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相手を揺さぶるような文章が書けるということは必然的に自分自身をよく知り、理解するということなんだと思う。逆を言えばそうでなければ相手に響く文章など書けないということ。文章を書く目的は様々な場合が存在するが、自分は何をしたいのか、何を考えるのか、何が悪いのかという所がまず根底にあるのだら。
本書は理論的思考と実践法とに分かれて説明してあり、内容としてもわかりやすい。例も盛りだくさんでした。以下が本文中にある文章を書く上での要点。
・目指すゴールを確認する(自分の意見+受け手の反応)
・論点を絞りそれに対する結論(意見)を出す
・自分の立場を考え、それによる受け手の反応の変化を考える
・説得のための視野を広げ、論拠を打ち立てる
・意見を一言に要約し、自分の根本思想を知る→その思いに忠実に!
それから、すごくビビッときた言葉。
生まれ育った環境や世界観が違えば、意見は異なる。
あなたと同じ人間はいない。
だから、あなたが考える価値がある。
ウマい文章を書くとかそういうこと以前の問題でとても印象に残りました。何だか自分が劣っている、というかまだまだだなぁーって思うき、まわりの誰かが言う言葉が全て正しく感じてしまう事もあると思う。でもそこで考えるって事をやめたら、終わり。たとえそのまわりの誰かの言葉が正しくても、自分の考えを幼稚と感じても自分から生み出してそれを発見する事をやめないで欲い。
って自分にも問い掛けてみた言葉でした。
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単なるノウハウ本ではなく、読み物としても面白いです。
これを読んでも未だに伝わりづらい文章を書いている自分が情けないですが。
思っていることはやはり伝えないと意味ないからね。
揺さぶるのは無理でも、少しでも心に触れるような文章が書きたいものです。
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新書なのですぐ読めます。自分の文章に自信がなくなったとき、もっとわかってもらえる文章を求めるときに。何度も読める。
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感動した1冊。
「相手に伝えるため」の文章を書く手助けをしてくれます。
納得できるのは文章が論理的だから。にもかかわらず、事務的には感じません。それは著者の読み手に対する愛情が成せる業なのでしょう。あとがきを読み終えた時、「書こう」と力が湧いてきました。
文章を書くことに迷っているすべてのひとにおすすめします。
この本は必ず、あなたの励ましとなるはずです。
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大人の小論文・・のコーナーから興味を持った山田ズーニーさんに本。
この本を読むと 自分が今までなんとわかりにくいメールやらを書いていたのかと反省します。反省したところで直らないのが問題ですが、特にビジネス面では即効で活用できる一冊。隣の上司のおっさんに見せてあげたい一冊。w。
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文を書くのが苦手な人は1度読んでみると良いと思います。
文章ってこう構成すると伝わりやすいよ。と例文も添えつつ大変分かりやすく教えてくれます。
私にとっては痒いところに手の届く一冊っと言ったところでしょうか。
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読むとわかりますが、理解力を深めることが必要。裏を返すと、文章力や話術なんてモノは元々存在しなくて、本人がどれだけ鮮明なイメージをもって理解しているかが文章になって現れてくるだけのこと。わかりにくい文章を書く人はハッキリと理解していないか、相手に伝える気持ちが薄いかのどちらかだということがわかる本です。
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もっと人を惹きつける文章を書きたくて、読んでみました。
う〜ん、険しいかな、納得への道のり・・・。
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「自分の根っこにある気持ちや生き方にうそをつかないこと」。
その根っこの気持ちをズーニーさんは「根本思想」と言います。
文章術の本だけど,読むとなぜかココロがあったかくなる本。
私のなかの根本思想でもって,正直な想いを伝えたくなる。
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書くことで「伝える」。そのノウハウには目からウロコ。小論文だけではなく、誰かに何かを伝えたいという人には絶対的な推薦図書です。コミュニケーションの根本が分かる本。
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山田ズーニーさんの本は、とても説得力があって、わかりやすいです。この本も、「機能する文章」「働いてくれる文章」を書くための「教え」がたっぷりと書かれています。
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なかなかいい本だった。書くと言う事はどういうことなのか、今まで何気なく書いていたことが、書く事は考えると言うこと、そして、それで他の人とかかわると言うことだ。なるほどと感心した。
文章には、「意見」「望む結果」「論点」「読み手」「自分の立場」「論拠」「根本思想」が7つの要件として存在すると書かれている。読む側の立場に立って書いているか、、、といわれると、今この文章ですら怪しくなる(^^;。知識と実行力は別のものだろうけど、これからは少し意識して書いてみたいものだ。
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購入予定メモ。
ほぼ日にて彼女の文章を読み惹かれた。この人のことだからきっと具体的な方法論ではなく、考え方のコツやヒント集的なものだろうけれど、それでも一読したい何かを感じる。
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あなたの気持ちを文書で表す事が出来ないのは、こんな理由だ。
「論点」「論拠」「意見」の作り方を説明してくれる本。
よくある「○○な文章術」という本より、100倍わかりやすい。エントリーシート書くならこの一冊でいい。上司に伝えたい社内メールを送るならこの一冊でいい。
あなたは、メッセージを発信する事で編集者にもなれてしまう。
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この本は文章を書く人にとって、一生の道しるべになるだろう。辞書のようにページごとに食べて吸収していきたい。