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SASRA最終巻。転生を繰り返し出会った鷹の痣を持った男と蓮の痣を持った男。そして黒髪の少年とラピスラズリ。ハッピーエンドに終わって本当によかったです。ラストがぐぐっと引き込まれました。
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全4巻。
Unit Vanilla (和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆか、4人の制作集団)
繰り返される輪廻のなかで、魂がお互いを呼ぶが。。。
せつない話しがいくつも詰まって最終章に向かっていくオムニバスドラマ。
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前の3巻分に比べると詰め込みすぎのような気がします。
正直、大正編は殴りこみの場面で終わったほうが良かった気が……その後の戦争で云々の後日談は、時代が悲劇だったのであって二人が特別悲劇な状況ではないし。
神殿のシーンもティティが哀れに思えました。一番神の言葉に振り回された子だから、そんなこととは関係ない未来があれば救われた気がします。
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ずっと、シリアスでハラハラしながら、尚且つ、ロマンティックさに酔いながら読んでたのに、4巻目の現代編はテンションが全然違います。
今までの話は、奇跡的に出会った恋人同士の切ないストーリーです。
でも、現代編は無理あり出会わされた『過去の関係を認めたくない者』同士のストーリーって感じです。
仲の悪すぎ具合が半端ないですw
これって、今までで一番、合いそうもない二人じゃないかってくらい相性最悪に見えましたw
言い争ったり、喧嘩したり、そういうことは今までもありましたが、それはツンデレだったり立場上仕方なくだったりだったと思います。
それが現代編は本気で嫌がってる気がしますw
でも、コンビネーションは最高というw
でも、一番、面白かったですw
そんな二人で、最後に幸せに持っていくあたりがw
過去の記憶がよみがえっている故に、今までのストーリーが所所、繋がっていて。
悲しい末路から続いていた切なさから、ほっと安らかになりました。
特に見どころはティティの最後でした。
(そこだけは)さすが最終巻だけあって、一番、感動しました。
4巻全部、読み応えあって、大好きです。
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最終巻は大正任侠編と、現代編。
大正編はそこそこ楽しく読むことが出来ました。
またも身分違いの戀だったんですが、ここは任侠物。
抗争だとか弔い合戦だとか色々とあって、一時は攻様が死んで終わりかと思われたんですが、なんとか一命を取り留め一安心。
なのもつかの間、大正、昭和とくれば、その時代は太平洋戦争ですね。
やっぱりここでもふたりは幸せにはなれませんでした。
で、現代編に話は戻り、エジプトのど真ん中で不時着した飛行機。
ここでティティと蓮、剛将は砂漠のど真ん中で迷子になってしまいます。
そして彷徨った砂漠の中に現れた、あの因縁の始りの古代神殿が姿を現し。
もうね、ティティの最後のシーンに涙がはらりはらりと。
長い長い懺悔の旅にようやく終わりが来たときは、ホントにアケトとセシェンの輪廻に終わりが来たことよりも、ティティの孤独な旅に終わりが来たことの方が嬉しくてたまりませんでした。
エピローグも非常に上手に纏め、全体的に本当にすてきなお話でした。