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社会人としての気配りに欠ける自分。少しは役に立つかと読んだ本。
気持ちのもちかたが行動にでるということですね。
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実用書というよりも「心構え」を説いた本。武士の礼儀作法であった作法を現代に例える事で分かりやすく解説している。結局のところ、形よりもまずは心なんだよと。
たまに忘れてしまっている普段からの心構えを、この本を読んで気付かされた次第。
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心構えだな。
相手への思い遣りを基本として,振る舞うこと。
具体的な振る舞い方については,教室で学んだ方が早かろう。
静坐できるように減量が先だな。
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上の立場の人もしたの人を重んじる。
相手にあわせて食事をする。
時には舞うことも大切。
大きな声で話さない。
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自分は小笠原流礼法自体を知らないのでこの本でどの程度紹介されているのかは分からない。ただ非常に格式ばったイメージがあったが、「かたち」より「こころ」が先であり、状況によってはかたちは流動的でいい、品格が大切であるがそれは姿勢を整えるだけでなく自分の理念にむかって心持ちがまっすぐであること、など心構えを説かれており、礼法への認識が改まった。
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こせこせとお辞儀を繰り返すなどの動きは、軽い印象を与える。「礼三度」「残心」を意識し、また筋力も鍛えて美しい立ち姿を維持しつつ、ゆったりとした動きを心がけたい。
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2013年上半期のマイベスト候補。
女性でも礼儀を知る人は多くはないと思う。タイトルこそ「男の礼儀作法」とあるものの、学ぶことは多い。なぜなら、男性と席を共にしたときに、それに見合うような振る舞いをすればいい。たとえ、上手く振る舞えなくとも、心算だけはしておきたい。
頁数こそ薄手だが、歴史を重んじた内容に非常に読み応えがある。挿絵がないとが残念だが、心構えとしては良書。
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『かたち』がもたらす可能性!
礼儀作法は基礎練習。基礎あってこそ次の世界へ進める。多くの人が様々な事を学んでいるが、社会人の基礎の徹底不足で次のステージへ進めていない気がした。
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結局のところ,如何に自分を客観的に見たり,相手の立場に立って慮れるか,なのだが,そもそも幼少の家庭環境も大きく影響することは想像に難くない.客観的に自分を見られても,その尺度のレベルが低ければどうしようもない.
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読了。いつも上司と客先回りをするが、私自身、礼儀がだめだなとの反省から本屋で買った。2010年に出た新書であるが、人気があるのか、4月の新入社員向けに平積みされていた。男のとあるが、著者は女性のようである。箸を5分はまねしようと思った。
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小笠原流の小笠原礼書7冊という礼法の古書から現代の男性にも通じる「武士の心得」を抜粋及び解説したものです。
本の内容は以前に読んだ、枡野俊明さんの『禅が教えてくれる美しい人を作る「所作」の基本』と似ている箇所が多く、礼法と禅には共通箇所が多いと感じました。共通している点は相手を思いやった行動こそが最も大切な礼法、所作であるという点です。また、形だけを重視する礼法や所作には意味が無いという記述を見ることもできます。礼法、禅ともに言葉にしにくい部分やできない部分を相手に伝えるために生まれた日本の慎ましやかな身体言語ではないかと思いました。
この本の残念な点はお辞儀や座り方の作法について記述されていたのですが、文章で説明されており理解しづらいものでした。
男性の礼儀作法という本は珍しいと思い購入しました。内容はさっと読めるもので、新書としてはわるくないと思いますが、本気で礼儀作法を知りたい人には物足りないものだと思います。
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#読書開始
・2017/5/13
#読了日
・2017/5/16
#経緯・目的
・年長者と接する機会が増え、マナー・礼儀について学びたいと惹かれて購入。
#達成、感想
・「男の」としているのは起源が武士であるため。
・礼儀作法も基本があっての応用である。
・「こころ」がこもっており、表現できるかどうかが肝要
#オススメ
・すべての人に推奨。
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10年ひと昔というが、古来からの礼儀作法を平成22年に今様に記述した本が、果たしてコロナ禍の時代に、通用するのか?
