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ついにエスシリーズ完結(;ω;)
読むなら是非エス・デコイシリーズを読んでからどうぞ。より篠塚参事官に親しみを持てるかと思われます。
購入してすぐ、貪るように読んでしまいました。時折登場する椎葉や宗近、浅川さんなどなど、馴染のあるキャラクター達のその後の姿も描かれています。彼等とは違い、ひとりで生きる篠塚さんの凛々しい姿。本当にかっこいいです。そんな彼に惹かれる男。そんな彼の長年のライバル。…そして今は亡き妻の面影。篠塚さんを取り巻く人々の鮮やかな心情描写はリアルであり、心揺さぶられるものがあります。
今年の締めくくりによい1冊でした^^*
是非ともドラマCD化してほしいものです。
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あの「エス」シリーズの最終巻。
感情を押し殺す男、篠塚がメインの話。
萌えシーンはない。だが、エスファンならきっと満足する本に仕上がっていると思う。
人の繋がりが描かれていて、BLの枠を取っ払ってもいいとさえ思う。
篠塚の孤独に耐えながらも一人で生きる、と言うストイックさが彼らしいと思った。
シリーズ最後を飾るに相応しい本だと思う。
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「エス」シリーズの最終作となるようです。
今回の主役は、「エス」の主人公椎葉の義理のお兄さんで、
公安の偉い人、篠塚しゃん。四十路の貫禄充分です。
1作目の主人公の関係者(美形に限る)は強制的に総ホモにされるのが
BLシリーズものの常なので、とうとう篠塚にもその日が・・・(;゜ロ゜)
と思って恐る恐る読んだら、サブ主人公の江波が一人であんあん役を
引き受けてくれたためか、作者の魔手が篠塚に及ぶことはありませんでした(笑)
安易にホモにしてイメージ(というか設定)崩壊させなかった。
シリーズの他作品未読だと色々「・・・?」て感じかもですが、逆にこの
空かされ感が、同シリーズの促販に一役買いそうな気がします。
いいとおもいますよ、この終わり方。
ラストの神津とのやりとりが切ないというか、たまりません。(BL的意味でなく)
焦点がぶれるのでしょうがないっちゃしょうがないんですが、欲を言えば、
椎葉(と宗近)をもうちょっとちゃんと話に絡めてほしかった!
最後なんだし!
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『エス』シリーズの終わりとして最高の終わり方だったのではないでしょうか。あぁ、ドラマCDにして欲しい!三木眞のナレが聴きたいwww
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【あらすじ】
警視庁公安部外事第一課第四係の刑事であり、ウラに属する江波郁彦は、ある日、秘匿追尾していた男に尾行を見破られるという失敗をおかしてしまう。そしてその日、上司に呼び出された江波は、そこで警視正、篠塚英之からある事件の班員に指名される。篠塚は若くして公安部部長に次ぐ地位にあり、一見穏和だが常に冷静で、なにを考えているのかわからない男だ。江波はある事実から篠塚に反抗にも似た感情を持っており…!?事件にはできない事件を追う、男たちの静かな闘いの物語。
【感想】
「エス」シリーズのスピンオフ。椎葉の義兄、篠塚さんの物語。
「エス」シリーズは全巻友だちから借りて読んだので評価対象外ですが、面白かったです。寝ずに一気読みした記憶が…(笑)
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椎葉のお兄さんの方のストーリー 多分これが一番現実的なED。少し儚くもあり最後はやっぱり切ないです。BL要素は凄く薄いかな。 数頁だけ椎葉、宗近もでてきて懐かしかった。ただ感情移入が出きなかった分感動も半減。イラストは凄く素敵でした。
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好きだった点→義兄がとにかく素敵だった。
ゲイではないにしても、彼なりの生真面目さがイチオシ。
だけど、時にそれはないよと思いたくなるあしらい方。
やられる側的にはきっと切なくなっちゃうだろうなぁ。
それでも、そういう部分が素敵過ぎる。
義兄ファンには堪らん!と思った。
スパイ絡みの展開についてはちょっとありきたりというか
先読みできちゃうというか。
ソコ重要というわけではないんだろうなぁ、なのがちょっとだけ不満。
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ハードコアロマンスフェア仕様ペーパー付
意外とサッパリな終わり方です。
相変わらず椎葉くんが暴走中。
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仄かにキャラ萌えハァハァ。篠塚〜〜!これまでの話しがとても生きる内容だったと思う。大切に抱えて眠りたくなった。愛憎の描き方が好き。
自然体で理性の強すぎる隙のない人が、静かに激情を感じない本音をもらすとか、たまらん!江波の直球な態度も効果あったなぁ。会いに行って欲しい。
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「エス」シリーズの椎葉の義兄、篠塚の物語。
憎しみを抱いて生きるということ。それを描ききっているといって、過言はないと思う。
BLというジャンルゆえにできるであろう、第3者が強引に他者に踏み込んでいくという荒業で描く、篠塚の屈折した恐ろしいまでの執着、という情念。
ある意味、BLであるのが残念であり、同時にBLだからこそ描けた心情なんだろうと納得する。
「さびしくない人生などあるのだろうか」
周りの人に「一人で生き行くのはさびしいだろう」といわれ、篠塚はそう思う。
どこかで聞いた歌を思い出す。<人は一人分の悲しみを抱え…>と。
どんなに深い悲しみであろうと、さびしさであろうと、それは一人分でそれ以上でもそれ以下でもない。
篠塚は結局、それを体現しているのだろう。
だから、彼はさびしい。悲しい。
…今、そばにいる人を、大事にしたいと思った。
そういう切なさがある良作だった。
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デコイもこの本も発売と同時に手に入れておきながら読み始めるまでにかなり積読してました。
一連のシリーズにふさわしいまとめ方だと思いました。
楽しませてもらいました。
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エスシリーズにもデコイシリーズにも出てきた篠塚のお話。エスでは大切な人を失い、椎葉を宗近に取られ、デコイではあそこまで犯人を追いつめるものの大切な部下を失うという不幸?オンパレードだけれども一番恰好いい篠塚がついに主役になりました。熱いね。
篠塚視点でえがかれる部分があり、そこで思いがけない椎葉への気持ちなどが覗けてとてもうれしかった。スピンオフでもこうやって大好きなシリーズが展開していくのは嬉しいな。
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最後の挿絵で思わず涙が・・・!
決心することはとても勇気のいることだと思うがそれと同時に己を強くしてくれる。
篠塚、格好いいです。
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まあ篠塚ならこうなるだろうなというのが読後感。しかしもっと黒い人だと思ってたが、実は漂白剤みたいに白い人だな。
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一人で生きて行くと決めている篠塚が…江波が「寄り添いたい」と思うのも無理はないが、仮に妻を失わず普通に妻子の夫として生きていたら、江波は果たして好きになったろうか、とも思う。篠塚と言う人間そのものの魅力はあるとしても題名が示すものは…。一人が孤独だ、と江波に口に出して言った事、と言うのは非常に大きな事だ。あとがきでも書かれていたが、江波が根気よく篠塚の身近にいる人間で居続ければいつかは想いが叶うかもしれんよ、と…。人恋しい・ぬくもりが恋しい時に、タイミングよく傍に居られれば…もうちょっと篠塚に咀嚼する時間・要!タイトルの「最果ての空」、最果ての空の下でも篠塚は一人でいる路を選んだ、ってことなのかなぁ、と思うと途轍もなく寂しい。普通に、警察モノとして楽しめたわー、関連作でBLだからと言って江波の想いが遂げられない処がリアルで。