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日高さんの「花は咲くか」が好きで、こちらも気にはなっていたものの、表紙から漂う暗い雰囲気と時代物なのにハードルを感じてずっと購入をためらってましたが、今回1~4巻まで一気買い。
なんで早く読まなかったのかと軽く後悔しました。
やっぱり日高さんの作品は面白い!
「襲爵」とか「陞爵」とか歴史ものに疎い私にとっては難しい言葉が出てきますが、そんなのはどうでもよくなるくらい、ストーリーとか繊細な心理描写に引き込まれます。
まだ1巻は二人の気持ちが通い合う前なのでプロローグな感じですが、ここから2巻以降の萌えに繋がりますw
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ジャンル問わずレトロが大好きなのですが、BLのレトロは正直駄目なものが多く、人気のあるこの話が自分が一番好きな明治の話だとわかっていたのですが、何となく手が出ませんでした。
早く読めば良かった!!
何ですか!このしっかりした話。
作画はさる事ながら、話もしっかりしていて素晴らしいです!
自分はレトロ好きとはいえ、華族の相続関係はさほど詳しくありません。
本当に正しい話なのかそういった事は分かりませんが、多少のズレがあったとしてもそれを感じさせない説得力のある話です。
あと、執事はかくあるべき。
秋葉原のメイドさんと共に何だか間違った執事が溢れている気がしますが、年齢は足らずとも執事はこうでなくては!
背景や小物、服装も丁寧に描かれていてたまらないです!
着物が間違ってないBLって貴重です(感涙)
主人公と桂木さんの年の差は10歳ちょっとでしょうか。
暁人さんが育ったら、何故かいきなり桂木さんが前髪を下ろし始めて(何か意味があるんでしょうか??)若返ってしまったので、あまり年の差のある二人に見えなくなってしまいました。
いいところで終わりましたが、後から転んだ利点は続きを待たなくていいところです。良かった(笑)
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父の死後、10歳にして久世子爵家当主の座を継ぐことになった暁人。家令兼教育係は、
父の遺言で全権を委ねられた桂木だ。久世の分家筋の出身で、父の信頼厚かった桂木は、
社交界でも一目置かれる美貌のやり手だが、実は特権階級へは批判的。しかも暁人には
冷たいほど厳しくて…!?
人気急上昇中の著者、初の連載作品がコミックス化!! 若き子爵×美貌の執事のクラシカル・ロマンス
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今まで短編のものを読んでばかりいたので
とても深く感じました。
それにしても、ツンツンしてるなぁと(笑)
これ、ここからどう深くなっていくの?と
気になります。
次巻楽しみです。
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ストーリーテラー。日高ショーコさん、絵もお話も、キャラクターも丁寧に、BLの萌えどころ、盛り上げどころだけ詰めといた!そこを楽しんで!的な作品ではなく、物語一つをゆっくり、同じ感情、同じ速度で追いかけていける、雰囲気、深く作りこまれているキャラクター、どの作品もこの作家さんなら何の心配もない。安定感、安心感、そういう抜群の信頼をくれる、数少ない作家さん。
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日高先生の代表作とも言える有名なシリーズ。
買ったものの、今まで読まなかったのは不思議しかない。
華族x主従関係、という設定だけでも面白そうなのに、桂木のあの冷静で淡々としている雰囲気に惹かれてしまったな。
彼は一体、どんな過去を背負っていて、久世家にはどんな思いを抱いているのだろう。
じっくり続きを読ませて頂きたい。
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高評価で絵も綺麗で時代設定も良さそうなので読んでみたけど、入り込めないまま読み終わってしまった。自分には合わなかった。
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えっぐっっ!めっちゃ好きだ。時代ものと主従関係の複雑さがほんとにいい。そこにこそ光る萌がある
日高先生のストーリー構成力と色気のある綺麗な作画がたまらん
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当初は「所詮は明治の上流階級者の痴情のもつれやん」とナメていたが、改めて全巻読み直してみたら鹿鳴館のような「上流階級者の腹黒い駆引合戦」というドラマ性が見えて、うーむ……と唸った。
桂木の「誰の子なんだ?問題」のナゾがいい感じで物語の軸になっている。
ここまで重厚な人間ドラマを描いていたら、別にBLでなくても良いんじゃないか?と思ったが、当時の女性の社会的権利を考えれば(暁人も桂木も女性だったら、あそこまで好き勝手に動けないので)、確かにきついなぁ。
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・年下×年上(歳の差)
・子爵家の若当主× 子爵家の家老
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攻:久世暁人(10歳→17歳)
久世家の若当主。
桂木にスパルタ教育を受けて育つ。学校では首席。亡き父親の考えを古いと思っていて、身分で優劣を決めない、新しい時代を作りたいと思ってる。
両親が死んでひとり心細い幼少期に、心の拠り所が桂木しかいなかった。桂木は基本冷たいように見えるけど優しいところもあり、この人に認められたい→隣を並んで歩きたいと望むようになる。
桂木は自分を全く見ないので取引関係としてセフレになる。
受:桂木智之(21歳→28歳)たぶん
久世家の家老。
今は亡き先代(暁人の父親)を慕っていて、暁人が当主になってからは家老として役割を果たしながらもどこか距離を置き冷たい態度。
金や権力の為なら、男女相手関係なくビジネス相手と情夫になる一面も。
普段は冷静沈着で頭脳明晰なのに暁人のことになると感情を爆発させたりする。
色々あって暁人のことを嫌っていた。
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メモ
・一巻の表紙見た時、絵好みじゃないかも‥?って思ってたけど杞憂だった。最高だ!
・明治・大正だからこその貴族たちの争いとか、序列やそれぞれの複雑な関係がある
・夜明け 不朽の名作
・登場人物多いけど、ファンブックに相関図あるから最後にみるとなるほど〜ってなる
・桂木がどんどん暁人に惹かれていって自分からキスしたりしちゃうのが凄くいい