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宇都宮徹壱、久々の新刊。
欧州サッカーの辺境を歩き回るというコンセプトは「ディナモ・フットボール」に近い感じ?
でも1999年スタートとなると、少々古臭い話も多い感じ。
サッカー界は時間が進むのが早いようだ。
個人的には「股旅フットボール」の方が面白かった。
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サッカーライター界ではTwitterの先駆者でもある宇都宮徹壱氏のこれまでの海外取材が詰まった一冊。
フェロー諸島にエストニア、ウクライナに旧東ドイツ、シチリア、マルタといった地名を上げるだけでも、彼がどれだけサッカーに、いやマイナーサッカーに対して熱い想いを馳せているかがわかる。国内でも地域リーグやJFLに積極的に取材に出かけていて、純粋にリスペクトする対象だ。
今後も、マイナーな地からのコラムを、楽しみにしています。
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リアルで、イキイキした欧州サッカー事情レポート。サッカー、いや、フットボールがどれだけ欧州で文化として根付いているかがとてもよくわかるし、こんな雰囲気のスタジアムで観戦できたら最高だろうなあって思う話も多数。日本にいたら窺い知れないような小国の話も出てきて面白い。物凄く丁寧に取材したんだろうなあということが感じられる一冊。サッカー好きならぜひ読むべきかと。
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これは面白い。我々がメディアを通じて日本から知る事の出来るヨーロッパサッカーは水面に顔を出した氷山の一角であり水面の下には想像もつかない大きな世界が広がっている。サッカーの世界は広く、文化は多岐に渡っている。スタジアムの外にあるその国の内包する問題や背景を鮮明に描いている点が薄っぺらなサッカー談義しか出来ない評論家とは異質で文化的であり魅力的である。明日サッカーを観戦しにスタジアムへ行きたくなる一冊。
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感想はこちらでひとまとめ。
http://booklog.jp/users/ohsui/archives/1/434441764X
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ヨーロッパ中の16の国・地域をフットボール(サッカーのこと)を観戦・取材・撮影するために、訪問した、その訪問記というか旅行記というか。気負わずに、しかし、その国のサッカーの、あるいは、その国そのものの本質に迫ろうとしていて、なかなか、読んでいて楽しいし読み応えもある。サッカーと旅行が好きな自分としては、また、うらやましくもなる本だ。
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地を這う犬のように、ヨーロッパの街をフットボールという匂いを嗅ぎつけさまよった写真家・ライターの記録。 犬の前に猫だ。我が家の猫だ。 庭に置き去りにされていた仔猫 。ペット用ミルクを飲ませ、離乳食を食べさせ、猫育児の日々。 大きなネズミのようだったのが、ちゃんと子猫になった。 ところが、こいつがじゃまをするんだなあ。まず読書の。 読んでいる本のページを噛んだりさわったりする直接攻撃から、部屋を駆け回りいたずらをし読書を中断させる間接攻撃まで。まったく集中できない。 677777宇、JH:L」01220@P;V 。・うう・・¥6あ こら、キーボードの上を歩くんじゃない! マウスを踏むんじゃない! パソコンもゆっくりとしていられない。 ヨーロッパサッカーといえば、 プレミアリーグ! ヨーロッパチャンピオンズリーグ! しかし、フットボールの犬こと宇都宮徹壱のヨーロッパサッカーはかなり違う。 ポーランドリーグ! マルタリーグ! ユーロ予選・フェロー諸島VSドイツ(フェロー諸島ホーム戦)! 国内サッカーでも前著『股旅フットボール』でJFLよりも一つ下のカテゴリー地域リーグ参入チームを追った作者。そのマイナーっぷりはヨーロッパでも健在(こちらがホームグラウンドか)。 しかし、ただのマイナー好きサッカーおやじでない。 『股旅フットボール』が地方スポーツの振興やビジネスのルポになっていたように、今回の『フットボールの犬』では、ヨーロッパサッカー(それもマイナーな地域)のことを書いていながら、我々の住む世界のことも同時に書いている。 民族問題、テロとの共存、グローバリズム。 辺境の地でのフットボールある光景。それはだいたいにおいて幸福な光景だ。 それが、先ほどの問題と結びつくのは、幸せなことかどうか。 フットボールの旅の物語は、広がりがある。
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「犬の視線でサッカーを見た(作者のトークショーより)」本。「何でこんなとこ行ったの?」というような辺境でサッカーを見る。スタジアムで面白いのは、実は観客だと思っているので、いわば世界の面白いひとたちワールドが堪能できて満足。
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題材となる国は、アイルランドやフェロー諸島、マルタなどマイナーな国。牧歌的に行なわれる地域リーグは、4大リーグとは異なる魅力がある。日常にある文化としてのサッカーを知るには最適な本。
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普段なかなか日本に情報が入ってこない地域のフットボールが描かれていて面白い内容なのだが、著者の文体がラノベかよってくらい違和感が強くてマイナス。