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対談なので、あっという間に読めました。でも、中身は結構含蓄
に富んでいて興味深く読ませてもらいました。
コンサルタントが、どんな思考で仕事をしているのかが垣間見れ
ます。
業界のことを知るために専門雑誌を過去2年分イッキに読むと
概ねのことが判る、という話題があってナルホドと思いました。
読後感として私に残ったのは、「もっと自分で考え、もっと学べ」
というメッセージでした。
はい、おっしゃるとおりで。。。
でも「判る」のと「出来る」のには大きな川が横たわっているの
でして。
さらに、この本では、ファクト把握と論理的思考の先に、現場
感覚と人間の情理を掴むことを求めています。
そんな領域まで自分を成長させたいものです。
以下、心に響いたキーワードの一部です。
・リーマンショック以降、「意思決定の力x実行の力=経営の力」
という構図がはっきりした。
・インテリジェンスがビジネスの軸になってくると、価値の源泉
は資本による設備から人に変わってくる。
・弱者主権でやればやるほど、弱者はますますひどくなる。
・最後に問われるのは、やっぱり人間そのもの。
・論理的思考力の勘所は単純。独立と相関の区別、ディメンション
(次元)の統一、因果の強さ。そんなところ。しかし、それだけ
のことがなかなかできない。
・ロジカルシンキングは、相手に承認してもらうためのロジカル
コミュニケーションを伴ってはじめて現実化する。
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日本のトップコンサルタントといえる、波頭さん、冨山さんの対談本。
「本当にプロのコンサルタントになるには」というのがベース。
しかし、話が経営全般、会社の本質などにおよび、そしてここの内容が深い。コンサルを目指さない人でも参考になる。
<めも>
◆経営
意思決定の力×実行の力=経営の力
◆会社
会社は、組織の本能と資本の本能の2重螺旋
資本の本能=バリュー創出で利潤を得る
組織の本質=自己増殖と変化の排除
◆知識、能力
業界紙2年分を読み込めば業界の仕組みと構造が見えてくる
基本的には知識と論理思考力。情理は、ちょっと到達していれば20代は合格。
論理的思考は、スキルでなく筋力
3ヶ月で、修士1つとるぐらい勉強する
◆「ファクト」「論理」「情理」がすべて
論理的に説得できなくてもあきらめず、どうやったら耳を貸してもらえるか考える。
執着心が最大のファクター
●情理は、「情」の理屈。ロジカルシンキングで情理も追求できる
情理は、「情」の理屈。エモーショナルロジックがある。
情理も一つのロジックとするならば、大切なことはとくかくロジカルに考えぬく姿勢に尽
きる
情理を「ロジックが通用しない世界」と思ってしまうと「一筋縄ではいかない」で済ませ
てしまう。
そこで思考をやめてはいけない。ロジックじゃないところに逃げ込んじゃうから。
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友人に勧められて読んだ一冊。
コンサルタントとして活躍されているお二人による対談本。
必ずしもコンサルタント向けというわけではなく、ビジネスパーソンにっとて役立つ内容だと思いました。
論理的思考力は誰にでも必要なもの。出来て当然なものという印象を持ちました。その上で、感情にどう対応していくのかがKSFかと思います。
若手コンサルタントに向けたアドバイス的なものもあるので役に立ちました。
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コンサルタント向けに書かれているので、コンサルタントと縁が無いとイマイチしっくりこないところもある。
ただ、仕事に対する取り組み方には共通する部分もあり、参考にしたい点もある。
一番印象に残ったのは、以前のコンサルティングと言えば、「大きな戦略を提示しておしまい、実践はクライアントで考えてね」で十分に稼げていたのだが、今は戦略自体を思いつくだけではクライアントは納得せず、具体的に現場を動かす「執行力」というものまでコンサルには求められている、というところ。
プランを提示すること以上に、人を動かす、モチベートする、という活動の重要性が高まっているようだ。
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とにかく中身が濃い対談本。コンサルとは何ぞや?がうかがい知れます。この二人が体系的なコンサルの教科書書いたら面白そう。
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まずは論理的思考を取り入れる筋トレ。この積み重ねがコンサルのファンデイションをつくり、そのあとに経験が上澄みとして入っていく。経験だけでまわすことも出来るけど、それは、毎日の筋トレがベースにあるから。
だから一つ一つにこだわり、自分の目で、他者からの評価を受けいれて成長することを繰り返しながらコンサルとしての自分の形を作っていくべき。という非常に筋の通った話で、なおかつ具体例なども出ていて参考になる。
