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・仕事ができる人は自分の感情をコントロールするのが上手いと言われている。一番重要な感情のコントロールは感情的に怒ることをやめるということ
・自分の夢に他人も参加させることがリーダーシップ
・部下は萎縮させるより、調子に乗せること
・タイムマネジメントとは最も大切なことに集中すること。やらないことを決めること。
・大きな夢ビジョンを掲げること
・一番有効な仕事を任せ方は。本人がその仕事に自主的に取り組む状態を作ること
・仕事を任せる時はゴール、目的、ルール、権限の範囲、報告をきちっと伝える
・部下のモチベーションを上げるには、自分たちの仕事が社会に対してどのような貢献をしようとしてるのか理解ができること、書かれた大きな目標に対してチャレンジしていることが確認できること、業務好調で勝ち続けていること。
・業績が良くない部署や会社はコミニケーションが悪い場合がほとんど。
・精鋭の集団を作るための組織の活性化は、共通目標、コミニュケーション、意欲や動機を満たすこと。
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この会社で働いてみたい。そして”コミー文化”を身に着けたい。自分の生き方と方向性が似ていると思った。 「なぜ?」と問い続けること。考え続けること。常に思い違いや誤解があることを想定すること。常に改善し続けること。つまり、自らを更新し続けること。 忙しさに追われていつの間にかできなくなっていることばかりだ。 [more] ・思い込みや決めつけが誤解を招く。「自分の想定と違っていた」ことを見つけたら、それはチャンスだ。絶え間なく「自分と世界の齟齬」を埋めていく作業。 ・ユーザーの役に立つものであれば必ず売れる。だから本当にユーザーの役に立っているかが不安でしょうがない→徹底的に顧客とコミュニケーションし、予断を持たない。 ・売れなかった理由は考えない。たとえ1個でも「なぜ売れたのか」が重要。使ってもらうことが何よりも大事。だから無料で試してもらうことも当たり前。「役に立ったら払ってください」となる。 ・儲けよりも顧客との信頼関係構築を重視する。だから効率は求めない。じっくり丹念に問題を突き詰める。 ・信用こそ財産。 ・「社会的子供」=人間社会で生きてはいるが、自分のことしか考えられない人。「社会的大人」=これまで自分を支えてくれていた様々な人とのつながりに気づき、感謝し、社会のために役立つことを考える人。 ・整理整頓=モノと書類だけでなく、頭の中も。毎朝5分間必ず時間を取る。 ・「DNA要因」「環境要因」「時間要因」。生来の性質と大きく異なることをやろうとしてもうまくいかないし、何より苦痛だ。DNA要因に合う環境に移動するか、環境を変える。その上で時期が合わなければ、機会を待つか、他のことをやる。「適材適所」「人事を尽くして天命を待つ」「急がば回れ」 ・「得手に帆を上げ」(本田宗一郎)得意なことだけやる。 ・「ヌシ化」その人しかわからない、できないことを作らない。誰でもできる、皆が知ってる状態に保つことが最重要。「(人の名前)しか問題」とコミーでは呼ぶ。 ・そのためにはベテランの仕事も聖域化せず、どんなことでも「なぜ?」と問いかけ、ちょっとでも問題だと思ったら新人であっても(むしろフレッシュな新人は貴重)アラームを発することができる、なんでも言いやすい環境にする。 ・「プロ詣で」自分たちに足りないものを無理に何とかしようとせず、その道のプロに指導を仰ぐこと。 ・ロボットのような人は要らない。今やロボットでさえ簡単な状況判断と行動の選択ができるようになっている。人間はより高度な「知的生産」ができないとダメ。PLAN(計画)、DO(行動)、SEE(振り返り)で常に改善あるのみ。 ・社員のコミュニケーションを深めるために、週に一回の「土曜日会議(全員休日出勤日)」を設けている。通常の業務は行わず、ひたすら議論や情報共有。 ・「言葉」を大切にする。 ・短い文章で説明できなければ、それは分かっていないということ。「分ける」は「わかる」に通じる。 ・通じる「言葉」を使う。用語を明確に文章で定義し「用語集」を作り、それを社内で共有する。社員心得の6ページを割き、100以上の用語を定義している。 ・状況が変われば言葉も変わる。用語集は定期的に見直され、再定義される。 ・物語を作る。 ・失敗談、���功事例などに限らず、何か問題を解決したら、その一部始終を「物語」として記述する。文章にすることで思考が整理される。他の社員や新人がその体験を共有できる。 ・物語を作ると、いかにたくさんの人物に支えられていたのかが分かる。 ・「掃除と分類」の物語。用品、不用品、保留品の3分類が大いに効果を発揮した。掃除の大切さ(鍵山秀三郎、イエローハット創設者)から日本式の「心の文化」に気づく。「掃除をする→心が落ち着き、周囲に感謝する余裕が生まれる→役立ち、喜ばれる」のサイクル。一方、欧米式では「契約の文化」で、「ルールを定める→その通りに行動する→評価する」のサイクル。ISO9001が良い例。組織で行動する場合に必要。組織には「和魂洋才」で、両方が備わっているのが望ましい。 ・「ブレスト作り」参加者で一緒にものを作りながらワイワイ話し合う。ブレストともの作りを組み合わせた会議。 ・「無所属の時間」(山本七平)組織からも、時間の流れからも解放され、自由にものを考えられる時間のこと。なぜ?という問いにより、過去・現在・未来がつながる。「?→!→感謝→志」 ・「質問力」相手の思考を促し、問題の本質に迫るための上手な質問がある。
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そこまでやりますか! 感嘆符がつくほど痛快です。少人数だからこそ難しいマネジメントに光をもたらす福音の書。
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鏡で世界一!コミーに学ぶ少人数マネジメント ―
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/191870.html ,
http://www.komy.co.jp/
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なぜ分かり合えないのか?
→ユーザーは作り手が思いもしないことを考えているもの
なぜ買ってくれたのかを深く聞く方が次に繋がる
なぜ?、問題発見、大騒ぎ、文字化、物語化
日常の飽くなき問いが気づきを生み、その発見が他人や社会への感謝に繋がり、そこまで物事を掘り下げることでこれから自分が何をすべきかという志が定まる
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コミーは看板製作から鏡製作の会社へ。その変化の柔軟性こそこの本で書かれている様々な要素が含まれている。以下ポイント抜粋。
・作り手の思い通りに製品を使いこなすユーザーはほとんどいない。だからこそ使用後の調査を大事にする。
・マニュアル、説明書、カタログ等はこれでもかというほど見直し、作り手側ではなくユーザー視点でのよりわかりやすいものを作る努力を怠らない。説明書の文言を社内でどうこう考えるより、本当にわかりやすいか確かめるため、お客様に頼んで目の前で組み立ててもらう。
・信用という財産を作る。コミーなら!という関係性をつくる。そのためには常に相手のことを考えること。
・経験則や前例の惰性から適当に判断するのは危険。「なぜ」、「本当にもっと良い方法はないか」をひたすら問うことが自らを高める唯一の方法。「なぜ」の文化を持つこと、そして浸透させること。
・ロボットになるな。今からやろうとするのは何のための仕事か。それを理解しないままではロボットと変わらない。ロボットは確実に台数分は働くが、それを上回るパワーはでない。対して人間は気まぐれで、人数以下の力になってしまうこともあれば、人数以上の力を発揮できることもある。その以上の力を出す人間だからの手段は、思考すること、コミュニケーションをとること。それににょる改善や組織力のアップである。
・プロセスを物語風に書き残す。それにより、時を超えて経験や思いを共有することができる、最高の教材となる。
・自分以外はお客様と考える。一人一人の社員は、他の社員をときにお客様のように思い、他人にわかりやすい仕事を心がける。
・なぜをトップが繰り返せば、社員は自ら考えるようになる。なぜと問うことこそ仕事の楽しみ。