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これは面白かった…。
主人公の性格がよくないなぁ…と思っていたけれど、それはそれで物語としてしょうがないことかな。
是非そして誰もいなくなったを読んでから読んで欲しい作品だと思う。
皆殺し感のあるクローズドでとても良かった。
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「そして誰もいなくなった」を読んでから見ると面白さが増すと思います。オマージュ作品です。
海上で一人づつ殺されていき逃げ場がないという内容で、好きな設定ということもあり、文も悪くなく面白かったです。オチは…賛否両論だろうな~。
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主人公のちょっとした気まぐれで成立しなくなる仕掛けが多すぎる。別にバレたところで直接手を下すんだろうけど…なんだかなぁ。
最後のネタバレ発表の場も学芸会のようで、善悪という区別の上で、どうも腑に落ちなかった。犯人連中が勧善懲悪になりきれてないからこそ、主人公を生かしてその後の顛末を読者の想像にゆだねたんだと思うんだけど…。
なんだかなぁ。
個人的にはしっくりこなかった。
凄く小さなことに引っかかってると思う。
でも、この納得できない小さな連なりのせいで、読み終えたときにはコメディのように感じてしまった。
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アガサ・クリスティのそして誰もいなくなったを下敷きにしています。確かに面白い。読む前にクリスティの方を読んどく必要はありますが。
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腐乱したお肉と一緒に布団の中って言うのは、どうなんだろう?大きな目的の前には、そんなこと気にしてられないんだろうけど^^;
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アガサ•クリスティの「そして誰もいなくなった」を模したかのような舞台設定。クルーズ船インディアナ号に招待された5人とクルー2人の七人。船のサロンには上客7人の干支の人形。そして一人ずつ殺されていく…。しかしこれは復讐のために用意された舞台だった。果たしてその目的は?
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言わずと知れたアガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」のオマージュ作品。
舞台は豪華客船だが、次に誰が亡くなるか、最後まで残るのは誰か、想像できてしまうほど似た設定になってる。
(図書館)
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「孤島」と化した海上のヨットで一人また一人と殺人が行われていくのですが、その状況が機械的で単調だった為、あまり緊迫感が伝わってきませんでした。
プロットは「そして誰もいなくなった」と「オリエント急行の殺人」を足した感じで予定調和でした。ただ、犯人の「企み」が失敗したという余韻を残したラストは非常に印象的で良かったです。
本書のオチは、ある意味「そして誰もいなくなった」あってのものなので、本書だけを読むとただのバカミスに感じてしまう恐れがあります。出来れば先に「そして誰もいなくなった」を読むことをお薦めします。
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タイトルから推測されるように、クリスティの名作「そして誰もいなくなった」を本歌取りした作品となっています。
クルーザに乗船した7名が、干支の置物と共に次々と死んでいく展開で、テンポもよく一気に読み進められます。
途中、本家作品の犯人を推測させるような記述があるため、事前に「そして誰もいなくなった」は読んでおいたほうが良いかと。加えるなら、クリスティの他の代表作も読んでおいたほうが良い……かな。
内容に関しては、ややご都合主義というか、そこは何か気づくだろうという場面もあるし、終盤の展開は読めてしまうので、もう少し練り込んでいれば、名作になったのではないかと思われます。
最後は、ややすっきりしない(ひと波乱ありそうな展開を匂わせる)感じですが、読み終えるとタイトルに納得します。
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ミステリーという分野が大好きな私は、
当然アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」
も既読であった。
そんなことから、題名にそそられて購入した一冊。
「そして誰もいなくなった」と同じような展開の
フーダニット系の物語。
私はこのパターンが何より好きだ。
今回は、太平洋に浮かぶヨットの上で次々に起こる殺人事件。
次から次へと起こる殺人事件に釘付け。
睡眠時間を惜しんでも次が読みたくなる。
解決編を読む前に、もうこれで十分じゃないかというくらい
満足していたのだが、解決編を読んでアレ?ってコケてしまった感(^-^;
何だろう・・・。
期待が大きくなりすぎていたのだろうか。。。
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海上に浮かぶ豪華クルーザーという“密室”で、ワケありの乗客とクルー達が、アガサ・クリスティの名作に擬えて次々と殺されていく…。
夏樹静子さんは恐らく初読みだが、2時間ドラマの人だ!とワクワクしながら拝読。主人公のバブリー感にはナンジャコリャ?って思いながらも、この作品が30年前に書かれたものとは思えない新鮮な最終章のどんでん返し。ドラマだと1時間半くらい経った頃だろうなぁ、華麗なるクライマックス!エンドロールが流れる頃には、タイトルの意味も納得。ホント、誰“か”いなくなってる…。
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訃報に接し、積んでいたこれを思い出して引っ張り出してきました。すばらしいクリスティのオマージュでした。題名からの作品へのオマージュは明らかですが、もちろん単純なものではなく違いを追っているうちに、いくつかの他のクリスティ作品を意識していることもわかってきます。好きになれない主人公と一緒になって謎を追い、疑い、おおっ!と思い。さらに題名にも感服して、物語の後にも思いを馳せて余韻に浸りました。もっと早く読めばよかったです。楽しい読書時間でした。
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面白かった。
夏樹静子さんはドラマではお馴染みだったがその作品を読むのは初めてだった。
アガサクリスティのオマージュ作品ということでまぁ古めかしい感じの物語なのかなぁと思って読み始めたが息つく暇もなく一気に読み終えた。
そして最後のどんでん返しも素晴らしかった。
タイトルにもただのパロディじゃなかったんだと感心させられた。
機会があれば他の作品も読んでみたいと思った。