違和感はEメールと手紙の下りだけであり、コミュニケーションが必要な社会生活を行う上での礼儀作法が必要である事を再確認出来た。
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小笠原流礼法の礼儀について説いた本
具体的な所作も少しはあるが、大部分は心構えや気遣いについて書かれてある
下記、目次その他公開されてある情報である程度の内容は推測できる
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結局、男は「礼儀が9割」??
一流のステージに立つための心得
もともと礼法は男たちのためのものだった......
室町時代より伝わる、小笠原流礼法の
「秘伝」の古文書を本格初公開
◎ 内 容
男性は女性と異なり、礼儀をあらためて教わる機会があまりない。
しかし、上司や取引先、部下とのつき合い、そしてプライベートで大切な人との時間を過ごすうえで、まず必要とされるのが礼儀作法である。
そもそも小笠原流礼法とは、室町時代、武士が社会生活を円滑にするために作られ受け継がれてきたものなのであるが、現代ではあまりそのことは顧みられていない。
大事な場面で、自信のない思いで過ごしたり、逆に身の丈以上に見せようと無理をするのではなく、自分の立場をわきまえたうえで堂々と振る舞うために、一度、礼法の歴史を振り返り、その「こころ」と「かたち」を身につけてみてはいかがだろうか。
約七百年前の室町時代に確立し、「お止め流」とされていた小笠原流礼法の古文書を、本格的に紹介する初の試み。
◎ 目 次
序章 なぜ「武士の礼法」が成立したのか
第1章 男のこころ
第2章 男の姿勢
第3章 男の席
第4章 男の食作法
第5章 男のことば遣い
第6章 男のつき合い
第7章 男の格好
あとがき
◎ 著者プロフィール
小笠原敬承斎(おがさわらけいしょうさい)
東京都に生まれる。
小笠原忠統前宗家(小笠原惣領家第32世・1996年没)の
実姉・小笠原日英尼公の真孫。
聖心女子学院卒業後、イギリスに留学。
副宗家を経て、1996年に小笠原流礼法宗家に就任。
700年の伝統を誇る小笠原流礼法初の女性宗家となり、注目を集める。
門下の指導にあたるとともに、各地での講演や研修、
執筆活動を通じて、現代生活に応じた礼法の普及に努めている。
著書には『美しいふるまい』(淡交社)、
『イラストでわかる礼儀作法基本テキスト』(日本能率協会マネジメントセンター)、
『美人の〈和〉しぐさ』(PHP出版)、
『誰からも好かれる社会人のマナー』(講談社)などがある。
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冒頭で著者の来歴が語られているあたりで、「権威主義のアレな感じの内容かな」と思ったけど、語られている内容は柔軟性に富んだ程よい程度の抑えられていた
「かたち」より「こころ」が先であり、状況によって「かたち」は流動的で良いという主張は意外だった
姿勢にしても、見た目だけでなく自分の中の心の持ちようが真っ直ぐである事の重要性が説かれていたりというのもそう
「かたち」に拘らないのは大事だけれども、最低限のかたちは必要だと思う
そこら辺の実態に合わせる余地を残しているあたりに良い印象を受けた
ただ、いくつか疑問に思うところもある
目の見えない人への配慮として���省いてもよい手順という提案
場合によっては、見えている前提で接するという敬意の表し方もあるのでは?と思う
多分、これもその場その場で相手への気遣いであって、省くことが正解でもないし、手順通りにこなすことが全てではないのだと思う
ここを間違えると、柔軟な対応を説きながらも正しさも提示するという矛盾になっているようにも思えてしまう
世の中に溢れている失礼クリエイターとの違いは何か?も考えた
マナーや礼儀は、歴史や伝統、権威というものに基づいているかどうか
そして大多数の同意を得られるかというのが要点ではなかろうか?
だとするならば、室町の時代から支配者階級の礼儀作法とされてきた事は、ある程度の信頼性はある
ただ、読んでいる最中にも著者が女性という事に気づき違和感を覚える(男尊女卑の意味ではなく)
読み終わった後にちょっと検索してみたら、「小笠原流」を巡ったいざこざがあったらしい
そのあたりの事情を知ると、やはり失礼クリエイターとの違いとは何か?を改めて考えなければいけない