きるような気がする。
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誰にでも簡単には打ち明けられない悩みや気持ちを持ちながらも毎日を過ごしいてる女性達が息がとまるほどの驚きや嫌気がくる瞬間が描かれている。自分の人生を自分で操りたいのに、うまくいっていない感じやそれでも突き通して生きてく感じがうまく描かれている。バーや夜が似合う本なんだけど解説を読むと更にバーに行きたくなる。
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あまり本を読むのが得意ではない自分が、驚くほどのスピードで読めた一冊。
ひとつひとつの物語のボリュームがちょうど良い短編集で、まるでテレビドラマを見ているかのように描写が眼に浮かぶ。
程よくドロドロなのもまた良い。
もっと唯川恵さんの小説を読んでみたいと思った、そんな一冊。
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女の怖さが詰まった恋愛短編集。
「息がとまるほど」という作品はなくて、どれも「息がとまるほど」苦しくぞっとするストーリー。
男に対する駆け引き、女に対する嫉妬や優越感。
どろどろした感情がリアルでぞくっとしました。
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欲望を押し込められた女性が、一夜だけ、輝く時の飲み物は「シンデレラ」を。オレンジ、レモン、パイナップルのジュースを同量入れ、シェイクします。カクテルグラスに注がれるこのカクテルはお酒ではありません。麻痺から解放される時、アルコールは必要ありませんし、ほかの何かが分泌されて、素晴らしい酔いに満たされるはずです。 (P278)
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スラスラと読めました。
30代女性の、微妙なドロドロ感。
若さを羨むのは、いくつになっても、終わらないと思います。
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いやな部分を突いてくる。見られたくない部分が、知られたくない部分が、悪意なく書かれている。私が女であることを理解させられる。