これからコンサルを目指そうという若い人むけの本だが、コンサルに成り立て36歳にもできるのだろうか、というかそれをキャッチアップする努力をしなくてはいけないと強く思った。
普通の企業にも優秀な人はたくさんいるし、コンサルを依頼する部署というのは少ない。たいていがリサーチで、判断するのは私達で、ということが多々ある(特に弊社の場合)。何のためのリサーチなのか、なぜリサーチをすることになったのか、その前提は?ということを突き詰めて考えて、方向性を決めてリサーチを新ためて設計する形にし、分析の結果を踏まえてどうアクションしていくか、そこにリアリティがあるのかを突き詰めていかなくてはいけないと思う。幸い、ECにおける泥臭いことは10年やってきた。この経験を活かさない手はないし、自分だけのコンサルの形を作るためにも日々勉強する必要があると強く感じた。
コンサルだけじゃなくても勉強するということで、経営者意識で働くためにも大切なことは何か、あなたが社内政治という言葉で語られているものの裏になにがあるのか、どうしてそのような状態になっているかまでしっかり考えて、自分はどうすべきか、でも今はこれしかできない、ということをきちんと理解して働くだけでも、10年後何も考えないでチャート製作に没頭していた人よりは数段違いが出ていることだろう。と信じたい。
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流石の内容ですし読んでいても面白いですが、
このふたりの本をそれぞれ読んだことある人には、
やや発見の少ない本ではあると思います。
わりとスタンスも近いところがあり却って相乗効果は少なかったかなと。
とは言え、逆に言えばそれぞれの良いところが削られている訳でもないので、
どちらも知らないという人にはお得な一冊だと思います。
おふたりともすっと筋が通っているのでそこは良いですね。
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3ヶ月でマスター1本取得するつもりで勉強する。情理の前に論理を身に着ける。それが20代で器を広げることになる。一分一秒を惜しまず、睡眠時間を削り、インプットとアウトプットに時間を割く。
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コンサルタントを目指す人が、というよりもビジネスマンが読むべき本。
とても面白い。
ただ内容は覚えてない。。。
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この本を読むまでこの二人のことは知らなかったのだが、いかにもコンサルタント的な知的会話の応酬と行った対談形式が面白い。世の中一般に第一印象で語られがちな、"所詮コンサルは・・・"といわれるコンサルタントとは一線を画す、ビジネスで変化を起こして成果を生むタイプの本来的な意味でのコンサルタントであることを伺わせる。僕自身もそういった本物のコンサルタントと仕事をご一緒させて頂いたことがあるのでよく分かるが、彼らは本当に勉強して半端ない仕事量・・・この場合の仕事とはデスクワークではなく、とにかく「考えて考えて考え続ける」という意味での仕事・・・をこなしている。
ここまで自分を追い込めるかどうかは、若いときにその基礎動作が癖として出来ているかどうか、というようなことを本の中でも語られている。
厳しいが、おっしゃる通り。
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一流のコンサルによるコンサル志望者向けの本。四半期に一回修論を取るくらいのつもりで鍛錬を続けるべし。
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現役のコンサルタント2名の対談のような形式で描かれている。
時代の流れから、ただ、戦略を立てるだけでは勝てる時代は終わっており、実行に落とすまでのスピードや、経営という真理についての話に触れている。
浅いですが、企業の戦略的取り組みの事例や、その際に生じる軋轢などが紹介されていました。
コンサルタントとして力をつけるための一説で、かなり体育会系の話が出ており、論理性の高い業界の人ですら、ビジネスで力をつけるためには、ある程度の高負荷が必要だということを言っている点が興味深かったです。
論理力は筋肉みたいなもので、トレーニングをすると付く。というのも印象深かったです。
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知識や技術だけではやって行けない分野の仕事。
商工ローンに興味を持つ顧客のために、自腹でお金を借りてみて、調査内容や営業トークなどの情報を仕入れ、返済遅延するとどうなるか、体を張ってためすだけの好奇心と胆力があるかどうか?
机に向かって統計とパワポをイジっているイメージですが、そういう作業は、本当に仕事の10%もないんですね。
大概の仕事のイメージなんてそんなもんなんですが。