投稿元:
レビューを見る
カンヌ国際広告祭といえば、捻りが効いていてクスリと笑えるものが受賞するんでしょ?という疑問があったけれど、この本を読んで、その舞台裏は結構大変で複雑なんだなぁと思った。特に今はコマーシャルの方法が千差万別で、しかもそれが有効かどうかという根源的な問い掛けが常にされている状態では、コマーシャルのあり方も刻一刻と変わっていくのだなぁと思った。
でも、前半はカンヌ国際広告祭というものがある、ということを知らないとなかなか興味を持続しづらいと思う。後半は変化していく消費者の好みの中で、コマーシャルの在り方を考えていくという本質的な部分に入っていくので、こちらのほうが興味深かった。コマーシャルって邪魔だよなぁと思われがちななかで、コマーシャルを作る側の思考が伺い知れて面白い。
投稿元:
レビューを見る
カンヌ映画祭の本かと思って適当に図書館で借りたら違った。面白い内容なのかもしれないが、自分とは関係なさ過ぎて読む気がしなかった。積読。
投稿元:
レビューを見る
広告の知識ゼロでもスラスラ読めるのが良い。コミュニケーション方法の変化が広告にも影響を与え、一方的に伝える広告から受け手の感性を重視する広告を感じさせない広告へ、という時代の流れが印象的。色々な工夫が施され我々は意識せずとも広告にさらされている、そんな人によっては当たり前のことを考えさせられる一冊。